2008年6月30日01:22

June 29 Shibuya demonstration broke up police guard for G8 Summit

6・29渋谷デモ、サミット戒厳体制をズタズタに粉砕!

 6月29日、動労千葉が呼びかけたサミット粉砕の全国労働者総決起集会には2150人が結集した。警察権力は渋谷駅前を通るデモコースを不許可とし、会場周辺に多数の機動隊を配置し総力を挙げた弾圧体制で臨んだ。だが労働者の怒りと団結の力を抑え込むことなどできなかった。「デモ禁止、上等じゃないか!」。意気天を衝くアジテーションが響き渡り、必死に押しとどめる機動隊の壁を打ち破り、デモ隊が渋谷の街に飛び出した。デモ隊は固くスクラムを組んで渋谷駅前に向かった。機動隊や公安刑事どもはひたすら防戦一方だ。警察は不当にも8人の労働者・学生を逮捕したが、デモ隊はいよいよスクラムを固く組み、終始攻勢をとり、権力を圧倒し続けた。サミット戒厳体制はズタズタにされた。「今日のデモに完全勝利したぞっー!」――解散地で青年労働者が高らかに勝ちどきの声をあげた。勝利感あふれる笑顔がはじけた。団結した労働者は絶対に負けない! 6・29渋谷デモは、このことを全国、全世界の労働者に示したのだ。 (写真集へ)
 

 この日の集会は、朝から降り続く雨をついて、労働者・学生が続々と集まり、代々木公園野外ステージの前を埋めた。基調報告に立った動労千葉の田中康宏委員長は、サミットとその戒厳体制を激しく弾劾し、「労働者の怒りははちきれる寸前だ。この怒りに火をつけ、団結を組織するのがわれわれの仕事だ。今こそ闘う労働組合が時代の最前線に躍り出よう!」と訴えた。 5・28~29法大決起を闘い抜いて奪還された全学連の学生、決死のハンストに決起した法大生、辺野古で闘う青年労働者が、「逮捕覚悟で闘おう!」と檄を発した。国鉄、教労、全逓、自治体、医療その他の職場で非和解の闘いを始めた労働者が、自らの職場闘争とG8サミットへの怒りを語った。連帯のあいさつとして、三里塚反対同盟の北原鉱治事務局長、憲法と人権の日弁連をめざす会の武内更一弁護士、部落解放同盟全国連西郡支部などから決意あふれる訴えが行われた。 次は7・6札幌だ! さらなる怒りを結集し札幌現地に総結集しよう

 

 

 

 

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