ZENSHIN 1998/01/01(No1844 p16)

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週刊『前進』(1844号12面1)

《1998年新年のメッセージ》
狭山と住宅めぐる決戦に打って出る

部落解放同盟全国連委員長東大阪市議会議員 瀬川博さん

 全国の闘う仲間の皆さんに新年のあいさつを送ります。
 今年一九九八年は、橋本政権の戦争と大反動政治に真っ向から対決して、労働者と部落大衆が立ち上がる決戦の年です。ガイドラインの具体化、有事立法を阻み、われわれの生活と権利を守りぬく正念場の年です。
 日本―世界の経済は大恐慌に向かってまっさかさまに転げ落ちています。帝国主義・権力者どもは、再びみたび朝鮮・アジアを戦禍で踏みつぶして生き延びようとしています。しかし、私たちはけっして戦前の敗北をくりかえすわけにはいきません。
 労働者人民の実力闘争でこのような帝国主義を打倒してでも、戦争への道を阻まなければなりません。
 昨年、九・二三、十一・九には、私たち全国連もその思いで立ち上がりました。今年も、より一層、最前線の沖縄の闘いと連帯し、昨年以上の第三次安保・沖縄闘争をまきおこしていかねばなりません。朝鮮侵略戦争に向けた基地強化、軍事演習、有事法制に対して総反撃をしましょう。全国連は、「安保全国連」を自称し、常にその一翼を担って闘います。
 戦時体制づくりの中で、部落差別は必ず強まってきます。何より、石川一雄さんの再審請求に対して、国家権力はきょうあすにも棄却攻撃をたくらんでいます。部落解放運動の屋台骨である狭山闘争を解体し、部落差別に対して反発できないようにしようというのです。また住宅家賃の大幅値上げを始め、同和対策事業を全廃し、部落の生活を貧乏のどん底に突き落とそうとしています。これらを、解同本部派や全解連を手先にして部落解放運動を根絶やしにし、部落差別のやりたい放題の情勢にもっていこうとしているのです。それは、労働者の不満を部落に向けさせ、戦争に駆り出していくための常套(じょうとう)手段なのです。
 今年は、狭山と住宅をめぐる決戦の年になります。解同本部派がいかに裏切ろうとも、部落大衆は差別と戦争で殺されるより、命懸けで闘うことを選ぶのです。全国連はその先頭に立つためにあるのです。全国連は、五万人組織建設をかけて、今年の決戦に打って出ます。そして、必ず、勝利します。
 全国の仲間の皆さん。三月一日には、全国連第七回全国大会を開催します。ここに総結集して勝利の誓いを確認し、ともに闘わんことを訴えます。

 

 

 

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