2010年4月28日02:32

八戸市で沖縄に連帯する街頭宣伝、1時間半で署名31筆!

 4月24日、青森県八戸市中心街で百万人署名運動・青森県連絡会の仲間が、4・25沖縄県民大会に10万人の結集で闘った沖縄労働者人民と連帯して、街頭宣伝を行いました。1時間半で31筆の署名を集め、400枚のビラを撒きました。「ウソつき鳩山政権ぶっ飛ばそう」の訴えに、多くの署名者が「そうだそうだ!」と怒りを表明。男子高校生は、率直に「基地っていらないですよね」と。その通り! 戦争のための基地はそもそもいらない。「学校の前でやればいいんじゃないですか」とも。確かに! 学校の前でも工場の前でも市役所の前でも、職場でも団地でも、地区でもどこでも署名を集め、討論しようということです。革命に突き進む新たな安保・沖縄闘争を自分の周りからつくりあげていこう。

 署名討論の中では、「青森には三沢基地もあるし、人ごとじゃない」と言ってくる人も数人いました。また「日米安保なくなったら、どう日本を守るんだ」「北朝鮮に対する防衛は」という話がやはり出てきました。日米安保は侵略のための軍事同盟であり、これまでも沖縄や三沢から、ベトナム、湾岸戦争、イラク・アフガニスタンに海兵隊、戦闘機が出て行って、本来仲間であるアジアの労働者人民を殺している。そんな体制はいらない、否粉砕しなければならない。労働者は国境を越えて団結できる。そうマイクで訴えました。
 今回の街宣では、「賛同はするけど署名は書けない」という年配の方が2人いて、男性の方は、「書いたら首になっちゃう」と言ってきました。それに対して、「一人じゃ弱い存在かもしれないけど、その労働者が団結したら勝てるんですよ!」と訴えたら、うなずいてくれました。
 圧倒的にビラが受け取られ、署名が集まると同時に、どうなんだろう?と一歩引いてこちらを見ている雰囲気も混在します。闘う団結が求められている。闘う労働組合をつくりだすこと、それを軸とした団結を地域につくり出すこと、そして何よりも群れになった青年労働者・学生の登場こそが、怒りをストレートに解き放つと思います。国鉄決戦と安保・沖縄闘争の一体的推進で粘り強い組織化をしていく中に勝利がある。マグマは至る所で噴出しつつ、次の噴出とさらに爆発へとエネルギーが蓄積されています。
 県内はどこでも繁華街が閑散としています。郊外に全国一律・同一系列の大型ショッピングセンターがつくられ、青年の多くは車で郊外に出ます。また金も車もなく家にいる青年も多いと思います。どう街宣をやり組織していくか。時代に対応した闘いが必要です。試行錯誤しながら闘いを進めて行きます。(青森・W)

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