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京大闘争が大爆発 反戦ストへの弾圧 「無期停学」処分撤回へ

週刊『前進』02頁(2790号02面02)(2016/10/20)


京大闘争が大爆発
 反戦ストへの弾圧
 「無期停学」処分撤回へ

(写真 不当処分撤回へ京大包囲デモ【10月3日】)

(写真 昨年10月27日、京大同学会が講義棟を封鎖し反戦ストライキを敢行)


 京都大学で学生たちの不当処分粉砕の闘いが大きく爆発している。
 今年7月、京大当局は、全学自治会同学会の執行部4学生(作部羊平君、阿津良典君、大森靖之君、高田暁典君)に対して、「無期停学」という不当な重処分をかけてきた。
 処分の理由は昨年10月27日に同学会が闘った戦争反対のバリケード・ストライキが「大学の秩序を乱すもの」だったというものである。当局は、4学生の単位履修や大学構内立ち入りまで禁止し、授業料(年額54万円)の納入だけを要求している。しかし、学生たちはこれに屈せず、怒りをもってキャンパスで処分撤回へ闘っている。
 処分撤回の署名運動が展開され、支持と共感が全国に広がっている。10月3日には京大本部時計台前で「処分撤回!京大集会」が開かれ、300人がデモを闘った。
 今回の処分は、安倍政権の戦争法と一体の許しがたい暴挙である。このバリスト闘争への弾圧では、今年3月に国家権力が大学当局の意を受けて6学生を「威力業務妨害罪」で逮捕した。だが、権力は6学生を不起訴釈放せざるをえなかった。にもかかわらず京大当局は、事前の話し合いも異議申し立ても認めずに問答無用で処分を強行した。京大における学生運動への処分は58年ぶりであり、まったく理不尽である。
 しかし、戦争翼賛大学など絶対に許さないという学生の決起は、昨年10月のバリストをこえて拡大し発展している。学生たちは処分白紙撤回と第2次京大バリスト―全国大学反戦ストに向かって闘っている。
 京大弾圧と軌を一にして、警視庁は9月に東京で開かれた全学連定期全国大会の会場前で学生たちに組織的なテロ襲撃を行った。これも京大処分と一体の戦争・改憲攻撃である。しかし、学生の決起で権力の弾圧は完全に粉砕され、全学連大会は圧倒的な成功をかちとった。
 京大弾圧の手先となっているのは日本共産党スターリン主義である。共産党は3月に6学生が不当逮捕された時には「大学施設を占拠した刑法犯」の逮捕は当然と言い放ち、今回の処分でも京大当局内の共産党員がその先兵となっている。絶対に許せない。
 京大のストライキ闘争は、安倍政権の戦争・改憲攻撃に体を張って対決する闘いであり、まったく正義である。不当処分を許すな! 全国で処分撤回署名を集め、京大生と連帯して闘おう。
 新刊『国際労働運動』第14号は京大闘争を特集している。大いに活用しよう。
(連絡・激励先/京都市左京区東竹屋町50熊野寮〔高田暁典君あて〕 京都大学同学会中央執行委員会)