No394号 2009年394号(2009年6月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2389号 9面記事より)
ガザで何がおきたか
08年末から09年初頭にかけてのイスラエル軍のガザ侵略戦争は、米帝・イスラエルの中東支配の大崩壊という末期的危機を象徴的に示すものであった。イスラエルを凶暴極まりない侵攻作戦に駆り立てたのは、まさにこの危機の激化という現実だ。
第1章では、徹底的な報道管制によって隠蔽(いんぺい)されたガザ侵略戦争の恐るべき実態について全面的に暴露した。3万人の陸海空軍による無差別空爆、砲撃、さまざまな非人道的兵器を投入した1434人のパレスチナ人民の虐殺作戦を徹底的に弾劾している。またそれに屈しなかったパレスチナ人民の闘いの勝利の地平も明らかにした。
第2章では、国際反戦闘争のかつてない規模での爆発と、イスラエルにおけるパレスチナ人とユダヤ人の共同闘争の発展こそが、イスラエルを追い詰め、撤退を余儀なくさせた重大な要因であることを明らかにした。
第3章では、パレスチナ問題とシオニズムに対していかなる態度をとるのかが、国際階級闘争の試金石となっていることを明らかにした。その革命的発展は、パレスチナ問題に対する断固たる革命的視点を持っているか否かに規定されるのである。
翻訳資料は、特集の内容を補足する重要な資料である。

No393号 (2009年4月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2386号 5面記事より)
道州制攻撃とは何か
日帝ブルジョアジーは、世界大恐慌によって資本主義が崩壊のふちに立たされたところから道州制攻撃の大反革命に出ている。橋下大阪府知事がその先兵だ。道州制攻撃との闘いは、改憲と戦争国家化攻撃との対決であり、09年の最大の激突点になっている。
第1章は、道州制そのものについて、日本経団連の道州制提言を批判する形で展開している。核心は360万人の公務員全員のいったん全員解雇・選別再雇用 で自治労・日教組を解体すること、自治体の丸ごと民営化だ。さらに道州とは何か、基礎自治体とは何かについて明らかにしている。
第2章は、橋下の約1年間の言動を取り上げ弾劾している。“大阪発の自治体経営革命”を掲げ、自治体丸ごと民営化の立場から府職労働者への大幅賃下げ攻撃、「分限免職は厳格適用」なる教育労働者への攻撃をかけ、他方では関空などで財界への大盤振る舞いをしてきた。
第3章では、橋下打倒の火柱が3・6大阪府庁前行動であがったこと、橋下の民営化攻撃との対決が市営病院をめぐって激化していること、ここで自治労本部との激烈な攻防が展開されていることを明らかにしている。
資料として日本経団連の道州制第1次提言、第2次提言、関西経済同友会提言を載せた。

No392号 2009年392号(2009年4月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2381号 5面記事より)
米労働者の反乱開始
世界大恐慌の震源地であるアメリカでは、オバマが登場し、景気対策を打ち出しているが、株価の下落に歯止めがかからず、恐慌は深まるばかりだ。基軸帝国主義の大没落は、資本主義300年の終わりを決定づけている。
第1章は、全世界を制圧してきた巨大な米ブルジョアジーが倒産の危機に見舞われ権威が失墜していること、オバマの挙国一致のめっきもはがれ、「バイ・アメリカン」の保護主義にすがる米帝の絶望的危機を暴いている。
第2章は、倒産攻撃にさらされたUAW(全米自動車労組)組合員が本部の裏切りに怒り、闘いを開始していること、SEIU(サービス従業員国際労組)でも本部の裏切りに職場からの反乱が起きていることなど、体制内派との激突を述べている。
第3章は、イスラエルのガザ侵攻は、アメリカ労働者階級の大デモを呼び起こしたが、米帝の世界支配、国内階級支配の要をなしてきたイスラエル(シオニスト)結託体制が、戦略的弱点に転化してきていることを突き出している。
翻訳資料は、「予算削減に抗議するロサンゼルス教育労働者」と「民営化と闘うシカゴの教育労働者」の2本。今号から始まった「世界の労働組合」は、AFL−CIO(米労働総同盟・産業別組合会議)を取り上げている。
表紙の写真 ガザ侵略抗議のデモ(1月10日 サンフランシスコ)
裏表紙の写真 シットダウンで闘う労働者(08 年12月 シカゴ)

No391号 (2009年3月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2377号 5面記事より)
大恐慌を世界革命へ
今号から『コミューン』を『国際労働運動』と改題した。その第1号の特集は「『生きさせろ!』ゼネスト春闘へ」である。
世界大恐慌は労働者に災厄をもたらすだけではない。「資本主義の終わりの始まり」であり、プロレタリア世界革命の絶好のチャンスである。第1章は、そうした世界大恐慌の様相を米帝経済を中心に分析し、また日帝経済も壊滅的であり、「派遣切り」から正社員の削減へとリストラが進んでいること、「ワークシェアリング」の名のもとに賃下げが強行されていることを弾劾している。
第2章は、日本経団連の「経営労働政策委員会報告」を全面批判している。「労使一丸」で連合指導部を抱き込み、雇用破壊、賃下げを強行しようとしていることを暴いている。
第3章は、そうした攻撃に立ち向かう階級的労働運動の路線について、動労千葉の中野洋前委員長の新版『甦る労働組合』に学びつつ、革命的な時代認識と労働組合論をはっきりさせ、動労千葉とともにストライキに立ち上がることを呼びかけている。
「ニューズ&レビュー」を充実させ、韓国、ヨーロッパ、パレスチナの3本とし、「世界経済の焦点」「国際労働運動の暦」欄を新設した。昨年発表された革共同の国際連帯アピールも収録した。
表紙の写真 ガザ侵略抗議のデモ(1月10日 サンフランシスコ)
裏表紙の写真 シットダウンで闘う労働者(08 年12月 シカゴ)

No390号 (2009年1月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2370号 4面記事より)
中国人民の大反乱
世界金融大恐慌の直撃を受け、中国経済は輸出減退と、バブル崩壊に直面している。工場閉鎖が相次ぎ、労働者階級人民のストライキや暴動が頻発している。中国スターリン主義は新自由主義政策を満展開し、「資本主義国家も顔負けの資本家寄り」と言われるほど労働者農民に対する搾取の限りをつくしてきた。噴出する労働者農民の怒りは必ず中国スターリン主義打倒の中国第2革命にのぼりつめていく。
第1章は、「世界金融大恐慌の直撃受け陥没する中国経済」で、世界大恐慌の真っ只中にある中国経済の危機の諸様相と爆発する人民の闘いを伝えている。
第2章は、「WTO加盟後に一挙拡大した貧富の2極分化」で、改革・開放政策の行き詰まりを、胡錦涛政権が体制護持をかけて成長路線を推進してきたが、今や完全に破綻していることを暴いている。
第3章は、「中国スターリン主義の労働者支配の要=工会」で、中国労働者階級にとって今や労働者統制の要である総工会(労働組合)支配の打倒が問題になっていること、その闘いが始まっていることを描いている。
翻訳資料は、イランの労働者階級の闘いに関する「イラン労働者支援国際連合」の資料。激しい弾圧に屈せずストライキとデモで闘う労働者の現状が生き生きと伝わる。
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