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2008年12月20日18:42
中国の全国各地で、教育労働者の大規模なストライキが続発している。12月初旬には、重慶市で約1万人のストと市政府への抗議行動が起きた。12月8日には河南省洛陽市で、小中学校の教員が一斉に臨時休暇を取るという形でストを敢行した。さらに12月9~10日には湖南省の3つの県・市で計6000人の教員が連携してストに決起し、市政府に抗議闘争を行った。
写真は重慶市の市政府庁舎前で抗議行動に立つ教員
教員たちの要求は、公務員と同等の給与と福祉を保障せよというもの。もともと「教員法」などによって教員の待遇は公務員と同等と定められているが、実際には各地方政府は、長年にわたり一貫して教員の給与と福祉を公務員の半分以下に抑えてきた。ひどいところでは、公務員の5分の1の給与しか支給されないところもある。そうすることで、上級政府機関から支給された財政資金を地方政府財政の穴埋めに使ってきたのだ。これへの積もりに積もった怒りがついに爆発し始めた。
この教育労働者のストライキは、11月に全国を席巻したタクシー労働者のストライキに鼓舞され、また倒産・工場閉鎖と首切りの嵐に抗して闘う農民工の闘いに激励されて起こっているのである。世界金融大恐慌の中国への波及の中で、今や「生きさせろ!」の闘いが中国の労働者階級全体に波及し始めている。(KM)
2008年9月27日13:29
9月4日に数万人の暴動が起きた中国湖南省吉首市で、再び連日の大規模デモが起きてている。9月24日には住民1万人が地方政府(湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州)の庁舎前で抗議行動を行い、武装警官隊と衝突した(写真)。25日には1万人以上が駅を占拠し、警察は催涙弾を発射。26日にも州庁舎前に1万人以上が集結した。デモは現在も断続的に続いているという。
湖南省では、地元政府の後押しのもとで住民から詐欺的な手口で資金をかき集めてきた不動産開発会社が次々と破綻し、元利返済不能となった。被害者は吉首市の人口15万人の半数に達する。これへの住民の怒りの爆発が9月4日の暴動だ。今回のデモの発端は、不動産会社と政府当局が公告を出して、元金の返済ができないと宣言したことにある。住民数百人が公告の撤回を求めて州庁舎への請願行動に立ったが、恐怖した州長官は車でその場を逃げ出そうとし、その際に抗議した女性に大けがを負わせた。怒った民衆は長官の車をひっくり返し(写真)、闘いは1万を超える大闘争へと発展した。
不動産開発資金の不正調達をめぐっては、同様の騒乱が各地で起きている。9月18日には浙江省麗水市で、やはり不動産投資で被害を受けた住民1万人以上が市政府庁舎を包囲して警官隊と衝突した。世界金融大恐慌への突入は、中国政府を直撃し始めている。中国の労働者と農民の怒りはこれから本格的に大爆発する。反帝国主義・反スターリン主義プロレタリア世界革命こそが唯一の出口であることを、今こそ真っ向から訴えて闘おう。(CHI)
2008年9月11日20:29
Pakistan: Workers win big wage increase and regularization of contract colleagues
パキスタン最大の電気通信会社・PTCLの労働者が7月、経営側による労働協約の破棄と新賃金体系の導入に反対し、契約労働者を正社員にすることを求めて、全国規模のストライキを決行した。5万人の労働者がストに参加し、ほとんどの電信・電話局が営業中止に追い込まれた。民兵がピケットラインを破ろうと、催涙ガスや警棒を使って労働者に襲いかかり、実弾を空へ発砲して労働者を威嚇した。その結果かなりの数の労働者が負傷した。だが、労働者の固い団結と戦闘性の前に軍はピケットラインを崩すことはついにできなかった。
これはPTCLが2005年に民営化されてから最大規模の争議だ。スト4日目の7月21日の時点でも、ラホール、イスラマバード、カラチなどの主要都市では事業所の完全封鎖が実施されていた。ストは2週間続き、7月30日、労働者側が基本的要求をすべて貫徹して終了した。全世界で新自由主義が渦巻くなか、国際労働者階級がかちとった大きな勝利だ。合意内容は、①賃金を即時35%引き上げる、②8000人の契約労働者を正規職に格上げし、賃金を35%引き上げ、かつ他の労働者と同じ手当を受けるようになる、というものである。これは電気通信労働者にとって画期的な勝利である。
「社会主義インターナショナル」にも加盟しているパキスタン人民党(PPP)の影響下にある労働運動の既成指導部は、政府閣僚との密室協議に手を染め、労働者間に亀裂を持ち込むためにできることは何でもやった。しかし、労働者たちは既成指導部の指導を拒否し、「パキスタン労働組合の権利運動」(TURCP)のもとに闘った。そして日和見主義者を打ち負かし、ボスから大きな譲歩をかちとったのである。こうしたパキスタン労働者の階級闘争こそ、ムシャラフ大統領を辞任に追いやった一つの大きな原動力になった。(OD)
2008年8月26日12:02
India: Millions of workers participate in nationwide 12-hour strike

8月20日、インド中央公共機関労働組合(CPSTU)によるゼネストの呼びかけに応えて、インド全土で数百万人の労働者が12時間ストに決起した。ストは朝7時から晩の7時まで闘われた。CPSTUは、このかんの急激なインフレ(公式発表で12・4%)に抗議し、大幅賃上げを求め、政府の経済政策に抗議してストを呼びかけた。このストには、国営銀行をはじめ銀行員だけで90万人が参加している。さらに、空港・鉄道・通信・自治体・大学、バスやトラックの運転手など、きわめて広範な産別・職種の労働者がストに参加した。
写真は電車が完全にストップしたコルカタのハウラ駅
各空港では、給与の引き上げと雇用保障を求めて労働者が国内線・国際線・貨物線のターミナルでデモを展開し、そのため多くの便で欠航ないし大幅な遅れが出た。鉄道も多くの都市で全面的運休となり、バングラデシュにほど近い西ベンガル州の州都コルカタ(旧カルカッタ)では、最重要のハウラ駅で早朝から完全にストップとなった。ストが最も強力に闘われた西ベンガル州とインド最南端のケララ州では、州政府と各自治体の窓口はもとより大学・学校など各種教育機関、市場やビジネスも完全に閉鎖となり、文字どおりゼネストとなった。
すでにこの速報版でも報道されているように、インドでは4月24~25日、首都ニューデリーとその周辺都市で2日間のゼネストが闘われた。7月2日からはインド全土で数百万人のトラック運転手が数日間のストに決起した。8月11日には西ベンガル州で、茶栽培のプランテーションで働く労働者30万人がストに決起している。いずれも、食糧・燃料の高騰などインフレに抗議し、大幅賃上げを求める闘いだ。これらは今や世界のどこでも労働者階級の共通の課題となっている。次々にゼネスト・全国ストに決起する全世界の労働者に続こう。(き)
2008年6月 7日12:54
China: Explosive increase of labor disputes in Guangdong Province
中国では今年1月の「労働契約法」「労働争議調停仲裁法」の実施以来、多くの隠れていた違法な労働実態が露わになり、労働争議が急増している。とくに広東省・珠江デルタ地帯での労働争議は昨年同時期の2倍以上に達した。その6割以上が委託加工企業と外資系企業で起きている。
(写真は3月6日ストに突入、機動隊に街頭進出を阻まれ工場に戻る広州市の日系カシオ工場の労働者)
広東省高等法院の調査報告によると、今年の第一四半期に珠江デルタ地帯の裁判所が受理した労働争議案件は爆発的な増大で、深センで4347件(前年同時期の2・26倍)、東莞で3559件(同2・32倍)、広州で2280件(同1・92倍)となり、特に深セン市の労働争議仲裁院が受理した案件は昨年の3・5倍以上となった。現在、広東省での労働争議の件数は全国総数の4分の1を占めている。
珠江デルタ地帯の外資系企業の多くが労働集約型の伝統的な製造業であり、安い賃金で長時間働かせることで利潤をかせいでいたが、新労働法の施行前後にリスクを避けるため突然の首切りや、それまでの労働契約を無効にするなどの行動に出た。しかし、決意した労働者がこの新法を利用して残業代や社会保障費や経済補償金などの権利を公然と要求し始めた。コスト増を嫌った企業が工場を閉鎖して他へ移転する中で、放り出された労働者の未払い賃金問題も多発しており、珠江デルタ地帯の労資の矛盾は最高に達している。
2008年6月 6日02:18
Vietnam:1000 workers go on strike at Panasonic factory
日本帝国主義の大独占・パナソニック(松下電器)は2006年以来ベトナムのハノイに工場を建設しハイテク製品を生産してきたが、そこで5月31日、約1000人の労働者が賃上げを要求してストライキに決起した(写真)。ベトナムの消費者物価は昨年25・2%上昇(政府発表)したが、労働者の平均賃金は105万ドン(約7000円)と著しく低いままだ。そのため今年に入ってから3月末までにすでに全国で約300件のストライキが闘われ、そこには日系企業の工場も多く含まれている。
北部ベトナムのハイドン省にあるブラザー工場でも5月27日、ストライキが闘われた。労働者たちは賃金の15%引き上げ、各種手当の増額を求めている。労働組合(スターリン主義に忠実な御用組合)が介入して闘いを抑えようとしているが、労働者の怒りは強まる一方だ。
ベトナムに限らず、タイやインドネシア、中国など日本帝国主義の大独占企業が超過利潤(搾取と収奪)を求めて展開しているアジアの各地で、いまや日系大独占企業にたいする必死の闘いが激発している。 (や)
2008年5月18日13:30
Korea: Rally of 60,000 people in Seoul against import or US-beef
5月17日、米国産牛肉の輸入に反対する労働者・民衆6万人がソウル・清渓広場を埋め尽くした。米国産牛肉問題を直接の契機に爆発した韓国民衆の怒りは、学校自律化(注1)や公共部門の私有化などイミョンバク政権の強行する新自由主義政策全般に対する怒り、闘いへと発展している。 中高生たちは、教育庁や学校側の制動をはねのけて「殺されてたまるか!」「このままでは学生に未来はない」と叫んで街頭に飛び出し、教育労働者や保護者も「子供たちを死に追いやる学校自律化反対」を掲げて闘いに合流している。
一方、民主労総は16日、農林水産食品部長官が米国産牛肉衛生検疫基準についての立法を告示した場合、運送阻止を含むゼネストに入ることを決定するとともに、5月末から6月はじめを米国産牛肉輸入阻止の集中闘争日として設定した。
さらに民主労総は、6月25日から7月5日をイミョンバク政権の「親(しん)企業」政策(注2)に対する総力闘争期間として設定し、7月3日には全国同時多発総力集中闘争を行なう方針を打ち出した。(写真集へ)
注1:学校自律化
優劣班編制、0時間目授業、深夜補習授業などに対する規制を解き、学校間競争、学生間競争を徹底的に推進するイミョンバク政権の教育政策
注2:イミョンバク政権の親(しん)企業政策
公企業民営化・構造調整、水産業支援法制定、公務員年金法改正、金融・産業資本分離の緩和、出資総額制限制の廃止、法人税引き下げ、韓米FTA批准など露骨に資本家階級の利害を貫徹しようとする政策
2008年5月16日23:38
Korea: Forced repatriation of two leaders of immigrant labor union
ソウル京畿インチョン移住労働者労働組合の指導部2名が、去る5月2日連行されたのに引き続き、本国に強制送還されていたことが判明した。許せない! 去年11月に弾圧を受け強制追放されたカジマン前委員長ら3人に引き続く、移住労組を潰そうとするねらい打ち弾圧だ。 トルナ委員長とソブル委員長(写真)は不当拘束されチョウンジュ外国人保護所に勾留されていたが、それぞれの病状に対して外部の病院での総合診断を受けることを要求して、5月14日と15日にハンストに突入していた。その直後の強制送還だ。
これについて韓国法務部は「今回強制追放された者は法外労組の委員長と副委員長であり、観光目的で入国した後、現在まで不法在留し、出入国管理法上強制退去対象者であることが明白である」としている。
今回の強制送還弾圧は国家人権委員会の「緊急救済措置勧告」さえも無視して強行されたものだ。イミョンバク政権の追いつめられた姿を示している。
2008年5月16日23:15
Korea: ELCA Korea Union goes on strike

韓国のELCAコリア労働組合が5月14日ソウルのチョンノ(鐘路)で「ストライキ突入決意大会」を開き、全国から800余名の組合員が結集した(写真)。
ELCAコリアは外国有名ブランドの化粧品を販売する会社で、ELCAコリア労働組合の組合員は大部分がデパートの化粧品売り場(出店)で働く女性労働者だ。 彼女らは、長時間労働、過度の売り上げ目標の押しつけ、労働者間の競争をあおる不透明な賃金格差等の改善を要求し、会社側に誠実団交に応じることを要求して「警告スト」に突入した。
彼女らは昨年9月に労組を結成したのだが、労組設立から1週間で800名が労組に結集したとのこと。専従者がおらず幹部たちが年休を使って組合を組織していった。(N)
2008年5月 6日20:18

アメリカとの牛肉交渉無効化を要求するインターネットサイト内での論議がインターネット空間を越え、集会となって街に躍り出た。5月2日午後7時からチョンゲ広場など数カ所で「ローソク文化祭」を開いた。集会参加者は午後10時頃には2万余名にふくれあがった。学生服を着た中、高校生を含む様々が年代の参加者でチョンゲチョン一帯が埋められた。
写真=5月2日の集会

イミョンバク政府のアメリカ産牛肉輸入全面解放に怒る市民の声はイミョンバク政府の政策全般に対する反対に拡大している。集会に参加した市民はアメリカ産牛肉反対だけではなく医療民営化反対,大運河反対のスローガンを叫び,韓米FTA反対を叫び,イミョンバク政権を弾劾した。
集会の成功に感動した参加者たちは、5月3日も続けて集会をやろうと提起し、次の日も、数万人がチョンゲ広場の集会に結集した。
写真=3日の集会
2008年5月 6日18:28
インドの首都ニューデリーおよびその周辺都市で4月24~25日と2日間のゼネストが闘われた。公共部門・民間部門そして未組織労働者や小売店の労働者など数えきれない人々が参加し、都市機能は完全にストップした。闘いを呼びかけたのはナショナルセンター・CITU(インド労働組合センター)のデリー州支部だ。 デリーではこの数年間、8時間交替制で組まれた作業が突然12時間交替制にされたり、労働者の名前が社員名簿に記載されなかったり、社員保険が支払われなかったり、法律で定められた最低賃金さえ支払われないということが続いている。闘いはこれに抗議するもので、抜本的改善を求めるものだ。
CITUは、最低賃金=8500ルピー(約2万2000円)の支払い、健康保険の実施、年金制度の改善などを求めている。しかし、労働者階級が2日間にわたって首都の都市機能をストップさせるという資本家と州政府-中央政府の屋台骨を揺るがす闘いを実現したにもかかわらず、CITU指導部は州政府にたいして6か月の猶予期間を与えるというじつに屈服的態度をとってしまった。
インドでは、05年の9月29日、中央政府の経済政策と主要空港の民営化、労働法制の改悪に反対して銀行・保険会社、空港をはじめとして労働者が「未曽有の規模の全国スト」(CITU)に立ち上がった。また07年の10月31日には、じつに1千万人の労働者が政府の年金改悪に反対して全土で立ち上がった。参加したのは、公共部門、銀行・保険会社、郵便、教育関係などの労働者だ。それ以後も各地で闘いが続いていたが、今回ニューデリーを中心に再び大規模な闘いへと登り詰めた。
全世界で原油や食糧価格が高騰し、インフレが急速に爆発するなか、インド亜大陸(インド・パキスタン・バングラデッシュなど)でも、労働者階級人民の文字どおり生存をかけた闘いが毎日激しく闘われている。(も)
2008年5月 2日16:43
May Day in Korea: KCTU declares "Overall Struggle" in June and July

韓国の民主労総は5月1日、大学路で1万名の労働者が集まる中、「118周年世界労働節記念大会」を開催、イミョンバク政府の「親(しん)企業」政策に対し6月末~7月初めにゼネストを含めた総力闘争に立ちあがることを宣言した。
(写真集へ)
民主労総がこの日掲げた対政府10大要求は、1)非正規職法の全面再改正・特殊雇用労働者の労働3権保障、2)全ての労働者に労働基本権保障・団体協約適用、3)親(しん)財閥政策中止・一方的FTA推進中止、4)医療、教育、サービスの私有化中止、5)公共部門の私有化と構造調整中止、6)公共部門の民主的運営と雇用拡充、7)基礎年金15%実現と公務員私学年金の正しい改革、8)言論、金融の公共性確保、9)朝鮮半島の平和・統一実現、10)朝鮮半島大運河事業の中止―など。
2008年4月25日17:08
KCTU Seoul Regional Council wages "March for Abolishment of Discrimination"


民主労総ソウル本部による今年で5回目の「差別撤廃大行進」が、4月23日から8日間の日程で闘われている。 行進は23日朝、ソウルのチョング聖心病院前で始まった。チョング聖心病院は、前近代的な労務管理で悪名の高い事業場だ。キムエラン公共労組ソウル地域本部医療連帯副分科長は,この5年間続いてきた病院側の労組弾圧を告発・弾劾し、「差別と貧困が渦巻くチョング聖心病院が差別撤廃のための大行進の発隊式の場所として選ばれたのはあまりにも当然だ」「この病院で21世紀に堂々と行なわれている人権蹂躙を広く知らせ、労働権を保障するために力強く闘う」と述べた。 イーランド、コスコム、キリュン電子などの非正規職労働者を先頭とする200余名の参加者は、「非正規職撤廃」「社会公共性強化」「貧困問題解決」「医療公共性争取」「教育市場化反対」のスローガンを書いたプラカードを掲げ、"貧困と差別の街"ソウルで「差別のないソウル」を叫んで8日間の行進を開始した。(N)
2008年4月15日01:10

4月12日、バングラデシュの首都ダッカで2万人以上の女性繊維労働者が食料品価格の急激な上昇に抗議し、大幅な賃上げを求めて街頭抗議行動をおこなった。 十数の工場から集まった大部分女性からなるデモ隊にたいして、警察の特殊部隊は催涙ガスや警棒、警告発砲などで襲いかかったが、デモ隊は投石やバリケードなどで激しく応戦して闘い抜いた。軍が投入されてようやく市街戦は収束したとのことだ。100人以上の労働者が逮捕された。(写真 ダッカの町をデモする繊維労働者)

バングラデシュの人口は1億4400万人。そのうち40%の人々が1日1ドル以下での生活を強いられている。繊維工場の労働者の賃金は世界中で最も低い。月々の賃金は23㌦あまりで、これはベトナムでの同種の労働者の半分の賃金でしかない。バングラデシュでは200万の人々が繊維産業で働いている。そのうち85%が女性だ。彼女らは、もらった賃金のうち70%を主食の米のために支出しなければならない。バングラデシュの繊維工場で生産されているのは、たとえばリーバイス、テスコ、H&Mなど欧米大資本のブランド製品だ。
繊維労働者組合の委員長は、「2006年に最低賃金は25㌦と決められたが、それ以来、米をはじめとしてさまざまな食料品が2~3倍になっている」と語った。資本家側は、「世界市場で衣料品価格は下がっているし、中国製品とも競争しなければならない」と言って、賃上げを頭からはねつけている。
米の生産国であるアジアの国々が、今や自国の民衆に米を供給することができなくなり、輸入に頼らなければならないといった事態に陥っている。理由は、国際金融資本の投機の結果、食糧が不足気味になっていることだ。食糧が大量に買い付けられ、巨大な倉庫に寝かされている。その結果、1トンの米がこの間500㌦から1000㌦へと2倍にもなっている。そのため、米の生産国が自国の民衆を養うために高い金を出して国際市場で米を買わなければならないという、とんでもない事態を招いている。これに直撃されているのが、まさにバングラデシュだ。
世界中どこでも、労働者階級人民が生きていくためには国際金融資本・国際帝国主義を打倒しなければならない――それが、バングラデシュの示している現実だ。(こ)
2008年4月 4日21:14
Korea: Temporary workers protests against Detention Center Authority
4月3日、韓国・ソウルのヨンドゥンポ拘置所前で、非正規職の様々な闘争事業場の組合員30余名による拘置所当局への弾劾集会が開かれた。ヨンドゥンポ拘置所は、2006年9月の闘いで同所に拘束されていた労働者が07年1月、食べ物からぼろ切れが出てきたことで看守に抗議した事件について、この労働者に多額の賠償金支払いを請求してきた。
当事者のヨンジェイルさんは集会で「私は労働階級として堂々と闘った。拘置所側は事件当時、再発防止を誓い、謝罪までしておきながら、今になって賠償請求するのは拘束労働者を二度殺すものだ」と強く非難した。
集会後、チョンゲチョンにあるチョンテイル烈士の銅像までデモ行進と街頭宣伝を行った。デモの途中で「死んでも死にきれない非正規職の絶叫、非正規職撤廃」と書いた幅3.5m長さ25mの黒い幕を広げ、組合員が寝そべるパフォーマンスが行われた。