ZENSHIN 1999/05/10(No1908 p10)

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週刊『前進』(1908号4面2)

 狭山高裁行動

 新書記官を糾弾

 高裁の部落差別に怒り

 切迫する狭山再審棄却を絶対に許すなと、四月二十六日、部落解放同盟全国連合会は東京高裁糾弾要請行動を約四十人の決起で戦闘的に闘い抜いた。
 この間の全国連の決起は東京高裁・高木体制に大打撃を与え、再審棄却の狙いを粉砕してきた。このため日帝は、高木裁判長の任期を延長してあくまで再審棄却を狙っている。そのために書記官をより一層反動的な人物に交代させた。文字どおり棄却強行シフトだ。
 新主任書記官・及川は、冒頭から、これまで再審事件を担当したことがあるかどうかを尋ねる全国連の質問にまともに答えず、居丈高で差別的な対応に出てきた。また、部落差別が核心問題となっている狭山担当部の書記官となったにもかかわらず、同対審答申すらまともに読んでいないことが暴露された。
 これこそ部落差別だ! 
及川は、権力・裁判所の差別的な体質をむきだしにして登場したのだ。要請団は怒りを爆発させ、及川を徹底糾弾した。茨城県連の婦人を先頭に部落差別の現実をとことん明らかにし、差別への怒りをたたきつけた。こうした闘いによって、開き直りを続けていた及川を謝罪させた。
 要請団は、四時間にわたる糾弾要請行動の最後に、「今なお事実調べを拒否し、差別裁判を居直る高木裁判長を打倒する」との断固とした高木打倒宣言を高裁にたたきつけて、この日の行動を終えた。
 再審棄却攻撃は切迫している。三月九日、最高裁は「日産サニー宿直員強盗殺人事件」で、福島地裁いわき支部の再審開始決定を取り消した仙台高裁の決定を支持し、斉藤元被告の特別抗告を棄却した。再審の流れを覆す大反動である。
 不屈に闘う石川一雄さんの叫びにこたえて、再審棄却を絶対阻止し、再審無罪をかちとろう。五・二三狭山中央闘争−二四高裁要請行動に決起しよう。
 

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