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農業続ける決意は不動

週刊『前進』04頁(2789号03面02)(2016/10/17)


農業続ける決意は不動

未来担う子や孫のため
 事務局長北原鉱治さん

 第3滑走路やB滑走路の延長計画が、国やNAAから出されました。
 一体政府やNAAはこの50年を反省しているのでしょうか。50年前と同じ過ちを繰り返そうというのでしょうか。1千町歩もの田畑をつぶして滑走路を造ろうというのです。今ある空港を2倍に拡大するということですよ。
 そもそも農民から農地を奪って、この豊かな北総台地に空港を造ることが初めから間違いなんです。こんな無法な計画は絶対に許してはならない。
 市東さんの農地を守る闘いも、正念場です。法を犯しているのは国の側なのです。正義を貫かなければなりません。
 反対同盟は50年間「空港絶対反対」で闘い、今も健在です。国策と対決する闘いは、戦争反対の強い信念を貫くこととひとつでした。再び戦争へと歴史を巻き戻させてはなりません。未来を担う子や孫たちを戦場に送らないため、皆さん、力を合わせて闘いましょう。

沖縄・福島と心一つに
 敷地内天神峰 市東孝雄さん

 最高裁はいつ判決を出すかわからないと言われます。しかし私はどんな判決が出ようと、ここに残り闘い続けます。そしてその時はみなさんも一緒に闘ってください。裁判では勝てないかもしれないが、負けたわけじゃない。自分の生き方を貫くということです。
 第3滑走路建設計画が打ち出されました。しかし成田空港開港から35年で、いまだに年間発着回数は23万回。それを机上の計算で50万回にすると言う。「地域との共存共栄」「雇用も増え町全体も潤う」などと唱えてますが、デタラメです。空港利権に群がる土建屋、不動産屋、商工会の連中が集まっている。騒音に苦しむ地域住民の声を聞くことはありません。
 NAAが話さない第3滑走路の現実を地域住民に暴き、知らしめます。
 動労千葉をはじめとする労働組合、市民運動、国策と闘う沖縄・福島と一つになり、三里塚はこれからも闘い続けます。北原さんの言葉を借りれば「三里塚は不滅です」。その気持ちをこの背中が語っています。

周辺住民と共に闘おう
 敷地内東峰 萩原富夫さん

 三里塚闘争50周年の本年の激闘の1年は、何よりも市東さんの農地死守の決戦として勝利してきました。農地法裁判は上告以来1年2カ月が経過し、最高裁の判決が切迫しています。農地取り上げの違法・無法を訴え、提出署名数は総計2万539筆。上告棄却を許さない大きな力です。千葉地裁の耕作権裁判を一体の裁判として攻勢的に闘ってきました。
 二つ目に7・3三里塚50周年東京集会が630人で大成功しました。
 三つ目に、第3滑走路との闘いです。4者協議会は芝山町に3500bの滑走路を造り、空港敷地を1千f拡大するというとんでもない計画を発表しました。約200戸が移転、新たに約2千世帯が騒音下に入ります。夜間飛行制限の午前1〜5時への縮小は、実質的に24時間空港化です。軍事空港阻止へ周辺住民とともに闘いましょう。
 沖縄辺野古違法確認訴訟での多見谷裁判長による国側勝訴判決、福島での住宅支援打ち切りや帰還強制を許さない。安倍政権を打倒しよう!
 パククネ打倒・朝鮮核戦争阻止へゼネストを闘う韓国・民主労総に連帯し、11月国際共同行動に立ち上がろう。10・17耕作権裁判・千葉地裁包囲デモへ! 3・26全国総決起集会(成田市街地)に結集を!

労農連帯で社会変える
 動労千葉委員長 田中康宏さん

 50年間国家権力に屈しなかった反対同盟の闘いは、日本階級闘争の宝です。その闘いが今、市東さんの農地と第3滑走路建設をめぐり大攻防となっている。今ここにあらゆる力を結集する時が来ました。
 動労千葉は9月13日、16日、27日と工事用臨時列車を対象としたストを打ち抜きました。JRグループ会社ですべての労働者を5年間で全員解雇・選別し、再雇用しても最低賃金労働者にする攻撃との闘いです。
 動労千葉は、民主労総ソウル地域本部とともに、全世界の労働者に向け、11月6日に日比谷野外音楽堂で新自由主義攻撃と朝鮮半島での戦争を阻止する集会を呼びかけています。ぜひ結集してください。こんな戦争が起こる前に絶対に止めなければいけない。
 安倍政権はこれと一体で、戦後労働法制を根本から解体する階級戦争をしかけています。その根本は、国鉄分割・民営化から始まったものです。
 反対同盟の闘いと、労働運動再生の闘いとを固く結合し、社会の根底的な変革をかちとろう。

全国大学で反戦ストを
 全学連委員長 斎藤郁真さん

 三里塚闘争は世界中の労働者民衆を勇気づけ、戦争への策動・準備を止めてきました。反核運動の拠点であるドイツのゴアレーベン反対同盟や、ゼネストに立つ韓国・民主労総の仲間が三里塚闘争に感動しています。
 危機の資本主義は戦争への衝動を強め、核戦争が朝鮮半島で火を噴こうとしています。米韓軍の「作戦計画5027」という朝鮮半島制圧計画で、成田空港の軍事動員がうたわれた。だが、そんなことは許さなかった。私たちが戦争を止めてきたんです。
 京大反戦ストに対して53年ぶりの無期停学処分が下されました。10月3日の抗議集会に対して、京大は65年前の朝鮮戦争の際につくった学内規程を持ち出しました。他方、京大4学生処分撤回署名は5千筆を超え、戦争反対の決意が希望の火として広がっています。
 この処分撤回闘争を突破口に、学生運動の復権、全国大学反戦ストの嵐を! 10・21国際反戦デー行動は東京と京都で開催します。11・6労働者集会、11月国際共同行動へ大結集しよう。