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築地の移転は止められる! 働く仲間の団結で小池倒そう

週刊『前進』02頁(2902号02面04)(2017/12/14)


築地の移転は止められる!
 働く仲間の団結で小池倒そう

(写真 豊洲移転の白紙撤回を掲げて3月17日に行った築地デモ )

 希望の党の大凋落(ちょうらく)に追いつめられた小池百合子都知事は、破綻した築地市場の豊洲移転をなりふりかまわず強行しようとあがいている。しかし、築地で働く仲間の団結と怒りがこの攻撃に真っ向から立ちはだかって真実を暴き、破綻に追い込んでいる。都庁労働者を先頭に、築地の労働組合と築地で働く仲間が団結し、築地の更地化、豊洲移転強行を阻止しよう!

現場の怒りで移転日程の決定を粉砕

 小池は(豊洲を)「無害化できなくてすみません」「でも移転します」と居直り、石原元知事の「無害化の約束」すらほごにして築地市場の豊洲移転を強行しようと狙っている。
 しかし、圧倒的多数の仲卸は移転に反対だ。小池は11月6日に業界幹部だけで「来年10月移転合意」をぶち上げさせ、移転日を決定しようとしたが、その本性をあらわにした現場無視のやり方に、仲卸を先頭とした現場の怒りが爆発した。
 築地女将(おかみ)さん会や東京魚市場卸協同組合(東卸)有志らによる「全組合員投票」要求の署名は、東卸538のうち273が集まり、過半数を突破した。そして、怒りの申し入れの中で、11月10日に予定されていた新市場建設協議会は延期され、移転日の決定も粉砕されたのだ。
 築地の仲間たちは、「どの面下げて都政に戻ってくるのか」と小池に怒りをたたきつけている。実際に、小池は築地に顔も出せないのが現状だ。もはや小池に、築地に関する発言権も決定権もない。決めるのは築地で働く仲間だ。

解決不能な汚染で行き詰まった計画

 豊洲の汚染は解決不可能であり、いくら追加工事をやっても費用がかさむばかりで無害化はできない。実際、地下水位はどうやっても下がらず、高濃度の毒物が次々と検出されている。 利権の元締めゼネコンすら責任追及を恐れ追加工事を拒否し、入札不調や入札辞退が続出。小池は「入札制度改革」のペテンも投げ捨てて特命随意契約にし、またもゼネコンにぼろもうけさせようとしている。
 加えて小池の「築地は守る」のペテンに企業は豊洲の「千客万来」施設から撤退の動きを見せ、利権狙いの江東区長も、協議が進展しなければ区として豊洲市場受け入れを再考すると言い出した。これに対して小池は、築地を「食のテーマパーク」とする案さえ「考え方の一つ」だとして事実上撤回し、「民間主導で進めていく」と述べ、あくまで築地更地化と移転強行を狙っている。
 また、豊洲移転は2020年東京オリンピックとも一体の攻撃だ。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗は五輪組織委理事会で「早く(築地に)環状2号線を通して五輪駐車場をつくれ」と要求したが、オリンピックに間に合わせるために現場の声も無視して無理やり建設を強行した結果、豊洲は市場としても使えないものとなり、五輪道路と駐車場の建設計画も破綻に追い込まれている。

労働組合が反対を貫き闘えば勝てる

 安倍と農水省は、来年早々の通常国会で卸売市場法の廃止法案を通過させることを狙っている。
 この法案の狙いは、仲卸を排除し、何より民間参入を認めることで公設市場の解体に道を開くことだ。
 日本共産党は小池を絶対に批判せず持ち上げ続け、志位委員長を先頭に小池への幻想を振りまいてきた。しかし、市場、都営交通を始め水道・教育・保育所・病院など東京都の丸ごと民営化と都労連破壊に血道をあげているのが小池だ。
 必要なのは、都庁労働者を先頭に、築地の労働組合と築地で働く仲間が団結し、絶対反対を貫いて小池と闘うことだ。理不尽・不正義の豊洲移転は絶対に止められる。12・17銀座デモで、安倍・小池のもくろみを最後的にうち砕こう。