2010年1月25日15:35

国労共闘の仲間先頭に、1・23米子で国鉄集会

 1月23日、伯備線事故弾劾4周年闘争に決起した仲間は、JR米子支社への抗議行動後、米子コンベンションセンターに移動して集会を開いた。動労西日本の仲間が司会を務め、地元・米子の国労共闘の仲間が基調報告を簡潔明瞭に行った。さらに関西の国労5・27臨大闘争弾圧裁判の東、小泉両被告の勝利感とユーモア一杯の特別報告の後、動労西日本の山田副委員長が不当処分撤回の労働委員会闘争の開始をアピールした。さらに社保庁解雇撤回闘争を闘う平口さんや大阪から駆けつけた八尾北医療センター労組の労働者、広島大学の全学連の学生が、新自由主義と民営化・労組破壊に対して断固闘おうと訴えた。秋田闘争団の小玉忠憲さんからのメッセージが紹介された。

 そして、集会の開催を聞いて駆けつけた60年安保・70年安保沖縄闘争を闘った山陰の闘士が、日本共産党=スターリン主義の腐敗と堕落、反労働者性を徹底的に暴露・弾劾し抜いた上で、「労働者は救済の対象では断じてない。解放の主体だ。ここに闘いの軸をおかないで、どうして勝てるのか。皆さんの闘いに期待している」と熱い連帯のアピールを発した。
 国労共闘米子の仲間が決意表明を行った後、まとめの発言に立った動労西日本の大江委員長が、「格差と貧困の現状は、国鉄分割・民営化から始まり今や社会を覆い尽くしている。労働者は闘わないと生きられない。この闘いの基軸にすわるのは国鉄労働運動である。国鉄-JRで起きている現状は4大産別を始めあらゆる産別での状況と同じだ。国鉄労働運動は単に労働運動であるだけでなく、社会を変える革命運動だ。この闘いを爆発させることが労働者の勝利に、未来につながっている。私たちが呼びかける2・13集会に大結集してほしい」と熱烈に訴えた。そして「団結ガンバロー」で集会を締めくくった。
 翌24日は事故当日。山陰のたたかう労働者は、JR西労組のペテン的な「安全の集い」に集まる労働者に対して、断固として2・13タブロイド版資料を配布するたたかいに決起した(写真下)。ここでは青年労働者に圧倒的にタブロイド紙が渡されて、注目を浴びた。米子でも2・13集会の宣伝戦が始まった!
 2・13に向けて、動労千葉は決戦本番に突入した。民主党・連合結託政権を打倒する2・13集会に職場・地域から総結集し、5000人の団結を代々木公園につくり出して、JR体制の要=JR東日本本社にデモで攻め上ろう! JR体制を粉砕して鳩山内閣を打倒しよう。(O・T)

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