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知る・考える 用語解説 非合法・非公然の党/外注化

週刊『前進』06頁(2667号05面05)(2015/02/02)


知る・考える 用語解説
 非合法・非公然の党/外注化

非合法・非公然の党―権力と闘う革命党の原則

 資本家階級にとって、現存の支配体制の転覆をめざす労働者階級の革命運動は常に恐怖と絶滅の対象である。資本家階級とその国家は、プロレタリア革命をめざす労働者階級の党を破壊することで階級闘争全体を圧殺し、革命を阻止しようと全力をあげる。革命党はこの攻撃との日常的死闘下にあり、本質的に非合法の存在である。
 現に今、革命党破壊を狙う日帝国家権力は、革共同に対して24時間・365日の監視体制をとり、あらゆる口実をもうけて弾圧・解体しようと必死になっている。これと闘うためには、党は、そのメンバーや組織構成、活動実態、支持者・協力者との関係などを国家権力から秘匿(ひとく)した、非公然の党として建設されなくてはならない。
 権力はさらに、活動家の逮捕・投獄といった直接的な弾圧だけでなく、党員や支持者への卑劣なスパイ化工作によって組織と運動を内側から破壊しようと画策している。革共同はこうした一切の党破壊攻撃を敢然と粉砕し、合法的・公然的な活動の権利と獲得地平をも断固として守りぬきつつ、階級的労働運動の前進と一体で非合法・非公然の党建設をやりぬいてきた。これは労働者階級の歴史的勝利であり、戦争を革命に転化する今日の闘いの決定的な土台をなしている。

外注化―労組破壊とコスト削減狙う

 外注化とは、それまで直接行っていた業務を外部の企業に委託すること。JRやNTT、原発関連の企業のように、何層にも及ぶ下請け・孫請けや別会社化した子会社に委託することも多い。労組破壊とコスト削減のために使われる。民営化、規制撤廃、非正規職化とともに、新自由主義の中心的攻撃である。
 国鉄の分割・民営化後、鉄道のあらゆる業務が数百の会社に細切れにされていった。労働者が分断され、労働自体がバラバラにされることで生産構造全体が破壊され、安全が崩壊する。JR北海道のように、鉄道会社としての体をなさなくなる。今や自治体の全業務の外注化や公立学校の公設民営化まで狙われている。それは社会全体の崩壊に行き着く。
 外注化は、非正規職化と一体で進められる。「委託契約の解除」を口実に解雇され、「文句を言ったら契約を切られる」と脅される。超低賃金、長時間労働を強いられ、団結権を侵害する不当労働行為や労災責任逃れが横行している。
 逆に、職場の団結を武器に絶対反対で闘うことで、労働者の誇りと力を取り戻し、新自由主義の根幹を打ち破ることができる。動労千葉は、労組破壊攻撃に対し、外注先の非正規職労働者と一体となったストライキで組織拡大を実現し、JR資本の労働者支配を揺るがしている。