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第17期党学校で

週刊『前進』04頁(2791号04面05)(2016/10/24)


第17期党学校で


 第17期党学校第5回の講義と討論が行われました。今回のテーマは「21世紀プロレタリア革命と『資本論』」です。受講生の感想を紹介します。(編集局)

やはり労働者が読むべきと確信した『資本論』 
 関東青年労働者

 「なぜ今資本論なのか?」「今だからこそ資本論だ」ということが昨今よく言われますが、以前の私は、「『資本論』は労働者には難しすぎるのでは?」とか、「古いのでは?」と思っていました。
 というのも、私が『資本論』に本格的に触れたのが日本共産党に入ってからだったのですが、地元の共産党幹部の人間に「君に資本論はムリだ」「資本論は古典文学のようなものだ」「綱領をもっと読め」など『資本論』を読むこと自体を否定されたのです。それ以来私は、労働者は『資本論』を読むべきではないと思っていました。しかし『資本論』を勉強していくにつれ、やはり労働者が読むべきものだという考えになりました。
 かつて中野洋さん(動労千葉前委員長)が「労働者は勉強が嫌い」と言っていましたが、しかし資本家に勝利するには、労働者自身も知識を身につけていかなければならないと思います。だからこそ、労働組合があり、労働学校があるのです。そうすることで、どのように闘えばいいかもわかると思います。

怒りを形にする武器がマルクス主義だとつかむ
 関東自治体労働者

 マルクス主義がなぜ必要なのか。(怒りが立ち上がる原点だが)「怒りだけではゼネストはできない」というところで考えさせられました。
 確かに!! 職場では、温度差はあっても労働者の仲間はみんな怒っている。低賃金、不安定雇用(1年ごとの雇用契約)、ほかの職場での同じ非正規の仲間の雇いどめ、世の中や安倍への怒り......「まったく許せないよ!」「ふざけるな!」とみんな言う。だけど、それを「形にする」、組織するためにどうするか、が私たちに求められている時代だと思います。
 今日の講義を聞いて、マルクスとエンゲルスが50年をかけて「完成」させた『資本論』は、今でこそ活用しなければと思いました。難しくてなかなかわからない内容ですが、生産力の本質は労働者の力、それが社会の土台にある! 労働の奪還をとおして人間の共同性をとりもどす! だから労働者が主人公にならないといけないんだ! 「資本主義の終わりの終わり」こそチャンスだ、ということを明らかにした本だと思いました。
 労働者の仲間の怒りの根本にあるものを、「これこそマルクス主義なんだよ」と、ともにつかんでいくような関係を職場でつくることだ、というのが今日の感想です。

一日も早い革命実現させるためモスト学びたい
 東京自治体労働者

 『資本論』を歴史年表的に見ての解説はわかりやすく、第1インターナショナルの結成、パリコミューンとの関係などが理解できました。カウツキー、ベルンシュタインの問題などから、レーニンの『帝国主義論』、そしてロシア革命の勝利までについての、バラバラの理解が私の中で一本化されました。
 現在の新自由主義社会は、すでに「生産力がもたらす破壊作業」。『資本論』で言われていたことが、現実に目の前に現れていると思います。
 「人間社会としては成り立たない所にきている」という発言がありましたが、福島の原発事故以降の甲状腺検査打ち切り策動、帰還強制など、人間の生活、生命維持活動を持続させない政策を実行している安倍政権(新自由主義の担い手)を倒さなくてはいけないところにきています。原発問題はひとつの面で、他方面の労務政策などについても同じです。
 11・6国際労働者集会に向けてこれらのことを訴え、一日も早い革命を実現させるためにも、まずはモスト『資本と労働―マルクス『資本論』のわかりやすいダイジェスト』を読んでいきたいと思いました。