2010年5月11日19:22

沖縄と連帯し米軍三沢基地前で反戦・反基地街宣

 5月9日、とめよう戦争への道!百万人署名運動・青森県連絡会の仲間が県内から三沢市に結集し、米軍三沢基地の正面ゲート前交差点にて、沖縄の闘いと連帯する反戦・反基地街宣を闘い抜きました。イラク、アフガニスタンでは現在も戦争が継続されています。三沢基地の米軍戦闘機はイラクやアフガニスタン爆撃の任務についています。この戦争によって200万人以上の労働者人民が殺されています。絶対に許せない。私たちは、「戦争を直ちにやめろ! イラク・アフガン戦争は石油資本、資本家たちのための不正義の戦争だ。戦争遂行を拒否しよう。基地労働者と兵士は侵略の銃を握らず、立ち上がろう」と訴えました。

 正面ゲートからは多くの米兵やその家族が車で出入りしています。こちらをじっと見つめて通る米兵、目をそらし車のスピードを上げて通る米兵など、反応は様々でした。ここ数年、県内では米兵関係の事件・事故の報道が増えています。飲酒状態での車両事故や強制わいせつ、民家侵入など。三沢基地と太平洋側の車力村に配備されたXバンドレーダーの基地に所属している軍属(民間軍事会社の傭兵だと思われる)が、連続的に事件・事故を起こしたのです。米軍再編と自衛隊一体化の攻撃、イラク・アフガニスタン戦争の結果であり、日米安保体制の問題です。
 さびれた旧商店街を立て直そうと造られた新商店街「アメリカ村」がゲート前から延びていますが、歩行者はほとんどいず、閑散としています。施設には募集してもテナントが入らず、経営危機が問題になっています。泉佐野財政破綻の問題はどこでも起きてきます。「このままでは生きていけない。安保粉砕・基地撤去、労働者・兵士の団結で、戦争ではない、生きる道を切り開こう!」と訴えました。大恐慌下戦争と大失業に対決し、新たな国鉄決戦と安保・沖縄闘争を切り開こう。(青森・W)

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