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全作業所に国鉄決戦闘う階級的労働組合つくろう 革共同障害者解放闘争組織委員会

週刊『前進』02頁(2722号02面04)(2016/02/11)


全作業所に国鉄決戦闘う階級的労働組合つくろう
 革共同障害者解放闘争組織委員会

戦争前夜の拠点と党破壊の弾圧を粉砕

 世界を揺るがし、歴史を変える大きな力が今、一つの形になっている。労働者階級が資本家階級との最終決戦を決める壮大な闘いに入った。
 米帝による金利引き上げ、「中国バブル」の崩壊は、完全に世界大恐慌の全面的爆発の起爆剤となった。米・日・欧州などの各帝国主義とロシア・中国の大国やスターリン主義国は、市場・資源の勢力圏争いに入り、朝鮮半島―東アジアを起点とする第3次世界大戦=核戦争を引き起こすこともいとわず、絶望的な侵略戦争に突入しようとしている。
 しかし、新自由主義の末期にある帝国主義にとって決定的な「準備不足」が存在している。それは、階級的労働運動の団結形態をつぶせていないことだ。朝鮮侵略戦争突入情勢をプロレタリア世界革命に転化する勢力と闘いが、韓国の民主労総を先頭に歴然と存在しているのである。
 民主労総は、1月25日を期して無期限ゼネストに突入することを宣言した。それに呼応し連帯する日本の闘いが、動労総連合を全国に建設する動労千葉、動労水戸を先端とした国鉄決戦と、7月選挙決戦で爆発しようとしている。
 この戦争前夜情勢下、障害者作業所「オープンスペース街(まち)」への団結と拠点破壊を狙った弾圧を粉砕した闘いの意義は大きい。
 「障害者の真の解放は自身が階級的労働運動を担う主体として、合同労組に結集して闘うことだ」として、「街」は労働者階級の一員として合同労組の中核を担って闘ってきた。地域の生きる寄るべであり、しかも合同労組として結合すれば文字通り地域ソビエト建設の萌芽(ほうが)である。だから国家権力は「街」を根絶やしにすることを狙ってきたのだ。
 それは同時に、地区党建設を柱に拠点建設を推進し、すべての戦線的課題を地区党の正面課題にすえた革共同への弾圧でもあった。この戦争と一体となった、革命党破壊という弾圧を打ち破った団結の力はとてつもなく大きいのである。

社会保障解体は労働者全体への団結破壊

 社会保障解体攻撃はますます労働者階級全体の団結破壊として襲いかかっている。
 朝鮮侵略戦争への突入は一気に攻撃を加速させている。障害者をめぐる作業所への攻撃も、労働者階級全体を総非正規職化にたたき込むことを狙い、そのテコとしてかけられてきている。
 新自由主義下の外注化・非正規職化・労働運動解体攻撃の中で、資本は作業所から「福祉のよそおい」をますます引きはがし、「もうけの対象」として再措定し、大企業に系列化・吸収しようとしている。そこで働く利用障害者や支援員労働者を丸ごと低賃金・無権利化して大資本の〈下請け〉と化し、社会の外注化全体を支える、むき出しの搾取の対象としてすえている。安倍の「一億総活躍社会」の路線とはそういうことなのである。
 鋭角的に言えば、障害者を戦争に動員していくテコとして総非正規職化攻撃があり、そのためには、あらゆる団結を破壊しなければ総反乱の芽を残すことになるのだ。
 障害者差別禁止法と一体となった障害者総合支援法も、資本・国家の「福祉擁護」のこれまでの規制を撤廃し、総非正規職化を実現するものだ。日帝が進める非正規職化攻撃は、国鉄分割・民営化で団結が破壊できなかった総括でもある。動労総連合、階級的労働運動を解体できないままでは戦争に突入することがままならない。だからこそ、10割非正規職化攻撃であり、労働者派遣法の全面改悪がある。
 今こそ、「すべての作業所に階級的労働運動、合同労組を建設しよう!」の方針を掲げて闘いぬこう。国鉄決戦から始まる外注化・民営化粉砕決戦の先頭に立って合同労組をつくり、住宅・職場取り上げと全面的に闘う全国水平同盟高槻支部の植木団地闘争の地平は、その先達(せんだつ)だ。作業所全体を大胆に合同労組に組織しよう。

階級的団結で障害者は人間解放の主体に

 敵は大資本と国家である。この対決軸が鮮明になれば、作業所を資本のくびきから奪還して合同労組・労働組合が全面的に実権を握り、誇り高く労働者としての障害者は生きていくことができるのである。
 階級的団結によって障害者が全人間の解放の主体として照らし出される。ではその路線的綱領的な根拠は何か? 答えは明確である。障害者は労働者階級なのである。この点が、これまでの体制内運動とは決定的に違う。「今日の社会がかかえる部落差別・障害者差別・女性差別などのさまざまな社会的差別……すべては〈賃労働と資本〉という資本主義的生産関係のうえに成り立っており、この土台を覆すことで初めて真の解決への道が開かれる」(『現代革命への挑戦』上、259n)
 障害者が労働者階級の一員として、普遍的な人間解放の力を備えていることは階級的団結によって発揮される。社民やスターリン主義はそのことを徹底的に曇らせてきたのだ。
 7月選挙決戦を1千万人と団結して戦争・改憲を阻止する闘いとして、何よりも地域に闘う拠点を建設する選挙闘争として闘おう。すべての作業所に国鉄闘争を闘う合同労組をつくり出し、すべての障害者の仲間は革共同に結集して闘おう!