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週刊『前進』(1914号5面5)
狭山高裁行動に70人
棄却切迫と対決
「再審棄却」発言を糾弾
六月十四日、部落解放同盟全国連合会は、東京高裁第四刑事部裁判長・高木俊夫の三・二三「再審棄却宣言」への激しい怒りを爆発させ、東京高裁糾弾・要請行動に立ち上がった。全国から約七十人の部落大衆、共闘の労働者人民が参加して高裁を徹底追及した。
高木の三・二三発言とは、狭山弁護団との折衝で、弁護団が「疑わしきは被告人の利益に」という最高裁・白鳥決定の尊重を求めると、高木が「私も同じ意見だが、゛疑わしき”については判断のあるところだ」と答えたものだ。
この高木発言は、「確定判決(寺尾判決)に疑わしい点は何もない」と言ったに等しいものであり、再審棄却宣言そのものである。
だが、着任から五年三カ月の間、事実調べを一切行っていない高木に、どんな「判断」ができるというのだ。高木に「判断のあるところだ」などと言う資格は一切ないのだ。
要請行動前に開かれた決起集会で解同全国連の中田潔書記長は、「高木発言をあいまいにすれば、棄却以外にない。解同本部派がこの発言を問題にせず、抗議もしていない中で、全国連が闘いの先頭に立とう」と奮起を呼びかけた。
福岡、山口、広島、大阪、茨城を始め全国から結集した部落大衆と共闘の労働者・学生が、闘う石川一雄さんとの熱い連帯を表明し、高木発言を絶対に撤回させる決意を表明した。
午後二時から行われた要請行動では、「答えるつもりはない」「一切回答できない」などと言って逃げ回る裁判所に対し、部落大衆の弾劾と追及が三時間以上行われた。
怒りと悔しさに涙しながら訴える女性を始めとして要請団全体が怒りの火の玉となり、「事実調べも一切やらないで、予断を語る高木は裁判官失格だ」「発言を撤回し事実調べを行え。さもなくば高木は辞任せよ」と及川主任書記官らに迫った。さらに検察庁が隠し持っている膨大な証拠の開示勧告を裁判所が出すよう要求した。
三・二三高木発言は、棄却決定の超切迫を示すものである。ガイドライン関連法を成立させた日帝は、戦争国家体制づくりのために、狭山闘争を基軸とする部落解放闘争を圧殺しようとしている。絶対許すな。
七月五日、二十三日の要請行動に総決起し、棄却策動を粉砕しよう。狭山新パンフ『この差別裁判を許すな』と狭山百万人署名運動を武器に再審をかちとろう。
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