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週刊『前進』(1892号3面2)
99年狭山必勝を誓う
東日本解放共闘が総会
”全労働者の課題に”
十二月二十日、東京・品川区の中小企業センターで部落解放東日本共闘会議の第七回総会が開かれた。十二月冒頭に狭山再審棄却攻撃と対決して東京高裁に対する座り込み・糾弾闘争を一週間にわたって闘い抜いた部落解放同盟全国連合会と解放共闘の労働者ら約百人が参加した。
主催者あいさつに立った東日本共闘会議の中野洋議長は、冒頭、十二月十七日から強行されたアメリカ帝国主義によるイラク爆撃を徹底的に弾劾した。そして「新ガイドライン、狭山、三里塚、国鉄を始め、敵階級が狙っていた攻撃は九九年に全部先送りされた。闘う陣形をさらに拡大し、来年早々からの闘いにうって出よう」と訴えた。
続いて解同全国連狭山闘争本部の井橋昌夫さんが、狭山闘争の現局面と展望について一時間の講演を行った。井橋さんは、東京高裁・高木俊夫裁判長が一切の事実調べをしないまま九九年三月に予想される転任前の再審請求棄却を策動しており、棄却攻撃との最大の決戦を迎えていることを強く訴えた。また、この間攻勢的に闘い抜き、高木をぐいぐいと追いつめていると、確信を持って述べた。
そして、第二次再審申し立て以来十二年間、東京高裁がいまだに事実調べを行わないこと自体が、部落差別によるものであることを徹底的に弾劾した。
井橋さんはさらに、検察意見書の差別性・反動性を弾劾し、これからの闘い方として狭山再審闘争の二つの側面、すなわち〈差別糾弾闘争〉と〈民主的な裁判を求める再審闘争としての再審闘争〉の両者を一体として闘う中に、狭山闘争の一層の大衆的爆発の道があることを提起した。
この立場から、一切を「事実調べの貫徹」に集中し、高木打倒をめざして闘うことを訴えた。
続いて東日本共闘の山川博康事務局長が議案を提起した。山川さんは、石川一雄さんの怒りと無罪獲得の執念をわがものとして闘ってきた九八年の激戦激闘を高裁要請行動を中心に総括し、再審棄却策動をはね返してきた闘いの意義を強調した。
そして、九九年は狭山再審をめぐる一層の決戦の年であり、日帝が再審棄却をもって部落差別をあおり、人民の差別・分断を強め、戦争体制づくりを狙ってくることに対して、労働者階級が自らの階級的課題として狭山闘争に決起することが今こそ問われていることを訴えた。そして、部落解放共闘会議の一層の強化と発展をかちとるための九九年の運動方針案を提案した。参加者の大きな拍手と「異議なし」の声で、提案を採択した。
最後に部落解放共闘に結集する労働組合、都政を革新する会、婦人民主クラブ全国協、大学解放研、解同全国連の各県連・支部代表が力強い決意表明を行い、九九年冒頭から直ちに再審棄却阻止へうって出ることを全体で誓って総会を成功裏にかちとった。
九九年狭山再審闘争は一月十一日の高裁要請行動で決戦の火ぶたを切る。全力で闘おう。
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