ZENSHIN 1999/07/19(No1917 p06)

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週刊『前進』(1917号5面2)

 狭山高裁行動

 「高木辞めろ」と追及

 棄却絶対許さぬ気迫で

 解同全国連は五日、東京高裁糾弾要請行動を闘った。裁判所の対応などから見て、棄却情勢はきわめて切迫している。高木俊夫裁判長は就任以来五年以上、まったく事実調べを行わず、寺尾差別判決の護持のために再審請求の棄却を狙っている。これと全力で対決し、「体を張って阻止する」と、全国から部落大衆、共闘の労働者ら六十人が非常の決意で決起した。
 六月十日には、狭山弁護団が「脅迫状」に関する新証拠(斎藤鑑定)を提出した。封筒に書かれた「少時」という文字が万年筆で書かれたことや、作業用手袋の痕(あと)が残っていることなどを明らかにしている。寺尾判決の事実認定を大きく覆す決定的な新証拠だ。これだけでも直ちに事実調べが行われなければならない。
 午前中の決起集会と東京高裁糾弾デモをやり抜いて要請行動が午後一時から行われた。要請団は、高木裁判長が三月二十三日の弁護団との面会で、再審棄却の差別的心証を示したことを徹底的に追及し、「発言を撤回せよ。さもなくば辞任せよ」と強く迫った。また東京高裁長官が、裁判官として不適格な高木をそのままにしている責任を追及した。
 これに対する書記官らの対応はきわめて差別的で不誠実であり、要請団は裁判所の対応を烈火のごとき怒りで糾弾した。
 総括集会で中田潔解同全国連書記長は、「再審棄却がいかに理不尽で部落民の怒りを買うものかを高裁・高木に突きつけた。高木が辞めるしかない情勢をつくり出さなければならない」と、決戦態勢を一層強化して闘うことを呼びかけた。
 七月二十三日(金)の次回要請行動に結集し、再審棄却絶対阻止・高木打倒へ全力で闘おう。
 

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