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10・9三里塚 朝鮮戦争阻止!第3滑走路粉砕! 市東さんの農地死守を誓う 11月国際行動を呼びかけ

週刊『前進』04頁(2789号03面01)(2016/10/17)


10・9三里塚
 朝鮮戦争阻止!第3滑走路粉砕!
 市東さんの農地死守を誓う
 11月国際行動を呼びかけ

(写真 デモの先頭に立つ反対同盟。右から萩原さん、市東さん、伊藤さん)

(写真 動労千葉のデモ隊列【10月9日 成田市東峰】)


 10月9日、成田市東峰で三里塚芝山連合空港反対同盟が主催する全国総決起集会が開催された。朝鮮侵略戦争切迫情勢のもと、全国から720人の労農学市民が結集し、市東孝雄さんの農地を守り、第3滑走路建設を安倍戦争政治もろとも粉砕することを宣言した。(発言要旨別掲)
 会場は萩原富夫さんの「清水の畑」。午前中降り続いた雨で深くぬかるんでいる。演壇の向きを90度変えて集会場が設営された。旅客機が数分おきに目の前を横切る。この場所はB滑走路の南側延伸を阻止する拠点だ。
 反対同盟は会場の一角で記者会見を開いた。「4者協議会」で全貌を現した第3滑走路攻撃を迎え撃つ決意を明らかにし、記者との熱心な質疑応答が続いた。
 全国労組交流センターと全学連は前段集会で、会場の熱気を高めた。

闘魂盛んなり

 正午、司会の伊藤信晴さんが「本日は第3滑走路との対決の出発点」との第一声を発し、集会が始まった。
 主催者あいさつとして、療養中の北原鉱治事務局長のメッセージが読み上げられた。「この空港は最初から間違っていた」と一刀両断する言葉が参加者の胸に響いた。
 基調報告を敷地内東峰の萩原富夫さんが行った。この間の闘いの勝利の総括を、@市東さんの農地死守決戦、A7・3三里塚50周年東京集会、B第3滑走路計画との対決の3点にまとめ、第3滑走路がとてつもない地域破壊であることを暴いた。そして沖縄、福島と連帯し、安倍戦争政治と対決することを訴え、韓国・民主労総と連帯する11月国際共同行動を呼びかけた。闘争方針として10・17耕作権裁判闘争、来春3・26全国総決起集会への大結集を訴えた。
 連帯のあいさつに入り、最初に動労千葉の田中康宏委員長が立った。工事用臨時列車を中心に連続ストを闘ったことを報告し、労働運動の復権をかけて11月国際共同行動に取り組む決意を表し、11・6日比谷野音への大結集を訴えた。
 関西空港反対住民に続き、全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部の西山直洋さんが登壇した。三里塚への取り組みを強め、11・6日比谷に港合同の仲間とともに決起する決意を述べた。
 大きな拍手に迎えられて、天神峰の市東孝雄さんが発言に立った。市東さんは「最高裁でいかなる判決が出ようと、私はこの地に残り農業を続ける」と不動の決意を表明した。そして「三里塚は不滅。その気持ちをこの背中が語っています!」と、着用したTシャツを誇らしげに示した。反対同盟がつくった、「闘魂ますます盛んなり」の文字と東市さん・孝雄さん親子の肖像がデザインされた特製Tシャツだ。
 反対同盟顧問弁護団が登壇した。最初に発言した葉山岳夫弁護士は「朝鮮戦争絶対阻止」の決意を述べ、農地法裁判控訴審判決を最高裁で覆す展望を語り、「実力闘争と一体の裁判闘争」であることを強調した。
 「市東さんの農地取り上げに反対する会」と、各地の「農地を守る会」が登壇した。群馬の会は9・11高崎集会の成功と群馬合同労組中央タクシー分会の闘いの前進を報告した。茨城の会を代表して発言した動労水戸・木村郁夫書記長は、労農連帯の力で農地を守る決意を述べた。
 全国農民会議が壇上に勢ぞろいした。共同代表の小川浩さんは、「市東さんの農地を守る闘いは日本農民の未来をかけた闘いだ」と強調した。
 続いて反原発を闘う福島からの参加者が壇上に並んだ。マイクを握った椎名千恵子さんは、DVD「三里塚闘争不屈の50年」の上映会開催を報告した。さらに市東さんの農地を守る沖縄の会の発言、婦人行動隊・木内敦子さんのカンパアピールが続いた。
 司会を婦人行動隊・宮本麻子さんに交代し、全国水平同盟、婦人民主クラブ全国協議会、星野全国再審連絡会議の星野暁子さん、動労水戸の国分勝之副委員長などが連帯発言を行った。
 全学連の斎藤郁真委員長の発言で集会は最高潮に達した。三里塚に連帯し、京都大学を先頭に全国で学生運動の復権を必ず成し遂げる決意を述べ、10・21国際反戦デー、11・6日比谷への結集を呼びかけると、参加者は歓呼の声で応えた。

敷地内をデモ

 集会の最後に太郎良陽一さんが「集会宣言」を読み上げ、団結ガンバローを三唱し、反対同盟を先頭にデモに出発。
 すっかり雨は上がった。頭上40bを飛ぶジェット機、大量動員の機動隊、地形を破壊した誘導路----。反対同盟が日々向き合う現実を体感しながらデモは進んだ。天神峰の市東さん宅前から第3誘導路を横切り、ヘアピンカーブを曲がり、南台の市東さんの畑へ。この畑が「への字誘導路」の直線化を阻んでいる。
 この日も到着したデモ隊を豊かに実る作物が迎えた。労農学連帯の力で必ず守り抜くことを全員が心に誓った。

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10・17耕作権裁判・デモ
 10月17日(月)午前9時〜 集会・デモ
 千葉市葭川公園
 午前10時30分開廷 千葉地裁