COMMUNE 2000/10/01(No299 p48)

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No299号 2000年10月号〈2000年10月1日発行)

定価 315円(本体価格300円+税)

〈特集〉 第1次世界大戦とファシズム

1 伝統的中立政策を突き飛ばした民間参戦運動
2 イタリア労働者階級の”赤い2年”とその挫折
3 ポー川流域を制圧したファシズムの白色テロ
4 ローマ進軍テコに政権奪取したムッソリーニ

 ニューズ&レビュー  欧州/ドイツ・ネオナチと労働者人民の激突

 広島・長崎反戦闘争

三里塚ドキュメント(7月)内外情勢(7月)日誌(6月)

羅針盤 新潮流の力示す秋

 反戦共同行動委員会を先頭とする沖縄サミット粉砕決戦は大きな勝利をかちとった。沖縄サミットによって沖縄闘争圧殺、名護新基地建設の強行を図る日帝のもくろみは粉砕された。7・20嘉手納基地包囲の2万7千人の闘いを始め、サミット会場に向けての戦闘的デモ、首里城晩餐会へのデモなどがたたきつけられた。米軍基地撤去の闘いとサミット粉砕の闘いが一体のものとなった。摩文仁でのクリントン演説は、沖縄基地の死活的重要性を強調し21世紀も半永久的に基地の島に縛り付けようとするもので、人民の激しい怒りの的となった。日帝・森は2万2千の警官による戒厳体制と800億円の巨費を使ってサミットを主催したが、帝国主義間争闘戦における危機をさらけだした。名護新基地建設阻止の闘いは巨大な血路を開いた。

 東京都の9・3治安出動演習は、実に恐るべき攻撃である。ファシスト都知事石原慎太郎の「不法入国した三国人が騒擾を起こす」という4・9排外主義デマ扇動によって組織された陸海空3自衛隊7100人が首都を制圧して、大々的に行われる史上最大の治安出動演習である。都知事が軍隊を動かすという点でクーデター的な暴挙でもある。本紙前号の特集にもあるように、これはガイドライン体制下の自衛隊の実際の出動である。自衛隊3軍を統括する統合幕僚会議議長の指揮下に、警視庁や東京消防庁なども参加して、内乱鎮圧訓練を行おうとしていることに、激しい危機感と怒りをもって立ち上がらなければならない。朝鮮人、中国人、そして社会主義者、労組指導者が大量虐殺された関東大震災を繰り返してはならない。

 7・1国労臨時大会で国労闘争団を先頭とするやむにやまれぬ決起が「4党合意」承認を阻止したことは、国労の自己解体を阻止する決定的な情勢を切り開いている。「4党合意」とは「JRに法的責任なし」と認めることで、国労に闘争団の切り捨てと全面降伏を求めるものである。1047人に村する国労による「3度目の首切り」は絶対許せない。当事者である闘争団の大半が反対している「解決」などありえないのだ。国労の行方は日本の労働運動全体の行方を決める重大な位置にある。全労連大会は日共・革同上村派にくみせず全体として4党合意路線に反対していこうとしている。全労協大会でも発言者のほとんどが「4党合意」反対の意思を示した。国労をめぐる激突は、続開大会阻止をめぐつていよいよ重大段階にきた。

 「4党合意」粉砕・闘争団絶対防衛派の最先頭で闘う中にこそ、闘う新潮流運動の大躍進の展望がある。大量首切りと賃下げ、リストラの一大資本攻勢、社会保障制度の全面解体の攻撃に対して、労働者人民は闘わなくては生きていけないと感じている。連合の翼賛化=帝国主義的労働運動の一層の反動的変質と、JR総連=カクマルのファシスト労働運動、日本共産党の労働運動への全面裏切りに対して、労働者階級は新しい指導勢力を求めて動きだしている。広範な闘う労働者にもうひとつの階級的労働運動の道、新しい潮流運動を指し示し、11月労働者集会の5000人の大結集をかちとることが切迫した要請になつているのである。国労の戦闘的再生をかちとる国鉄闘争を軸に、あらゆる労働組合の闘いに働き掛け、また争議団の闘いを担いぬいて、11月労働者集会への広範な結集をなんとしてもかちとろう。(た)