No408号 (2010年8月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2446号 8面記事より)
核戦争構えるオバマ
現在、米帝オバマは昨年のプラハ演説以来の「核軍縮」の大ペテンを弄(ろう)しながら核戦争政策を一挙に加速している。菅民主党政権も5・28日米共同声明を確認した上で、日本の核武装に向かって「もんじゅ」再稼働を始めとする攻撃を進めている。世界大恐慌が深化するなか、帝国主義は生き残りをかけて世界戦争に向かっている。だが全世界を覆う戦争と大失業の攻撃に対して労働者がストライキで闘っている。
今年被爆65周年を迎える8月広島−長崎反戦反核闘争は、帝国主義と残存スターリン主義による世界戦争・世界核戦争への道を、闘う労働者階級の国際的団結で粉砕する展望を切り開く闘いだ。
第1章は、オバマの核政策が、世界大恐慌という帝国主義の最末期の危機において、結局のところ核独占と世界核戦争を目指していることを怒りを込めて暴いている。
第2章は、日米安保体制とは、米軍を主柱とする日米帝のアジア侵略戦争体制であると同時に核戦争体制であること、その最大の実体が沖縄の米軍基地であることを明らかにしている。
第3章は、全世界の労働者階級の国際連帯の発展こそ日米安保粉砕・沖縄奪還の道であり、核と核戦争をなくす闘いであることを提起している。

No400号 (2009年12月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2414号 5面記事より)
激化する日米争闘戦
11月12日、米大統領オバマが来日する。世界大恐慌の中で、日米軍事同盟を強化し、アジアと世界に侵略戦争を拡大し、世界戦争に向かうためだ。鳩山政権は、8・30で自民党を打倒した労働者人民の怒りに応えるかのように装いながら絶体絶命の危機にあえぐ日帝を救済する反革命政権だ。連合幹部を政権の中に取り込み、労働者を裏切り、日米同盟を強化し、東アジア共同体を唱え、アジア侵略戦争と世界戦争に突っ走ろうとする自民党以上の戦争政権だ。
第1章は、イラク・アフガニスタン侵略戦争の泥沼化と敗北にもかかわらず、イラン、北朝鮮へ侵略戦争を拡大しようとしている米帝の最末期的姿を断罪している。
第2章は、民主党・連合政権の安保・外交政策の2本柱である「対等な日米同盟」と「東アジア共同体」構想を全面的に批判している。特に小沢の国連中心主義は、アフガニスタン・ISAF(国際治安部隊)軍への自衛隊派兵を推進する侵略戦争政策であり、徹底的に弾劾している。
第3章は、7月サンフランシスコ国際会議で一挙に前進した国際労働運動の切り開かれた地平について述べている。
翻訳資料として「中国初期労働運動」を取り上げた。1923年2月7日に起きた京漢鉄道の大ストライキの記録である。
No399号 (2009年11月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2410号 7面記事より)
8学生を取り戻そう
暴力行為等処罰法による弾圧で起訴された8学生が今なお獄中で闘っている。「8学生の釈放を求める全国声明運動」を軸に早期奪還の運動が前進している。暴処法弾圧を粉砕し、法大闘争の爆発的な飛躍を実現するためには、8学生の早期奪還が絶対の課題だ。
第1章は「監獄大学・法政大の実態」。この3年半の間にのべ110人が逮捕、33人が起訴された。学内ではジャージ部隊、学外では警視庁公安部の弾圧が毎日のように繰り返された。しかし法大闘争はこれらの大弾圧を粉砕し、学生運動の復権を全社会にとどろかせるに至っている。なぜか。その疑問に全面的に答えている。
第2章は「『教育の民営化』」絶対反対」。新自由主義は「教育の民営化」を推進してきた。恩田君は「新自由主義大学は、大学を滅ぼし、権威を破壊し、人権を踏みにじる。教育を商品化し、文化の多様性を否定し、人間の自尊心を踏みにじる」と言った。その意味を全面的に明らかにした。
第3章は「8学生奪還を1万結集の武器に」。暴処法弾圧を徹底的に弾劾し、8学生奪還の「全国声明運動」を11月労働者集会と一体のものとして全力で展開しようと呼びかけている。
資料として「8学生の釈放を求める全国声明」「法大闘争年表」がある。

No398号 (2009年10月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2406号 7面記事より)
画期的な国際連帯へ
7月2〜7日、動労千葉訪米団がアメリカ・サンフランシスコを訪問した。1934年のゼネストから75周年を迎え、「過去の教訓を今に生かそう」と、ILWU(国際港湾倉庫労働組合)ローカル10などが呼びかけた国際労働者会議に参加するためだ。
会議には米日韓を始め、ブラジル、トルコ、イタリア、フィリピンの代表が参加し、大恐慌下、各国で体制内労働運動と対決し、社会主義をめざす労働運動を展開していることが明らかになった。そして、動労千葉の提出した3項目(@1047名闘争支援、A法大闘争支援、B11月労働者集会への結集)が唯一の決議事項になったように、動労千葉労働運動が世界に通用することが鮮明になった。
特集の第1章では、動労千葉発行の『世界に翔びたとう10』をふまえ、訪米団の行動の概略を、国際会議を中心にまとめた。
第2章では、新たなインターナショナルの萌芽というべき国際連帯の意義について論じた。そこでの動労千葉の牽引(けんいん)力は特筆に値する。
第3章は、同時期にサンディエゴで開かれたNEA(全米教育協会)の大会に合わせて、全国労組交流センター教育労働者部会がUTLA(ロサンゼルス統一教組)の闘う教育労働者と交流した行動の記録である。

No397号 (2009年9月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2402号 8面記事より)
双龍闘争勝利の展望
韓国の民主労総金属労組双龍(サンヨン)自動車支部の平沢(ピョンテク)工場占拠ストライキは7月29日、激烈な階級戦争10日目の朝を迎えた。この闘いは、大恐慌下に労働者がいかに闘うべきか、全世界の労働者に熱列に訴えている。
第1章は、双龍自動車ストライキの経緯を詳しく述べている。双龍自動車は4月8日、2646人の整理解雇方針を打ち出した。労働者は、高さ70bの煙突籠城(ろうじょう)闘争に突入、5月22日に組合員800人が平沢工場で無期限全面ストに突入した。会社はスト破壊策動に走り、警察権力、会社側「救社隊」、暴力ガードマンが一体となった襲撃を繰り返したが、労働者は塗装工場に籠城し、地域・全国の労働者の支援を受けて襲撃を粉砕している。
第2章は、ストライキを担う労働者の決意に肉迫し、動労千葉の闘いの教訓と重ね合わせながら双龍闘争勝利の展望を探っている。
第3章は、11月労働者集会を結集軸とした国際連帯の地平を明らかにし、「戦争・改憲、民営化・労組破壊」に立ち向かう労働者階級の国際的隊列の形成を呼びかけている。
翻訳資料は、「金属労組双龍支部の労働者の声」。激戦の中で生き闘う労働者、家族の生の声を伝えている。
No396号 (2009年8月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2393号 5面記事より)
国鉄決戦勝利の展望
戦争・改憲、民営化・労組破壊の攻撃と対決し、日本革命勝利の展望を切り開くのが動労千葉を先頭とする国鉄1047名闘争と法大闘争であり、4大産別決戦だ。この中で国労5・27臨大闘争弾圧粉砕闘争の意義はますます決定的になっている。7月17日には最終弁論公判の終了を迎える。本特集は7・17に向かっての闘いの絶好の武器になる。
第1章は、第2次国鉄決戦勝利の展望を、動労千葉労働運動を土台にする観点から提起している。昨年11月集会から今年4〜6月闘争までの闘いの地平を押さえ、国鉄分割・民営化攻撃に対する動労千葉の闘いの決定的意義を確認し、4者4団体路線の破産の根拠を明らかにし、国労5・27臨大闘争弾圧との闘いが動労千葉とともに国鉄闘争勝利の決定的な牽引車であることを訴えている。
第2章は、3・25反動判決(東京高裁の鉄建公団訴訟控訴審判決)を徹底弾劾している。同時に4者4団体の裏切りが鮮明に突き出されている。
第3章は、第2次国鉄決戦における国労5・27臨大闘争弾圧の決定的意義について述べている。
討議資料として国労5・27臨大闘争弾圧被告団が発した「佐藤弁護士らによる『許さない会』の分裂を弾劾する」など2つの声明を掲載した。

No395号 (2009年7月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2393号 8面記事より)
大恐慌と闘う労働者
世界大恐慌は激化している。最末期帝国主義による新自由主義政策のもとでEU帝国主義も金融バブルの先端を担ってきた。だからフランスの最大手銀行のパリバがバブル崩壊の発端となったのだ。そしてEU帝国主義は深刻な打撃を受け、中・東欧諸国も経済破綻状態に陥っている。危機のりきりのために独仏伊などから保護主義が台頭し、EU諸国間の対立が起こり、労働運動が激化し、欧州は大動乱の情勢に向かっている。
第1章は、金融大恐慌下の欧州経済の現状を「実体経済の後退」「パリバショック」「英・金融立国の危機」「中・東欧諸国の危機」「EUの構造的問題性」「保護主義の台頭」の6点でまとめた。
第2章は、工場閉鎖・大量首切りに反対してストライキ・工場占拠で闘うフランスのキャタピラーとコンティネンタルの労働者の闘いを紹介している。
第3章は、体制内労働運動の反動的流れに合流したフランス第4インターの崩壊と転向を徹底的に弾劾している。
翻訳資料はオバマのプラハ演説の全文である。4月5日に米大統領オバマはチェコのプラハで「核廃絶宣言」をしたと大宣伝がされている。しかし全文をよく読めばオバマ演説が「核廃絶」宣言などではなく、米帝の「核独占」宣言であることは明らかだ。

No394号 2009年394号(2009年6月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2389号 9面記事より)
ガザで何がおきたか
08年末から09年初頭にかけてのイスラエル軍のガザ侵略戦争は、米帝・イスラエルの中東支配の大崩壊という末期的危機を象徴的に示すものであった。イスラエルを凶暴極まりない侵攻作戦に駆り立てたのは、まさにこの危機の激化という現実だ。
第1章では、徹底的な報道管制によって隠蔽(いんぺい)されたガザ侵略戦争の恐るべき実態について全面的に暴露した。3万人の陸海空軍による無差別空爆、砲撃、さまざまな非人道的兵器を投入した1434人のパレスチナ人民の虐殺作戦を徹底的に弾劾している。またそれに屈しなかったパレスチナ人民の闘いの勝利の地平も明らかにした。
第2章では、国際反戦闘争のかつてない規模での爆発と、イスラエルにおけるパレスチナ人とユダヤ人の共同闘争の発展こそが、イスラエルを追い詰め、撤退を余儀なくさせた重大な要因であることを明らかにした。
第3章では、パレスチナ問題とシオニズムに対していかなる態度をとるのかが、国際階級闘争の試金石となっていることを明らかにした。その革命的発展は、パレスチナ問題に対する断固たる革命的視点を持っているか否かに規定されるのである。
翻訳資料は、特集の内容を補足する重要な資料である。

No393号 (2009年4月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2386号 5面記事より)
道州制攻撃とは何か
日帝ブルジョアジーは、世界大恐慌によって資本主義が崩壊のふちに立たされたところから道州制攻撃の大反革命に出ている。橋下大阪府知事がその先兵だ。道州制攻撃との闘いは、改憲と戦争国家化攻撃との対決であり、09年の最大の激突点になっている。
第1章は、道州制そのものについて、日本経団連の道州制提言を批判する形で展開している。核心は360万人の公務員全員のいったん全員解雇・選別再雇用 で自治労・日教組を解体すること、自治体の丸ごと民営化だ。さらに道州とは何か、基礎自治体とは何かについて明らかにしている。
第2章は、橋下の約1年間の言動を取り上げ弾劾している。“大阪発の自治体経営革命”を掲げ、自治体丸ごと民営化の立場から府職労働者への大幅賃下げ攻撃、「分限免職は厳格適用」なる教育労働者への攻撃をかけ、他方では関空などで財界への大盤振る舞いをしてきた。
第3章では、橋下打倒の火柱が3・6大阪府庁前行動であがったこと、橋下の民営化攻撃との対決が市営病院をめぐって激化していること、ここで自治労本部との激烈な攻防が展開されていることを明らかにしている。
資料として日本経団連の道州制第1次提言、第2次提言、関西経済同友会提言を載せた。

No392号 2009年392号(2009年4月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2381号 5面記事より)
米労働者の反乱開始
世界大恐慌の震源地であるアメリカでは、オバマが登場し、景気対策を打ち出しているが、株価の下落に歯止めがかからず、恐慌は深まるばかりだ。基軸帝国主義の大没落は、資本主義300年の終わりを決定づけている。
第1章は、全世界を制圧してきた巨大な米ブルジョアジーが倒産の危機に見舞われ権威が失墜していること、オバマの挙国一致のめっきもはがれ、「バイ・アメリカン」の保護主義にすがる米帝の絶望的危機を暴いている。
第2章は、倒産攻撃にさらされたUAW(全米自動車労組)組合員が本部の裏切りに怒り、闘いを開始していること、SEIU(サービス従業員国際労組)でも本部の裏切りに職場からの反乱が起きていることなど、体制内派との激突を述べている。
第3章は、イスラエルのガザ侵攻は、アメリカ労働者階級の大デモを呼び起こしたが、米帝の世界支配、国内階級支配の要をなしてきたイスラエル(シオニスト)結託体制が、戦略的弱点に転化してきていることを突き出している。
翻訳資料は、「予算削減に抗議するロサンゼルス教育労働者」と「民営化と闘うシカゴの教育労働者」の2本。今号から始まった「世界の労働組合」は、AFL−CIO(米労働総同盟・産業別組合会議)を取り上げている。
表紙の写真 ガザ侵略抗議のデモ(1月10日 サンフランシスコ)
裏表紙の写真 シットダウンで闘う労働者(08 年12月 シカゴ)

No391号 (2009年3月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2377号 5面記事より)
大恐慌を世界革命へ
今号から『コミューン』を『国際労働運動』と改題した。その第1号の特集は「『生きさせろ!』ゼネスト春闘へ」である。
世界大恐慌は労働者に災厄をもたらすだけではない。「資本主義の終わりの始まり」であり、プロレタリア世界革命の絶好のチャンスである。第1章は、そうした世界大恐慌の様相を米帝経済を中心に分析し、また日帝経済も壊滅的であり、「派遣切り」から正社員の削減へとリストラが進んでいること、「ワークシェアリング」の名のもとに賃下げが強行されていることを弾劾している。
第2章は、日本経団連の「経営労働政策委員会報告」を全面批判している。「労使一丸」で連合指導部を抱き込み、雇用破壊、賃下げを強行しようとしていることを暴いている。
第3章は、そうした攻撃に立ち向かう階級的労働運動の路線について、動労千葉の中野洋前委員長の新版『甦る労働組合』に学びつつ、革命的な時代認識と労働組合論をはっきりさせ、動労千葉とともにストライキに立ち上がることを呼びかけている。
「ニューズ&レビュー」を充実させ、韓国、ヨーロッパ、パレスチナの3本とし、「世界経済の焦点」「国際労働運動の暦」欄を新設した。昨年発表された革共同の国際連帯アピールも収録した。
表紙の写真 ガザ侵略抗議のデモ(1月10日 サンフランシスコ)
裏表紙の写真 シットダウンで闘う労働者(08 年12月 シカゴ)

No390号 (2009年1月1日発行)
内容の紹介 (週刊『前進』第2370号 4面記事より)
中国人民の大反乱
世界金融大恐慌の直撃を受け、中国経済は輸出減退と、バブル崩壊に直面している。工場閉鎖が相次ぎ、労働者階級人民のストライキや暴動が頻発している。中国スターリン主義は新自由主義政策を満展開し、「資本主義国家も顔負けの資本家寄り」と言われるほど労働者農民に対する搾取の限りをつくしてきた。噴出する労働者農民の怒りは必ず中国スターリン主義打倒の中国第2革命にのぼりつめていく。
第1章は、「世界金融大恐慌の直撃受け陥没する中国経済」で、世界大恐慌の真っ只中にある中国経済の危機の諸様相と爆発する人民の闘いを伝えている。
第2章は、「WTO加盟後に一挙拡大した貧富の2極分化」で、改革・開放政策の行き詰まりを、胡錦涛政権が体制護持をかけて成長路線を推進してきたが、今や完全に破綻していることを暴いている。
第3章は、「中国スターリン主義の労働者支配の要=工会」で、中国労働者階級にとって今や労働者統制の要である総工会(労働組合)支配の打倒が問題になっていること、その闘いが始まっていることを描いている。
翻訳資料は、イランの労働者階級の闘いに関する「イラン労働者支援国際連合」の資料。激しい弾圧に屈せずストライキとデモで闘う労働者の現状が生き生きと伝わる。
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