ZENSHIN 1999/03/15(No1900 p06)

ホームページへ週刊『前進』月刊『コミューン』季刊『共産主義者』週刊『三里塚』出版物案内販売書店案内連絡先English

 

週刊『前進』(1900号6面1)

 3・15−19狭山連続決戦へ

 高裁・高木体制を打倒し事実調べ−再審かちとれ

 解同全国連と連帯し闘おう

 部落解放同盟全国連合会は、三月十五〜十九日、「高木体制打倒! 事実調べ・再審貫徹! 東京高裁糾弾・座り込み闘争」に全力で決起する。切迫する日帝・高裁の狭山再審棄却策動を絶対阻止し、事実調べをかちとるために、全国連と連帯して決起しよう。
 十三年間闘われてきた狭山第二次再審闘争は、再審請求棄却を許すか否かの決戦情勢を迎えている。
 東京高裁第四刑事部(高木俊夫裁判長)は、石川一雄さんの無実を百も承知でただただ狭山闘争と部落解放運動の圧殺のために、年度内=三月再審棄却策動を強めている。
 解同本部派は、高木に対する幻想を振りまき、棄却策動との必死の闘いを裏切っている。石川さんの闘いにこたえて三月棄却を阻止する闘いは、全国連と解放共闘の双肩にかかっているのだ。
 日帝・高木の攻撃を三月決戦の爆発でなんとしても阻止し、高木体制を打倒し、事実調べ・再審開始の道をこじ開けなければならない。
 石川一雄さんは青天白日無実である。一九六三年五月、埼玉県狭山市で女子高校生・中田善枝さんが殺された事件で、日帝権力は事件現場近くの部落に対する差別的な集中捜査を行い、石川一雄さんを別件逮捕し、拷問的取り調べで「自白」をデッチあげ、「犯人」に仕立てた。警察は被害者の万年筆のニセモノを石川さん宅のかもいの上に置くなど、「証拠」までデッチあげて石川さんを「犯人」に仕立て上げたのである。そして裁判所は一審で死刑、二審で無期懲役判決を行い、三十二年間もの超長期にわたって石川さんを投獄してきたのだ。
 石川さんは、今なお「仮出獄」という鎖に縛られ続けている。権力の差別犯罪への煮えたぎる怒りを燃やしながら、石川さんは、「本審(第二次再審請求)にすべてをかける」と言って、再審無罪の戦取をめざして闘いぬいている。この闘いになんとしてもこたえなければならない。

 第1章 部落差別裁判徹底糾弾せよ

 第一次再審請求以来二十二年、第二次再審請求以来十三年、高木の就任から数えても五年間が経過した。この間、元捜査官証言や小名木証言など、石川さんの無実を明白に示す新証拠・鑑定書などが数多く裁判所に提出されている。にもかかわらず東京高裁・高木裁判長は、まったく事実調べを行おうとしていない。十三年、あるいは二十二年以上も事実調べが行われていない再審請求事件は狭山事件だけである。そして、事実調べなしに再審開始が決定された例は一度もない。事実調べを行わない高木が再審棄却を狙っていることは明らかだ。
 高木は、再審棄却をもって暗黒の寺尾差別判決を護持し、石川さんを見えない鎖で縛り続けようとしている。「石川=犯人」のデッチあげを貫き、暗黒の部落差別を扇動しようとしている。
 十三年間も部落大衆と人民の闘いが続けられてきた結論が、一片の棄却決定であるなどということがどうして認められるか。絶対に許してはならない。
 警察・検察・裁判所が一体となった、この日帝権力総ぐるみの部落差別−差別裁判に、今こそ怒りを爆発させよう。
 昨年十二月と今年二月の連続的な高裁闘争は、高木の棄却策動をぎりぎりのところではね返し、三月の闘いを文字どおりの歴史的決戦に押し上げた。解同全国連は、「事実調べをしないのは部落差別だ」「差別裁判官・高木に裁判官の資格はない。即刻退官せよ」と糾弾と要求を突きつけ、高木を決定的に追いつめてきた。そして、勝利の路線で全員が武装し、狭山闘争の新たな大衆的発展の展望をかちとってきたのである。
 三月こそ最大最高の決戦だ。狭山総決起大会として圧倒的にかちとられた解同全国連第八回全国大会の成功をバネに三月棄却策動を阻止し、高木を退官に追いこもう。

 第2章 高裁糾弾・すわり込み行動へ 

 狭山再審が開けるかどうかは、実力糾弾の力で決まる。差別者を恐れさせ、震え上がらせるような大衆的大結集と気迫をもって闘おう。
 戦争と大失業攻撃が強まり、そのもとで激化する日帝の部落差別攻撃を、狭山闘争の大爆発ではね返せ。ガイドライン関連法案粉砕決戦、統一地方選挙闘争、国労臨時大会決戦、三里塚決戦と一体で、〈無実・差別・徹底糾弾〉の旗を掲げ、三・一五から五日間の東京高裁糾弾・座り込み闘争に決起しよう。
 

TOPへ