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革命のうねり始まる 階級的労働運動が新時代へ 安倍・ファシストぶっ飛ばし

週刊『前進』06頁(2619号01面01)(2014/02/10)


 革命のうねり始まる
 階級的労働運動が新時代へ
 安倍・ファシストぶっ飛ばし

(写真 「安倍の悪政を倒そう! 2月9日、都知事は私しかない」と訴える鈴木たつお候補【2月6日 JR上野駅前】)
(写真 熱い交流が続く街頭宣伝【2月2日 池袋駅東口】)
(写真 2月6日 JR秋葉原駅中央口で演説会)
(写真 2月6日 JR新小岩駅南口で女性と握手)
(写真 2月1日 原宿・竹下通りを練り歩く)


 都知事選決戦は、全国の労働者の熱い支援のもとに白熱的に闘いぬかれた。鈴木たつお候補は連日都内を駆け巡り、「改憲と戦争、労働者を踏みにじる安倍政権をともに倒そう」と訴えた。あいまいさのない、怒りと情熱にあふれた鈴木候補の革命的訴えは、衝撃と新鮮な感動をもって労働者の心に届き、支持は日々広がった。「真実を真正面から訴える候補者がいたのか!」と、既成政党の腐敗、総翼賛化に怒る人たちが奮い立ち、新たな労働者党の展望をここに見て闘いに合流した。都知事選決戦は極右ファシストやスターリン主義と対決し、2010年代中期の階級決戦、「戦争か革命か」を問う1930年代型の階級闘争の時代を切り開いた。階級的労働運動の新時代が到来し、革命勝利に向けたうねりが始まった。同時に都知事選は、韓国・民主労総のパククネ打倒のゼネスト、イギリス鉄道・海運運輸労組のロンドン地下鉄ストなどとの国際連帯をかけて闘われた。都知事選決戦の地平から国鉄・反原発決戦―14春闘の爆発へ進撃しよう。(2面などに関連記事)

 「2月9日、私は勝つ」

 2月6日、都内でも路上に氷が張ったこの日も鈴木たつお候補は、JR上野駅前から新小岩、亀戸、錦糸町、そして秋葉原駅中央口へと精力的な街頭演説を展開した。 
 最後に立ったJR秋葉原駅前で、鈴木候補は「いよいよ都知事選が3日後に迫りました。2月9日、私は勝ちます!」と力強く宣言した。
 「いま安倍政権がやっている憲法改悪から戦争に向かっての悪政。何よりも労働者の権利を踏みにじる、労働者の誇りを奪う。働く人間をどう思っているんだ。この社会を動かしているのは労働者だ。それをこれだけ踏みつけにしている社会は何だ! こんな社会は必ず壊れる。だが壊れるのをほって置いたら戦争だ。今だったら間に合う。労働者が団結すること、人びとが手を取り合うこと、それでこの悪政を断ち切る、政治を変えることができる。2月9日はその日だ。政治は決断だ。決断し実行していく。これができる都知事候補は誰がいるか。私以外にいない!」
 駆けつけた動労千葉の田中康宏委員長も訴えた。「今若い仲間が言っていました。『選挙の時だけ脱原発』、そんな候補ばっかりです! 本当に命がけで原発をなくすために闘ってくれる候補は鈴木さんだけです。鈴木さんが東京都民1千万の怒りを集めて、『集団的自衛権』まで今度の国会でやろうとしている安倍政権を倒すと言ってくれました」「それとここに立つと、やはり思い出すのはあの秋葉原事件です。派遣の青年が引き起こした悲惨な事件でした。派遣として人格すら否定され、使い捨てられていく。明日の希望も奪われていく。非正規と呼ばれる仲間たちが2千万人を超しました。この国の政治が根本的に絶対に間違っている! 一人の人間が胸を張って希望を持って生きられる社会を労働者の団結した力で取り戻そう。『復興』『安全』という名前で福島を見殺しにするのか。何がオリンピックだ! こういう本当のことを言ってくれる候補は鈴木さんしかいないんです。僕らの力で当選させよう!」
 まさに都知事選挙は、世界大恐慌の深化と階級的激動の中で、階級激突そのものとして闘われている。

 若者たちの怒りと結合

 1月31日、鈴木候補は動労千葉の労働者とともにJR東日本本社がある新宿駅南口で街頭宣伝を行い、JR貨物本社前まで練り歩いた。
 鈴木たつお候補は、「国鉄分割・民営化が、今の労働者が一切の権利を奪われ、食べるためには過労死を強いられる、そういう一切の出発点だった」とJR東日本とJR貨物を弾劾し、「東京地裁と高裁判決で分割・民営化の時に労働組合つぶしの不当労働行為があったことを認めさせ、最高裁に向けて闘っています」「海外には鉄道パッケージ輸出と言いながら、国内では鉄道事業の役割を放棄している。鉄道の安全が守られるためには、そこで働く労働者の権利が最大限守られていなければならない。闘う労働組合を再建しよう!」と訴えた。
 この日は金曜日で、鈴木候補は、首相官邸前・国会前の反原発金曜日行動に登場し、反原発・オリンピック返上を訴え、大きな反響を呼んだ。
 2月1日には銀座通りの歩行者天国に登場し、「NHKの籾井新会長問題、国会では安倍首相は自分とは関係ないと言っています。しかし、これはごまかしだ。ラジオ放送で原発問題を発言しようとした東洋大学の教授が、原発問題に触れるなという局側の意向に対し番組出演を拒否しました。安倍政権のこの悪政を断とう」と呼びかけた。さらに福島の現状を訴え、オリンピックは返上しかないと呼びかけて練り歩いた。
 続いて新宿駅東口、西口に立ち、福島から佐藤幸子さん、大阪・八尾市西郡から全国水平同盟の岡邨洋委員長、沖縄から元米軍基地労働者の水島満久さん、さらに無実の政治犯、星野文昭さんのおつれあいである星野暁子さんらの応援を得て街頭宣伝を展開した。
 夕刻には若者の街、原宿でマイクを握り、「今の若者の未来を奪っているのは、一握りの資本家だ。1%の連中だ。99%の声を集めて、若者を先頭にして根本的に世の中をつくり変える。そうじゃなかったら未来なんかないじゃないか! だから私はオリンピックなんかやめちまえと言ってる。改憲と戦争の安倍政権を断ち切る力は若者にある!」と熱く訴えた。「オリンピックより先にやることあるでしょ!」「カネより命が大事!」と呼びかけながら竹下通りを練り歩き、若者と積極的にふれあった。ハンバーガーショップでは「非正規職を撤廃しよう!」とがっちり握手。外国人とも「インターナショナル ソリダリティ!」と交歓した。
 鈴木候補が行く先々で新たな出会い、新たな決起が生まれ、団結が拡大した。この鈴木候補の奮闘にこたえ、全国労組交流センターを先頭に労働現場、労働組合への支持拡大の闘いも進んだ。全国からかけつけた全学連の学生も、この闘いを全国の大学に学生自治会を再建する闘いとも結合して、若いエネルギーを爆発させた。
 「選挙がブルジョアジーの側から労働者大衆を政治の場に引きずり込む以上、これをプロレタリアートの階級形成にとっての重要な契機に転ずるために、革命的議会主義の戦術をも積極的にとって闘う」(『現代革命への挑戦』)のだ。

 「オリンピックは返上」

 2月2日の日曜日は、池袋駅周辺で終日街頭演説を繰り広げた。近くに地元の北部合同労組が労働相談のコーナーを設置すると、派遣で働く外国人労働者や労働争議を裁判で闘ったが負けたという青年労働者などが駆け寄った。
 夕刻には、「都知事選挙に行こう」と呼びかける街頭宣伝のために池袋駅東口を訪れていた山本太郎参議院議員とエールを交換した。
 2月5日には鈴木候補が住んでいる町田市のJR町田駅前で街頭演説を行った。寒風吹きすさぶ中、鈴木候補は「6千万労働者の40%が非正規だ。中曽根の国鉄分割・民営化に始まり、小泉がやった郵政民営化、そして労働者を虫けらのように扱っている安倍の悪政! この社会を動かしているのは労働者だ! 安倍首相は労働者同士を競争させ、バラバラにして戦争にもっていこうとしている。労働者を踏みにじる、戦争に向かう最大の口実がオリンピックだ!」と、大うそで招致し、福島の原発事故をなかったことにして原発再稼働を狙い、福島を切り捨てるオリンピックを弾劾した。
 沖縄から駆けつけた青年労働者・富田晋さんに続いて選挙ボランティアの女性が、非正規職とされている青年の怒りをストレートにアピール。
 「私はまだ20歳ですがアルバイトやパートしかしたことがありません。子どもも生みたい、結婚もしたい。でもこんな普通の幸せが手に入らなくなっています。原発の再稼働とか、子どもを生んでも安心して育てられるんでしょうか? 人の命、人の心よりも金が優先される、こんな社会は変えたい。黙っていても変わらない。安倍なんか生まれた時からお坊ちゃんじゃないですか。私たちの生活、想像もできないですよ。そんなやつに任せてられるかって、私たちの声を届ける時です」
 2月6日には福島から応援に駆けつけた2人の若い女性が、街頭宣伝で「鈴木たつお応援ラップ」を披露し、このパフォーマンスが圧倒的な注目を集めた。
 「オリンピックのおもてなし 腐敗ガネの5千万! オリンピックはお断り!」「鈴木たつおの安倍退治! うそつきたちをあぶりだせ!」「選挙のときだけ脱原発! 福島無視した脱原発! うそつきたちをぶっ飛ばせ!」「鈴木たつおを東京都知事へ あなたの1票! 革命1票! 東京から世界を変える!」
 青年労働者、学生を先頭に奪われた未来を奪い返す闘い、革命へのうねりが始まった。