2010年2月28日23:35

社保労組解散大会に徹底弾劾の嵐たたきつける!

 2月27日、全国労組交流センター自治体労働者部会と茨城県労組交流センターを中心とする闘う労働者50人は、自治労社会保険職員労組解散大会弾劾行動に立った。被解雇者を排除して新労組を結成し、元の労組の解散大会を開き、解雇撤回闘争への取り組みを放棄する――このような労組としてあるまじき暴挙を許してはならない。解散大会は無効だ。決起した仲間は怒りに燃え、「社保労組解散絶対反対! JR全面外注化阻止・1047名解雇撤回! 社保525人解雇撤回! 道州制・民営化=公務員360万人首切り阻止! 自治労本部打倒・民主党連合政権打倒!」を掲げて国際会議場の前に登場した。

 大会会場2カ所の入り口を45人の態勢で完全に制圧、本部執行部の制動をぶっ飛ばしてアジテーションとビラ配布、会場前集会、シュプレヒコールを貫徹した。労組交流センター自治体労働者部会の「525名の解雇撤回! 組合の旗を守れ 社保労組福山分会・平口雅明さんと共に闘おう」と題したビラをはじめ3種類のビラのセット300部、平口さんの社保労組への申入書が、ごく一部の極悪幹部を除いて圧倒的に受け取られた。大会参加者はビラを真剣に読みながら会場に入っていく。
 就職説明会に来ていた男性、国際会議場職員の女性らがビラを見て「解雇撤回、書いてあるとおり」「私も賛成します」と共感し署名した。みな雇い止め・首切り・不安定雇用の横行に怒り、闘う労働組合を求めている。喫煙所に集まる大会代議員らにビラを渡しながら「被解雇者を排除して新組合を結成してよいのか」と追及すると「おれも被処分者だ」と居直る。屈服して残って仲間の首を切る腐った幹部だ。
 午後1時半、平口さんを先頭に社保労組への申し入れ行動に立った。大会受付前で「分限免職者を排除した解散大会は無効だ」と申入書を読み上げた。本部執行委員らが続々と出てきて排除にかかる。平口さんに対し「お前は09年12月31日で組合員じゃなくなったんだ」との暴論を吐く。闘う者の排除だ。当局が首を切ったら組合も首を切るのか!? 彼らのいう解散大会さえこれからではないか。本部執行部は当局の側に立っていることが自己暴露された。怒りが爆発した。執行委員らは結局、平口さんが組合員であることは認めたが、平口さんに「そこに立ってろ」とまたも暴言。さらに徹底的に弾劾・追及した。執行委員らは「大会議事の妨害になる」と無内容な対応しかできない。われわれの正義性と、本部の労働組合としてあるまじき姿が完全に明らかになった。
 会議場前で、平口さんが申し入れ行動をめぐる攻防を報告。全員が沸き立った。体制内労組幹部の裏切りと不正義性に怒りと戦闘精神が倍増、一人の首切りも許さない原則で闘う自らに圧倒的な確信をもった。大恐慌下で闘う者と裏切り逃亡する者との分岐はますます鮮明になってくる。
 つくば市内の会場で国鉄・社保決戦総決起集会を開いた。茨城県職の青年の司会で佐藤賢一・自治体労働者部会代表が基調報告。平口雅明さんが特別報告。地元労組として動労水戸の木村郁夫書記長、労組交流センター女性部の辻川あつ子さん、東京から参加した中野区職、立川市職、青年労働者として仙台市職、茨城県職、越谷市職の労働者が次々発言、自治労横浜の庄山正さんがまとめを行い、団結がんばろうを行った。国鉄・社保決戦へ新たな戦闘宣言が発せられた。3・20闘争の爆発へ進撃しよう。(K)

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