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週刊『前進』(1933号3面3)
石川一雄さんと心ひとつに
狭山百万署名へ決意
10・30川越 解同全国連集会に430人
十月三十日夜、狭山現地にほど近い埼玉県川越市の川越福祉センターで、部落解放同盟全国連合会の主催による「〈寺尾判決二十五カ年・高木再審棄却決定〉糾弾/異議審決戦勝利/狭山全国総決起闘争」が四百三十人の結集で開かれた。
会場は、無実の石川一雄さんが三十六年前に拷問的取り調べを受けた川越警察署分室の跡地に建てられた施設だ。参加者は日帝の部落差別犯罪への怒りを新たにし、石川さんと固く連帯して異議審闘争に勝利し、再審をかちとる決意をうち固めた。
冒頭、あいさつに立った石川辰衛副委員長は、この間、東京高裁が全国連の要請行動を暴力的に破壊しようと理不尽な弾圧を強めていることを徹底糾弾し、「高橋裁判長がどのような手段をとろうとも屈することなく、堂々と闘っていこう」と呼びかけた。
中田潔書記長のアピールに続いて、小森勝重狭山闘争本部事務局長が基調報告を提起した。小森さんは、七・八再審棄却決定以降、警察・裁判所・ファシスト勢力一体となった狭山闘争と全国連つぶしの策動が一層強まっていること、それは全国連の闘いが権力を追いつめているからであり、自自公体制による戦争体制づくりだと弾劾した。
これに対しては、デタラメな高木の棄却決定の内容をとことん暴露・批判して大衆の怒りを結集すること、そのために新百万人署名と狭山学習の大運動を全国で闘い、また高裁との要請行動の権利をめぐる白熱的攻防戦に必ず勝利することを呼びかけた。
小森さんは、高木決定に対する石川さんの怒りがどれほど深いかを訴え、「全国連こそが石川さんの化身となって闘おう」と熱烈に呼びかけた。参加者は大きな拍手でこたえた。
基調報告を受けて、全国連各ブロックと共闘団体の力強い決意が表明され、新たな狭山異議審闘争の火ぶたが切られた。
高裁行動
4条件撤回迫る
要請行動破壊と対決
十一月一日、東京高裁要請行動が五十人の参加で闘われた。解同全国連は十・三〇集会、翌日の狭山現地調査と都内街宣に続き、この日も朝から激しい雨の中を闘い抜いた。
東京高裁が七・八棄却決定以降、全国連の要請行動に際してつけてきた不当極まる四条件(@人数は二十人、入れ替えなしA時間は三十分B要請は文書で行う〔付加説明は認める〕C第五刑事部の主任書記官は出席しない)の撤回を強く求めながら要請行動を貫徹した。
午前中に決起集会を開いた。この中で、理不尽極まる四条件と全員の入構拒否は差別であり、絶対に認めることはできない、正義を貫き全国連の要請行動の地平を守り抜こうと意志一致した。
午前十一時と午後一時半から二回の折衝を行い、四条件の撤回を強く迫った。さらに全員の入構を拒否する不当性を徹底的に追及し、入構を認めるよう、次回までに検討し直すことを約束させた。
そして、三時過ぎから要請行動が行われ、代表が要請文を読み上げ、高木棄却決定を激しく弾劾し、第五刑事部(高橋省吾裁判長)が棄却決定を取り消し、再審開始を決定することを要求した。また、事実調べを行い、東京高検に対して証拠開示を命令するよう要請した。
高裁への強い抗議の意志を示すために、昼休みと午後二時半の二度、霞が関デモが闘い抜かれた。
高裁正門の内外は前回、前々回と同様、この日も多数の裁判所職員とガードマン、警察官が配置されていたが、参加者は、これへの怒りをバネに真正面から対決し、要請行動を意気高く闘い抜いた。
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