2010年2月 8日

団結ひろば 投稿コーナー

週刊『前進』06頁(2426号6面2)(2010/02/08)

団結ひろば 投稿コーナー

 革同支配粉砕へ23年の怒りたぎらせ決起 国労5・27臨大闘争弾圧被告 東元

 JR西日本は、私の勤務先である花の栽培をしているグリーン職場を今年の3月末で廃止すると、何の説明もなく突然一方的に通告してきました。これは、今の民主党・連合政権が無理やり強行している国鉄1047名闘争解体の攻撃であり、そしてJR東日本における検修業務全面外注化−大合理化と一体の国鉄労働運動壊滅の攻撃です。
 これと一切闘おうとはせず、JR資本に屈服するばかりか手先になりはて、現場の闘いを押しつぶしてきたのが日本共産党=革同です。
 国労西日本において革同の果たしてきた役割は絶対に許せません。JRになっても会社との出向協定の締結で、広島、岡山、米子の国労組合員を資本に売り渡し、苦しめ、そうすることで存在し続けてきたやからです。
 私は、もうがまんできない! 許せん! こんなやつらにまかせておけば労働運動は消えてなくなるとの強い思いを抱きました。労働者を体制内に押しとどめる革同支配をぶちこわすために、今年1月の分会旗開きの時に満を持して23年間もの長きにわたり続いている不当配属への怒りをたぎらせ決起しました。
 「この攻撃は第2の分割・民営化であり、首切りの始まりだ」、と同時に「鉄道本来業務へ戻る闘いをすべきだ」と訴えました。すると革同執行部は「とにかく今は一生懸命働いて、その姿を会社に認めてもらって今の職場を残すのが一番重要や!」と本性をあらわにしました。
 この奴隷の思想が闘う者を憎み、襲撃し、私たちを積極的に権力に売り渡した。それが5・27弾圧です。職場から闘いを一切組織せず、23年にわたり闘争団を孤立させ、国鉄闘争を裏切ってきたのが革同であり国労本部です。
 私は、1〜3月検修外注化阻止を階級決戦として闘い抜きます。

 2・13集会へ街宣重ね賛同とカンパ増える 東海 SG

 愛知労組交流センターと東海合同労組は、2・13労働者集会総決起に向けて連日行動に立ち上がっています。
 のぼりやA2判ほどのプラカード十数枚などで雰囲気をつくり、「今日の街頭宣伝では何を訴えるのか」について意思一致をした上で始めるようにしています。
 名古屋市南部の中心駅である金山駅での街頭宣伝では、1月11日に続き17日、24日と20人を超える集会賛同が寄せられ、回を重ねるごとに賛同とカンパが増えています。
 「国鉄時代には、こんなレール破断はありえなかった」とJRとともに安全を売り渡してきた労働組合への怒りをぶつける元国鉄の労働者。「団結は力だ」と賛同用紙にメッセージを書き込んでくれた青年労働者。「今日もやっているね」という声をかけてくれる労働者も現れました。まさに「継続は力」です。
 26日には、朝の出勤時間と昼休みに名古屋市役所で「安全を崩壊させたJRのさらなる外注化・団結破壊を許さず、動労千葉はストライキに突入します!」と訴えました。タブロイド判500枚がすぐなくなってしまいました。
 それは、大恐慌という資本主義の破綻の中で資本主義を倒す力が労働者の団結の中にあると訴える2・13決起の方針が、現場労働者、青年労働者が求めていたものほかならないからです。そして、労働者の団結を闘ってつくりあげてきた動労千葉や動労水戸が青年労働者の未来をかけて「第2の分割・民営化攻撃粉砕!」の闘いに立ち上がっていることが、労働者の魂に響かないはずがないからです。
 東海でも、JR宿舎やJR職場に2・13総決起を訴えきり、5000人の団結を代々木公園につくり出して、JR体制の要=JR東日本本社にデモで攻め上ります!

 2回目でビラは2倍裁判員候補者と討論 愛媛労組交流センター全逓部会 H

 愛媛県内第2回目の裁判員裁判は1月27日午後1時半から裁判員選任、28日〜2月1日に公判が行われました。百万人署名運動愛媛県連絡会の呼びかけで、裁判員選任に対し、12時半から裁判所正門前に「裁判員制度は廃止」の横断幕を広げ、ビラまきと宣伝を行いました。
 平日の午後ということで今回は少人数での行動でしたが、第1回に比べてマスコミが少なく、かえって候補者の人たちと落ちついて話ができました。「拒否したいのですが」との声に「大丈夫! 罰則は許していません」と激励。また「今からでも大丈夫ですか」と質問してくる候補者もいて、討論になりました。
 官庁街の労働者や通行人にもがんがんアピールできました。バイクから手を振る郵便局の同僚。「ビラをください」と近寄ってくる青年。70歳くらいの男性が「30年前ならもっとみんな反対していたよね」と声をかけてきて、横断幕の写真を撮っていきました。前回に比べて応援の声が多く、ビラ配布も倍以上でした。昼休み中の裁判所職員や弁護士にもビラを渡せました。
 翌28日の地方新聞でも「裁判員裁判・候補者の辞退・欠席続出」と書かれています。実際に「120人に事前通知。87人を呼び出して事前辞退が41人。無断欠席9人。さらに出頭した7人が辞退を希望し6人が認められた。結局候補者31人から9人を選任。確率は『3分の1』」とのことでした。地裁は無断欠席に「今のところ罰則は考えていない」とコメント。
 裁判員制度はすでにボロボロ。労働者民衆の団結で絶対廃止できると確信しました。ねばり強く拒否を訴え、廃止めざして断固闘おう!