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改憲と戦争 許さない 各地で国際婦人デー闘争

週刊『前進』04頁(2923号04面02)(2018/03/12)


改憲と戦争 許さない
 各地で国際婦人デー闘争

 1917年のロシア2月革命の突破口となった3・8国際婦人デー闘争を引き継ぐ闘いとして3月4日、各地で集会とデモがかちとられました。(編集局)

●東京
 韓国・旭支会の労働者とともに

(写真 旭非正規職支会の青年労働者らを先頭に沿道からの注目を浴びながら元気よくデモ【3月4日 東京・池袋】)

 東京の集会は130人が結集し、旭硝子資本による解雇撤回へ日本遠征闘争中の韓国民主労総・旭非正規職支会の青年3人も参加しました。ナムギウン首席副支会長は「労働組合で闘い始めてから女性への差別や抑圧についても関心を持つようになった」と語り、3人の闘いに共感した参加者は拍手で応えました。
 基調提起を婦民全国協の婦民新聞編集長・川添望さんが行い、「女性労働者を組合に獲得しよう。婦民全国協を各地につくろう」と訴えました。都庁ふくしま署名解雇を許さない会の柿沼庸子さんが闘いを報告し、星野再審連絡会議の星野暁子さんは6月3日の高松1千人集会への参加を呼びかけました。
 東京・中野区、埼玉・越谷市の自治体労働者が、それぞれ民営化に反対する保育署名の取り組み、正規職と非正規職の団結した闘いへの決意を述べました。一陽会労組の坪井静委員長が医療・子育ての問題を怒りを込めて語り、三浦半島教育労働者部会の労働者は職場で戦争動員に反対することと一体で街頭行動にも出ていると報告しました。
 最後に婦民全国協・東京南部支部が、三里塚と一体で羽田空港の軍事使用狙う増便・低空飛行と対決し、怒りを革命につなげようと訴えました。
 集会後の、ジャンべのリズムと元気なコールによるデモは、休日でにぎわう池袋の繁華街で圧倒的な共感と注目を集めました。

●関西
 泉佐野市議選の必勝へ決起誓う

(写真 「戦争・改憲への怒りを体現して闘う」と中川さんが決意表明【3月4日 大阪市】)

 関西集会は、中川いくこさんを押し立てて闘う5月泉佐野市議会議員選挙の総決起集会として、大阪で勝ち取られました。中川さんは「戦争・改憲への怒りを一身に体現し闘う拠点をつくる。3月24日には婦民全国協泉佐野支部を結成する」と宣言。会場は万雷の拍手で応えました。
 基調報告に立った婦民全国協大阪北支部の深町加代子さんは、「あきらめを怒りと団結に変えてきた私たちの闘いが花開く時だ」と時代認識を核心的に提起しました。統制処分・分断と闘う奈良市従女性部の仲間など3労組が特別報告を行いました。これらと一つのものとして2・28住宅追い出し強制執行を粉砕した京都・東三条の女性、前日結成されたNAZEN北摂などが発言し、会場はあふれるほどの熱気に包まれました。
 最後に、共謀罪の先取り攻撃のかねひろ弾圧粉砕闘争の中から生まれた「星野さんを取り戻す会・兵庫」が特別決議文を読み上げました。
 デモ行進では受験生や女性が手を振り、一緒に拳を上げました。

●広島
 ソンジュの2人招いて反戦集会

(写真 ソンジュの女性【中央の2人】と大江厚子さん【右】を先頭に基町から原爆ドームまでデモ【3月4日 広島市】)

 広島市で「女たちの反戦集会&デモ」を60人の参加で行いました。
 高高度迎撃ミサイルシステム(サード)配備撤回へ闘う韓国・星州(ソンジュ)から女性2人を招き、日韓連帯でトランプ・安倍の朝鮮戦争を阻止することを誓いました。
 会場は「原爆スラム」以来、多くの被爆者や在日朝鮮・韓国人が住み、中国残留日本人帰還者とその家族が集まる市営基町高層アパート(約6千人)にある集会所です。
 集会の基調提起を高陽第一診療所労組の矢田三恵書記長が行い、「ヒロシマから核戦争絶対反対の声を上げよう」と訴えました。
 ソンジュのキムウンジュさんとキムヒョンソンさんが熱烈な拍手に迎えられて登壇。サード阻止の闘いを報告したキムヒョンソンさんは公共運輸労組教育公務職労組員で、非正規の児童館職員として解雇攻撃を直前にはね返しての参加でした。城西(ソンソ)工団労組員のキムウンジュさんは、民主労総の3・8国際婦人デー闘争方針を報告しました。檄布(げきふ)の交換とトゥジェン!で団結を固めました。
 2月26日から3月1日までテグとソンジュを訪問した安芸太田町議会議員の大江厚子さんが、地方切り捨てと米軍機低空飛行訓練の激化に直面する安芸太田町とソソンリ(ソンジュの村)の闘いは一体だと報告。自治労広島の執行部で責任を持つ仲間、広教組の現場の仲間はJアラートは戦争動員のためのもので命を守れないと弾劾しました。
 集会後、基町から原爆ドームまでデモ行進しました。
(高陽第一診療所労組・矢田三恵)

●東北
 雇い止めを阻止する闘いが前進

 仙台市での東北行動は昼街宣で26人がリレートークを行い、集会には宮城、福島、秋田の仲間もかけつけて延べ60人が参加しました(写真)。熱々の一日でした。
 集会の基調報告で「私たちの課題は全部! 全力で福祉奪還の闘いを始めよう!」と提起されました。そして、婦民全国協福島支部長が資本の論理による障害者作業所の変質と闘う決意を述べました。仙台市職労社会福祉協議会支部のAさんは、仲間の5年での雇い止め阻止を訴えました。
 みやぎ連帯ユニオンの雇い止めを撤回させた勝利の報告や、3・11反原発福島行動への参加の訴えなどもありました。
 新しく福島とつながった人たちとの関係を深めていきます。
(婦民全国協宮城支部・谷康子)

●福岡
 被爆者の体験談で核戦争に怒り

 福岡では30人以上で集会・デモを行いました(写真)。2労組が実行委員会に加わり、集会の中心に労組がすわったと実感。北九州合同労組の女性労働者の司会で、婦民全国協福岡支部の代表が基調を提起。「国際連帯で始まる前に戦争を止めよう」と訴えました。
 朝鮮核戦争が超切迫する中で、被爆状況を知るために、長崎で被爆されたAさんと被爆3世の女性労働者の体験を語ってもらいました。「市内は真っ赤で火の海だった。地獄だった。貧血がひどいのも原爆のせい。皆さんと出会って共に活動でき充実している」
 非正規のパート労働者は労働強化問題での団交を報告。若者があふれる天神でデモが大注目されました。
(婦民全国協福岡支部)

●沖縄
 自分の状況語り合い団結深まる

 沖縄では、名護市中央公民館で婦民全国協沖縄支部第3回総会・国際婦人デー集会を開催、支部の確立・発展を確信させる内容豊かな集まりとなりました。
 基調報告と総括・方針を読み合わせし、それぞれの職場や自分の状況を報告し合いました。「生活のためだが産前1カ月前まで働くのはきつい」「会社の有給休暇指定に女性中心に怒りが高まり撤回させた」「非正規職が契約更新へ必死に働くと仕事がもっと増やされる」「女性が集中している職場は権利意識が高く組合運動のリーダーも生まれる」など。参加者の距離が一気に縮まり最後まで笑顔があふれました。
(婦民全国協沖縄支部・和田邦子)