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障害者解放闘争の前進 人間的共同社会の実現へ 地区党建設と一体で闘う 革共同障害者解放闘争組織委員会

週刊『前進』04頁(2899号03面03)(2017/12/04)


障害者解放闘争の前進
 人間的共同社会の実現へ
 地区党建設と一体で闘う
 革共同障害者解放闘争組織委員会

1千万と結びつく地域拠点の建設を

 衆院選決戦―11・5労働者大行動―訪韓闘争を頂点に闘われた今秋決戦は、朝鮮侵略戦争を阻止し、戦争情勢をゼネスト―プロレタリア世界革命に転じる飛躍的な前進をかちとった。この闘いの牽引(けんいん)軸をなす動労千葉・動労水戸・動労東京をはじめとする動労総連合建設=国鉄決戦の前進は、ついに連合の丸ごと改憲勢力化を打ち破り、階級的労働運動派が主流派として躍り出る情勢を切り開いている。
 党と労働組合の一体的建設にさらに磨きをかけ、労働運動のできる党、地区党建設への飛躍をかけて、労組拠点と、1千万人と結びつく地域拠点―ソビエト建設を進めよう。この鉄火の闘いの中で階級の指導部を建設し、青年労働者・学生と団結し未来を切り開こう。改憲・戦争・労働改悪の大攻撃を打ち破り、国際連帯でプロレタリア世界革命を実現しよう。

協働実現してきた八尾北労組の闘い

 2017年の闘いを通して、障害者解放闘争は地区党建設の前進の中で本格的な発展の緒についた。血債主義派を打倒し地区党への統一をかちとった党の革命以降、諸戦線は階級的労働運動路線に立脚し、地区党建設の先頭に立って血の汗をかいてきた。
 新自由主義は、資本の野放図な利潤追求に対するあらゆる社会的制約を取り払い、今や社会そのものを破壊し尽くすに至っている。だからこそ、社会のあらゆる領域からの、新自由主義に対する抵抗・反撃の闘いは不可避だ。
 地域の団結とソビエトの拠点として自己を建設することを鮮明にさせた大阪の八尾北医療センター労組の闘いは、その最先端だ。
 八尾北労組とその地区党の闘いは、西郡と一体となって部落解放闘争を担う中で、「差別=分断」論を基本路線として深化させると同時に、障害者解放闘争においても決定的なブレイクスルーを切り開いてきた。障害者労働者との協働を模索し、労働組合と地域で徹底議論することを通して、真に能力主義を乗り越える共同的な労働のあり方を深めてきた。障害者自立支援法(障害者総合支援法)の地域学習会などを通して、障害者自立支援法のもとで苦闘する地域の作業所と結びつき、階級的な共同闘争を切り開きつつある。階級的団結は、現場・地域・地区党の中にこそ、まずあるのだ。

障害者は労働奪還の先頭に立つ存在

 A地区党では、利用者である障害者が労働者として合同労組の分会をつくり、労働の奪還論、人間的共同性の奪還論を指針として先進的な闘いを切り開いてきた。労働によって分断され、労働から排除されてきた障害者にとって労働とは何か、労働の奪還とは何かは、障害者解放闘争の重要なテーマだ。賃労働下の競争と分断のもとにあっても、労働は社会的労働としてしか営むことができない。競争と分断、能力主義を打破して、人間的共同社会を取り戻すための共同性=社会的労働を資本のくびきから解き放ち奪還するのだ。障害者はその先頭に立つ存在であることへの確信が広がっている。
 A地区党はまた、「津久井やまゆり園事件」を機に、地域の障害者施設や福祉労働者の組織化に挑戦してきた。新自由主義による差別・分断と能力主義の極限化、人間的共同性の根底的な破壊が衝撃的な事件を生み出した。だが、この事件を乗り越える路線討議が地区党内外で真剣にかちとられている。
 B地区党は、精神科病院の拠点労組と、障害者作業所を中心にした地域拠点を両輪にしていたにもかかわらず、両拠点の階級的な団結の不在を重要な一因として、一部指導部の思想的・路線的屈服と脱落を生み出した。しかし、これを乗り越える地区党の懸命な闘いが開始された。精神科病院における刺殺事件をも総括のバネに、患者=精神障害者との人間的共同性の奪還として精神科医療労働者の労働の奪還をつかみとり、階級拠点の再確立を果たした。この格闘の中で障害者労働者との結びつきも強化されている。
 C地区党では、障害者枠で任用された障害者労働者の青年の不当免職事件と全力で闘った。苦闘の連続ではあるが、各地の障害者労働者との結びつきを拡大して闘っている。
 D地区党では、障害者労働者の青年が医療福祉労働者の合同労組の中心を担うことを通して地区党指導部へと飛躍し、地区党・マルクス主義青年労働者同盟の建設と星野闘争の先頭に立っている。障害者労働者の青年の中から階級のリーダー、障害者解放闘争のリーダーが輩出されている。
 さらに多くの地区党で障害者解放闘争の具体的な前進が切り開かれている。労働運動のできる地区党へと前進することこそ、障害者解放闘争を発展させる道だ。このことを確信し闘おう。