COMMUNEの紹介

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『コミューン』から『国際労働運動』へ改題のお知らせ

 次号(2009年3月号 09年2月1日発行)より『コミューン』は『国際労働運動』と改題します。
世界金融大恐慌が始まり、全世界で労働者人民のストライキ、デモが激発しています。社会の主人公たる労働者階級が帝国主義の鉄鎖を打ち砕き、全世界を獲得する時代に突入しました。資本主義はもう終わったのです。こうした革命情勢切迫にあって、動労千葉など3労組主催の11・2労働者集会は、日韓米の3国国際連帯の大前進をかちとりました。世界革命への道筋が開かれました。
本誌は、この情勢を徹底的に推進するために名実ともに『国際労働運動』誌として生まれ変わります。今後とも読者の皆さまのご愛読をお願いします

前進お知らせ 国際労働運動 The International Labor Movement(『前進』2373号1面)

コミューン表紙

毎月 焦点の社会問題への特集を掲載

革命的共産主義者同盟の月刊誌

毎月1回1日発行  B5判48ページ 定価 315円(本体価格300円+税)

●政治資料、翻訳資料と『ニューズ&レビュー』で時事問題の資料とニュースを提供

 連  載 /三里塚ドキュメント /内外情勢  /日誌
 写真と トピックス紹介
 
新規掲載 翻訳資料 目次
最新号の内容紹介(『前進』の紹介記事から) back NO.

 

新刊紹介No390号 2009年390号(2009年1月1日発行)

内容の紹介 (週刊『前進』第2370号 4面記事より)

  中国人民の大反乱

 世界金融大恐慌の直撃を受け、中国経済は輸出減退と、バブル崩壊に直面している。工場閉鎖が相次ぎ、労働者階級人民のストライキや暴動が頻発している。中国スターリン主義は新自由主義政策を満展開し、「資本主義国家も顔負けの資本家寄り」と言われるほど労働者農民に対する搾取の限りをつくしてきた。噴出する労働者農民の怒りは必ず中国スターリン主義打倒の中国第2革命にのぼりつめていく。
  第1章は、「世界金融大恐慌の直撃受け陥没する中国経済」で、世界大恐慌の真っ只中にある中国経済の危機の諸様相と爆発する人民の闘いを伝えている。
  第2章は、「WTO加盟後に一挙拡大した貧富の2極分化」で、改革・開放政策の行き詰まりを、胡錦涛政権が体制護持をかけて成長路線を推進してきたが、今や完全に破綻していることを暴いている。
  第3章は、「中国スターリン主義の労働者支配の要=工会」で、中国労働者階級にとって今や労働者統制の要である総工会(労働組合)支配の打倒が問題になっていること、その闘いが始まっていることを描いている。
  翻訳資料は、イランの労働者階級の闘いに関する「イラン労働者支援国際連合」の資料。激しい弾圧に屈せずストライキとデモで闘う労働者の現状が生き生きと伝わる。

特 集
2009年
1月号
 中国第2革命のチャンス到来
特 集
2008年
2007年
1月号
 9・29沖縄県民大会の画期的地平  米軍再編・改憲阻止の砦・沖縄
3月号
  中国共産党17回大会路線を斬る  崩壊が始まった米帝の中東支配
4月号
 労働運動の力で革命を  日本の青年労働者の状態
5月号
  侵略戦争軍隊に変貌した自衛隊  米帝の中南米支配の崩壊
6月号
 欧州労働者階級のストライキ決起  世界戦争切迫に揺れる中国
7月号
 イラク革命の主役は石油労働者だ  特集/米・EUと緊張高めるロシア
8月号
 双頭体制で独裁続けるプーチン  朝鮮侵略切迫下で闘う民主労総
9月号
 世界史を変えた米西海岸港湾封鎖  27カ国に拡大した巨大ブロックEU
10月号
 日韓労働者の団結で11月1万人へ  第2の高揚期迎えた米労働運動
11月号
 米帝の中東・中央アジア資源略奪戦  国鉄分割・民営化攻撃を忘れるな
12月号
 国鉄1047名の解雇撤回かちとれ  米帝のイラク侵略戦争前夜のイラン
特 集
2006年
2005年
1月号
 世界戦争に走る米軍再編中間報告  第3次安保・沖縄闘争の新局面
3月号
 亀裂走った連合の改憲方針  世界戦争前夜の中国の体制危機
4月号
 中国スターリン主義の体制危機  介護を奪う介護保険見直し
5月号
 圧制の米国内で階級反乱が噴出  戦後世界が激変 拡大EUの発足
6月号
 イラク開戦3年 崩壊する米軍  戦争・窮乏化と闘うアメリカ労働運動
7月号
 大国主義を強めるプーチン  圧制打倒へ氾濫渦巻く中央アジア
8月号
 特集結成10周年を迎えた民主労総  非正規職法案と激突する民主労総
9月号
 民主党憲法提言を批判する  米帝の戦争重圧下緊迫するイラン
10月号
 勝利する動労千葉-職場の闘い  小泉反革命の刃 郵政民営化
11月号
 米帝支配崩壊の時代の国際連帯  ブッシュを追いつめる決起
12月号
 米の戦争切迫下の北朝鮮危機  日教組ゆるがす2年間の闘い
特 集
2004年
2003年
1月号
 アメリカ労働運動の歴史(下)  イラク反戦闘争の大爆発を
3月号
 生きていけない年金改悪  自衛隊のイラク参戦阻止
4月号
 学校を戦争の道具にするな  イラク侵略阻む国際反戦闘争
5月号
 イラク占領統治は崩壊している  Q&A・イラク侵略戦争
6月号
 弾圧と戦うアメリカ労働運動  虐殺と破壊のイラク侵略戦争
7月号
 民族抹殺と闘うパレスチナ  有事立法は北朝鮮先制攻撃法
8月号
 2期目に入ったプーチン体制  Q&A 現代世界をどう見るか
9月号
 韓国・民主労総 闘いの歴史  米のイラク占領、破産の実態
10月号
 泥沼化するイラク侵略戦争  日本共産党員に呼びかける
11月号
 闘うチェチェン人民と連帯を  アメリカ労働運動の歴史(上)
12月号
 ブレアを打倒するイギリス労働運動  教育基本法改悪阻止のために
特 集
2002年
2001年
1月号
 戦争と大失業時代の司法改革  改憲へ動きだした「教育改革」攻撃
3月号
 再分割戦の焦点・中央アジア  石原「環境革命」の大ペテン
4月号
 戦争国家へ一変させる有事立法  遺伝子組み換え食品の危険性
5月号
 パレスチナ解放戦争の爆発  介護保険発足後1年の現実
6月号
 有事立法徹底批判  「日の丸・君が代」闘争の地平
7月号
 有事立法3法案の全面的批判  「つくる会」教科書の採択阻止
8月号
 3与党声明粉砕・国鉄決戦へ  小泉の新型「国家改造計画」
9月号
 有事立法に賛成した連合  靖国神社は戦争動員の梃子
10月号
 日共の有事立法反対論のペテン  激動するパレスチナ情勢
 ●この特集はHPでも掲載
11月号
 4同志は無実だ 即時奪還しよう  有事立法・改憲攻撃の切迫
12月号
 報道・言論規制の個人情報保護法案  侵略と戦乱のアフガニスタン
 ●この特集はHPでも掲載
特 集
2000年
1999年
1月号
 激動するインドネシア情勢  国労解体を迫る宮坂路線打倒を
3月号
 続・激動するインドネシア情勢  恐慌下の一大資本攻勢
4月号
 教育改革と「日の丸・君が代」  ユーロ導入で世界危機が激化
5月号
 教育基本法改悪と全面対決  戦争翼賛国会を徹底批判する
6月号
 福祉切り捨て・大増税の介護保険  海上自衛隊の武力行使弾劾
7月号
 ファシスト石原の4・9暴言弾劾  衆院特別委審議を弾劾する
8月号
 森暴言弾劾・沖縄サミット粉砕  帝国主義のユーゴ侵略戦争
9月号
 9・3自衛隊の治安出動演習弾劾
 ●この特集はHPでも掲載
 対米支援1059項目と地方分権一括法
10月号
 第1次世界大戦とファシズム  侵略戦争の先兵=公明党
11月号
 総破産した中東「和平」策動  ユーゴ空爆とハイテク軍事技術
12月号
 負担増え給付減る公的年金制度  自自公3党合意の反動性

 バックナンバーの内容紹介(『前進』の紹介記事から)

2003年〜2007年 2003年(1〜12月)  2004年(1〜12月)  2005年(1〜12月)  2006年(1〜12月)  2007年(1〜12月)

2000年〜2002年分 2000年(4〜12月)  2001年(1〜12月) 2002年(1〜12月) 

最新号の内容紹介(『前進』の紹介記事から)

コミューン表紙No390号 209年390号(2009年1月1日発行)

内容の紹介 (週刊『前進』第2370号 4面記事より)

 中国人民の大反乱

 世界金融大恐慌の直撃を受け、中国経済は輸出減退と、バブル崩壊に直面している。工場閉鎖が相次ぎ、労働者階級人民のストライキや暴動が頻発している。中国スターリン主義は新自由主義政策を満展開し、「資本主義国家も顔負けの資本家寄り」と言われるほど労働者農民に対する搾取の限りをつくしてきた。噴出する労働者農民の怒りは必ず中国スターリン主義打倒の中国第2革命にのぼりつめていく。
  第1章は、「世界金融大恐慌の直撃受け陥没する中国経済」で、世界大恐慌の真っ只中にある中国経済の危機の諸様相と爆発する人民の闘いを伝えている。
  第2章は、「WTO加盟後に一挙拡大した貧富の2極分化」で、改革・開放政策の行き詰まりを、胡錦涛政権が体制護持をかけて成長路線を推進してきたが、今や完全に破綻していることを暴いている。
  第3章は、「中国スターリン主義の労働者支配の要=工会」で、中国労働者階級にとって今や労働者統制の要である総工会(労働組合)支配の打倒が問題になっていること、その闘いが始まっていることを描いている。
  翻訳資料は、イランの労働者階級の闘いに関する「イラン労働者支援国際連合」の資料。激しい弾圧に屈せずストライキとデモで闘う労働者の現状が生き生きと伝わる。


コミューン表紙

No388号 2008年389号(2008年12月1日発行)

内容の紹介 (週刊『前進』第2366号 4面記事より)

国鉄解雇の撤回を

  現在の階級闘争の最大の激突点は国鉄労働運動だ。動労千葉のように国鉄分割・民営化絶対反対と解雇撤回を断固貫き、職場のJR体制打倒に向けた不抜の団結を形成して闘うのか、それとも4者・4団体のように解雇撤回を投げ捨て、国鉄・分割民営化攻撃を容認し、1047名闘争を最終的に解体し国労の解散・連合化への道を進むのか、決定的な分岐と対立が激化している。
 第1章は、国鉄1047名闘争において、動労千葉を排除し、解雇撤回を投げ捨てる4者・4団体路線を、7月東京高裁南裁判長の和解提案以後に絞って徹底的に批判。
 第2章は、国鉄闘争勝利のために、国労5・27臨大闘争弾圧との闘いの意義を全面的に明らかにしている。この闘いは、4者・4団体が投げ捨てた「1047名解雇撤回」を動労千葉とともに原則的に貫徹し、国労を再生する闘いである。
 第3章は、国鉄闘争20年の先頭に立ってきた動労千葉の歴史を振り返り、マルクス主義に基づく階級的労働運動路線の正しさを明らかにしている。全体をつうじて、4者・4団体路線に対するトータルな批判がなされている。
 翻訳資料は「米・金融救済策に反対する闘いの報道」。巨大金融機関に対する救済策に怒る労働者人民のデモをリアルに伝える。

コミューン表紙

No388号 2008年11号(2008年11月1日発行)

内容の紹介 (週刊『前進』第2362号 8面記事より)

世界戦争の発火点

今日、イラク、アフガニスタン、イラン、グルジアなどにおいて、西欧帝と日帝を巻き込んだ米帝の侵略戦争が激しい勢いで展開されている。世界金融大恐慌がついに始まり、帝国主義が最末期的危機に突入する中で、米帝が帝国主義としての延命をかけ中東と中央アジアで資源略奪戦争に突進しているからだ。だがこれら諸国の民族解放闘争とアメリカの階級的労働運動の爆発で、米帝の侵略戦争政策は重大な危機に直面している。
  第1章は、グルジアへの米帝の戦争的介入が、ロシアや西欧帝、日帝との激烈な争闘戦を繰り広げながら中央アジアとカスピ海周辺地域の石油・天然ガス資源を独占しようとする米帝の資源戦略から必然となったことを明らかにしている。
  第2章は、イラク侵略戦争の現段階と米占領支配の危機的段階への突入について分析している。
  第3章は、アフガニスタン情勢が占領支配の最後的崩壊という重大局面に突入したばかりか、その危機がパキスタンにも波及していることを明らかにした。
  第4章は、米帝のイラン侵略戦争が開戦直前の段階に入っていることを暴露している。>
  特集資料は世界の石油開発の歴史と石油と戦争について。討論資料は、グルジアをめぐるEUの対米・対ロ争闘戦の激化について分析している。

コミューン表紙No387号 2008年10号(2008年10月1日発行)

内容の紹介 (週刊『前進』第2347号 5面記事より)

  日韓国際連帯が鍵

  韓国は、革命情勢に突入している。革命に勝利するために労働運動の変革、革命党の本格的建設が切実な課題になっている。11月労働者集会で積み重ねられてきたソウル本部と動労千葉の日韓国際連帯の意義が今こそ決定的になっている。
  第1章は、イミョンバク政権打倒論。イミョンバクは、徹底した新自由主義政策をとり、ついにBSE(牛海綿状脳症)米国産牛肉の輸入解禁と教育規制緩和を強行した。これへの怒りに端を発して100万人の巨大デモが闘い抜かれ、イミョンバク政権打倒の情勢に入った。プロレタリア革命が問題になっている時、全国金属労働組合を先頭に民主労総は7・2ゼネストに決起した。この激動情勢に迫る。
  第2章は、民主労総ソウル本部と動労千葉の理念交流のいきさつと討論内容が具体的に述べられている。「8・15労働者・市民の集い」で、ソウル本部のイジェヨン本部長が「それぞれの国のバラバラの組織ではなく、一つの組織として新たに生まれ変われるよう、よりいっそうの組織化に向けて頑張ります」との発言の背景がよく分かる。
  翻訳資料は、アーリーン・イノウエさんが所属する「ロサンゼルス統一教組(UTLA)のストライキ」。組合員4万人は教育予算削減に反対し1時間のストを闘った。現地新聞の報道を紹介。

コミューン表紙

No384号 2008年07号(2008年7月1日発行)

内容の紹介 (週刊『前進』第2345号 4面記事より)

   石油労働者の闘い

   占領下のイラクで、マルクス主義的な階級的労働運動が巨大な姿を現しつつある。石油・港湾・電力、鉄道、教育などのイラクの戦略的産業の労働者たちが、占領支配を打倒し、労働者のための社会をつくる革命的な闘いを開始したのだ。しかも、イラクの労働者は、侵略戦争を仕掛け、占領支配を継続している米英帝国主義国の階級的労働運動と連帯して帝国主義体制そのものを根底から揺り動かす偉大な闘いを開始している。それは中東と世界の階級闘争のあり方を根本的に変え、世界革命に向かって巨大な展望を切り開くものとなっている。
  特集は第1章で、占領開始から今日に至る石油労働者の闘いの全貌(ぜんぼう)を明らかにしている。占領軍、イラク政府軍、宗派至上主義的民兵組織の暴力と対決して、階級的労働運動を貫いている感動的な姿を浮き彫りにしている。
  第2章では、米帝のイラク占領支配の崩壊的危機の現状を明らかにするために、07年の米軍増派以降のスンニ派地域および南部地域での情勢の激変を分析している。
  第3章では、イラク侵略戦争に全面的に参戦している日帝・航空自衛隊の活動の実態を暴露している。
  討論資料では、前号で明らかにした西欧のストライキ情勢のその後について分析している。

コミューン表紙

No383号 2008年06号(2008年6月1日発行)

内容の紹介 (週刊『前進』第2341号 5面記事より)

  ドイツは連日スト

  米帝のサブプライムローン破綻(はたん)に発する世界金融大恐慌が現実化し、EU諸国を深々と巻き込んでいる。この渦中で、ヨーロッパでは労働者階級のストライキが荒々しく発展している。世界金融大恐慌は帝国主義の断末魔の悲鳴であり、これに最後的に決着をつけるのはプロレタリア世界革命だ。<br>
  第1章は、世界金融大恐慌情勢下のEU経済とヨーロッパ諸国の実態を暴いている。巨大な損失を抱えたEU主要金融機関の危機がついに実体経済の危機に及んでいる。<br>
  第2章は、世界金融大恐慌の最中で激烈に進行する米・EU・ロシア間の争闘戦を分析している。市場と資源、核・軍事・防衛をめぐって激しい対立が起きている。<br>
  第3章は、07年から08年にかけて巨大なストライキの波がドイツを覆っていることを感動的に伝える。闘いの中軸は機関士労組、テレコム、公共サービス労組、郵便労組など4大産別の労働者だ。世界革命の波がここからも噴き出している。<br>
  翻訳資料は、フランスの高校生のデモ。フランス全土で巨大な規模の高校生のストライキ、デモが闘われている。これは06年の300万人のデモを超える勢いを持っている。@商業新聞ルモンド紙の記事、Aリヨン市の闘争団体「レベル・リヨン」の記事、B高校生の闘争記事を翻訳した。

コミューン表紙

No382号 2008年5月号(2008年5月1日発行)

内容の紹介 (週刊『前進』第2338号8面記事より) (次週掲載予定)

戦争突入から8年

 海自が01年にアフガニスタン侵略戦争に参戦してから8年目に入った。陸自は04年から06年までイラク・サマワに駐留し、空自は03年にイラク参戦して5年目になる。戦場での実戦をとおして自衛隊は侵略戦争軍隊に変貌(へんぼう)した。だから自衛隊は動揺と内部崩壊を深めている。革命情勢の接近、労働者階級のデモ、ストライキの激発から軍隊内の反乱が問題になる情勢にある。
 第1章は、漁船を虫けらのように踏みつぶした海自イージス艦「あたご」事故を徹底的に弾劾。海自や防衛省は、撃沈した漁民の捜索をそっちのけにし、漁船「清徳丸」の責任にするために全力をあげていた。
 第2章は、海自のインド洋作戦がアフガニスタンのみならずイラク、中東全体への侵略戦争であることを暴いている。防衛省は、イラク作戦の米艦船への給油の事実を突きつけられても居直り、給油新法でも同じことをやろうとしている。
 第3章は、守屋疑獄と米軍再編・MD(ミサイル防衛)の関係を暴く。疑獄の根源は、ここに巨大な利権を見いだしている日本最大の軍需産業・三菱だ。
 翻訳資料は、米『レーバーノーツ』誌の二つの記事。アメリカ最大の労組SEIU(サービス従業員国際組合)内の3番目に大きな支部の反乱を伝えている。


コミューン表紙

No381号 2008年4月号(2008年4月1日発行)

内容の紹介 (週刊『前進』第2333号 5面記事より)

 青年労働者の闘い

03年12月、新生マルクス主義青年労働者同盟が誕生した。以来4年余、全国の多様な産別・職種の青年労働者が〈公務員・民間〉〈正規・非正規〉の壁を超えて結集してきた。昨年3・18集会で青年労働者は「労働運動で革命をやろう」のスローガンを打ち出し、自分たちこそその主人公だと訴えた。07年はこのスローガンが労働者階級の奥深くに浸透し、新たな闘いが巻き起こった。
 今回の特集は、「労働運動で革命を」の実践を踏まえ、内容を深め、全国の青年労働者に向けてマル青労同への大結集を熱烈に訴えている。
 第1章は、「現代はどういう世界か、どのような時代か」を鮮明にし、労働者階級こそ革命の主体であることを展開している。
 第2章は、「労働組合は賃金奴隷制廃止の武器」と言い切り、職場闘争・賃金闘争の闘い方を示し、反合理化闘争こそが階級的労働運動であると提起している。
 第3章は、労働現場の6人の同志のマル青労同結集を呼びかけるアピール。明るく力強く革命の展望を語っている。
 翻訳資料は、1月28日に発表された米ブッシュ大統領の一般教書演説。ブッシュは残された1年、世界金融大恐慌にもがきながら、危機突破をかけた侵略戦争の拡大で世界を破局にたたき込むことを宣言している。

コミューン表紙

No380号 2008年3月号(2008年3月1日発行)

内容の紹介 (週刊『前進』第2329号 7面記事より)

 中国第2革命の道

 昨年10月、中国共産党第17回大会が行われ、胡錦涛政権は「改革・開放」政策の堅持を呼びかけた。しかし高度経済成長を続けた中国経済はすでにバブル崩壊の前夜にあり、開始した世界恐慌の渦に巻き込まれつつある。中国経済を支えてきた内外の全条件がふっとびつつあるのだ。
  こうした中で、労働者階級・農民の新たな闘いが始まっている。労働者・農民がスターリン主義体制の下で政府役人と資本家と帝国主義に苛酷(かこく)に搾取・収奪されている現実は深刻化するばかりであり、労働者人民の怒りと闘いは必然的にスターリン主義体制打倒、中国第2革命に向かわざるをえない。中国においても革命的情勢が急速に成熟している。
  第1章では、世界恐慌情勢の下で、中国スターリン主義の危機を経済的側面と政治的側面から解明し、第2章では、この危機に反人民的に対応する中国スターリン主義の問題性を、17回党大会の胡錦涛政治報告批判で明確にし、第3章では、中国スターリン主義体制に対する労働者階級・農民の闘いの現状と展望を明らかにしている。
  翻訳資料は、ILWU(国際港湾倉庫労組第10支部)のヘイマン執行委員らが発行している『マリタイム・ワーカー・モニター』から、労働協約更改をめぐる決戦に向けての2論文を載せた。


コミューン表紙No379号 2008年1月号(2008年1月1日発行)

内容の紹介 (週刊『前進』第2322号 5面記事より)

沖縄戦繰り返すな

  9月29日の沖縄県民大会は、沖縄戦史実の改ざん攻撃に対する137万沖縄人民の大反撃だった。政府はあの沖縄戦を再び強制しようというのかという怒り、米軍再編・辺野古新基地建設への怒りが爆発した。安倍を打倒した労働者階級の怒りがさらに激しく燃え上がり、日帝打倒へ新しい闘いの時代を開いた。
 第1章は、なぜ11万6000人の島ぐるみの決起がかちとれたかに焦点を当てている。沖縄にとって沖縄戦は絶対的に否定の対象であり、論議の余地もない。その原点を文科省は破壊しようとした。その意図は再度の沖縄戦であると人民は見ぬいた。もう絶対許せない、その怒りである。集会写真コーナーがその雰囲気をよく伝えている。
 第2章は、9・29県民大会の大爆発が革共同の階級的労働運動路線と沖縄奪還論の正しさを証明していると提起している。「沖縄奪還、安保粉砕・日帝打倒」路線が圧倒的に深められている。
 第3章は、日帝と「つくる会」を先頭とするこの教科書攻撃の狙いを全面的に暴露し、沖縄における反撃の闘いの地平を明らかにしている。
 翻訳資料は、11・4労働者集会で発言したロサンザルス統一教組・CAMS(校内の軍国主義に反対する連合)のアーリーン・イノウエさんとグレゴリー・ソティアさんの感想。

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