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出向手当を成果と誇る外注化の先兵カクマル 春闘で反革命路線あらわ

週刊『前進』06頁(2633号02面03)(2014/05/26)


出向手当を成果と誇る外注化の先兵カクマル
 春闘で反革命路線あらわ


 「出向手当をかちとる」――カクマルが外注化・非正規職化推進、階級的労働運動破壊の反革命路線を鮮明にして押し出してきた。
 カクマルは2月9日に開いた「2014年春闘集会」の基調報告において「出向手当の支給をかちとる画期的な闘いを実現」したことを最大の「成果」とした。
 この基調報告では、ほかにも「一時金の増額」「役員としての地道な世話役活動をつうじて組合員からの信頼」「原発や反戦などの問題についての論議をもつくりだし市民集会などへの参加」などを「かちとった」と反革命活動の「成果」として並べている。
 だがそもそも「出向」とは何なのか? 外注化された職場に行くことだ。「出向手当獲得」を「成果」とするということは外注化=出向に賛成であり、これを推進するということだ。
 カクマルの春闘スローガンである「広域配転・出向・転籍反対!」とは、手当をもらい外注化(配転、出向、転籍)を推進するためのペテンとして掲げられているにすぎない。カクマルは外注化・民営化の先兵なのだ。外注化絶対反対・出向絶対反対で闘う動労千葉労働運動と階級的労働運動とは正反対、対極にある存在だ。
 さらにカクマルは「非正規職の抜本的待遇改善要求」を掲げている。民営化・外注化、解雇・合理化・人員削減、非正規職化に賛成した上で非正規職の「待遇改善」を求めているだけだ。「抜本的」を付け「左」を装うが、体制内労組の補完物として反革命的延命を図っているのだ。
 そしてこの春闘基調報告は「若い組合員が出向攻撃に……出向手当の支給をかちとる画期的な闘い」と述べている。カクマルは青年労働者の「出向反対」の闘いを「出向手当の支給」をもってたたきつぶし、外注先にたたき出す先兵なのだ。こうした反革命的な労組内活動を「画期的な闘い」として賛美、路線化しているのがカクマルだ。
 崩壊する新自由主義打倒へ決起を開始した青年労働者に襲い掛かる反革命カクマルを打倒しよう。
(M)