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投獄43年は国家犯罪だ!無実の星野文昭さんを今こそとり戻そう! 6・3星野さん解放高松集会へ 泉佐野・沖縄の高揚引き継ぎ、「改憲阻止!大行進」を全国に 星野暁子さんに聞く

週刊『前進』02頁(2940号01面01)(2018/05/17)


投獄43年は国家犯罪だ!無実の星野文昭さんを今こそとり戻そう!
 6・3星野さん解放高松集会へ
 泉佐野・沖縄の高揚引き継ぎ、「改憲阻止!大行進」を全国に
 星野暁子さんに聞く


 無実の政治犯、獄中43年の星野文昭さん(徳島刑務所在監)を今こそ取り戻そう! 星野さんの解放を求める闘いが、今うなりを上げて大きく前進しています。四国地方更生保護委員会に解放を求める要望書が、労働組合、国会議員、弁護士、宗教者をはじめ多くの人びとから提出されています。43年間の投獄は許しがたい国家犯罪です。6月3日に高松市で全国集会が開かれます。安倍政権の改憲・戦争・労働大改悪を絶対に許さず、泉佐野選挙、5・15沖縄闘争の高揚を引き継いで6・3集会に大結集しましょう。星野文昭さんの妻・暁子さん(星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議共同代表)にお話を伺いました。(編集局)

更生保護委動かす段階に

 ----最初に獄中の星野文昭さんの現状を教えてください。
 私たちの運動は、本当に文昭を取り戻す決意で展開されています。そのことが文昭にもビンビン伝わり、「自分も身を引き締めて、皆と一緒に頑張って行きたい」と言っています。
 ヘルニア、不整脈、湿疹がありますが、運動や食事の自助努力もあり、良い状態を保っています。「暁子が元気だと自分も元気だ」と言います。
 この冬からカイロが使えることになって、文昭も喜んだのですが、霜焼けはしっかりできました。
 ----4月の高松の四国地方更生保護委員会への申し入れはどうでしたか。
 4月24日の申し入れは人事異動でこれまでと様子が違っていました。総務課長に代わって、環境調整指導室の人と事務官2人が対応しました。
 私は、帰住地に関する申し入れを行いました。大家さんからも、文昭と二人で十分に暮らせるアパートだという文書をいただき、提出しました。
 なかなか動かない更生保護委員会を、意見広告や6・3集会で動かしていく段階に入ったと思います。
 ----全国で仮釈放の要望書を集める闘いが進んでいますね。
 要望書は、それを集めることで文昭を取り戻せるという、希望に満ちた運動になっています。自分の周りにいる人すべてからどんどん集める、要望書活動家と言えるような人が出てきています。それがうれしいですね。労働組合の決起も始まり、国会議員の要望書も7人になりました。
 要望書は、文昭を取り戻す意思を直接、更生保護委員会に届けるメッセージです。この機会に、なんとしても文昭の解放を実現したいと思っています。
 ----新聞に意見広告を掲載する取り組みも進んでいますね。
 5月20日頃に四国新聞と朝日新聞大阪本社版の1面全部を使って星野解放を訴えます。数百万人が読み、更生保護委員も読みます。成功させましょう。
 1千万円という大変なお金がかかりますが、私は必ず集まると確信しています。実際に50万円、30万円、10万円を出してくださった方が何人も出ています。掲載を実現するための運動自身が、星野闘争をさらに大きくすると思います。

ブラインド・タッチに感動

 ----星野文昭さんと暁子さんをモデルに、3月に東京で上演された演劇「ブラインド・タッチ」は大きな反響を呼びました。
 私も3回見ました。素晴らしい内容で、深く感動しました。劇の中の二人の設定は私たちと多少違っていましたが、文昭と暁子として違和感はありませんでした。
 主演の高橋和也さんは代々木八幡から渋谷まで歩いて、文昭たちの闘いを実感したそうです。文昭役を豊かに生きていただきました。都築香弥子さんは難しい役だと思いますが、二人の息がぴったり合っていたのが良かったと思います。
 演劇という形で、社会的アピール性を持ち、新聞にも劇評が出ました。

全国から高松に大結集を

 ----高松で開かれる6・3全国集会とパレードはどのような闘いですか。
 私も高松市の会場を見てきましたが、素晴らしいホールです。ここで1千人集会を行い、パレードすることが、社会的影響力を発揮すると思います。これまで高松に行ったことがない人も、「今度は参加するね」と言っています。
 パレードも、風船、音楽、絵など、今までにないものにしたいです。アーケードに溶け込み、運動に関係ない人にも関心を持ってもらうものにしたいです。
 何回も絵画展をやり、申し入れを支えてきた高松の皆さんに感謝します。
 ----最後に全国の皆さんに参加のアピールを。
 6・3集会とパレード、要望書運動、意見広告は、文昭の身柄を直接取り戻す運動です。これまでのあり方を完全に乗り越えたと思います。
 「相手の身になって考える」という生き方を貫いてきた文昭が、運動と一つになって解放をかちとる情勢が来たのです。それは、改憲阻止闘争、国鉄決戦と本当にひとつです。
 全国から皆さんのご参加を、ぜひお願いします。

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星野文昭さんの闘い・再審闘争

(写真 学生時代の星野文昭さん)

 星野文昭さんは、1946年、札幌市生まれ。少年の時から正義感の強い人柄でした。高崎経済大学に入学し、大学闘争、安保・沖縄・三里塚闘争に決起しました。
 星野さんは1971年11月14日東京・渋谷で沖縄返還協定反対闘争のリーダーとして闘いました。国家権力はこの闘いを憎悪し、報復弾圧として、星野さんを、渋谷で機動隊員が死亡した事件の実行犯にでっち上げて逮捕し、無期判決を下しました。だが星野さんは無実です。事件にいっさい関与していません。物証はなく、デモ参加者の「供述調書」のみででっち上げられました。すでに43年間も投獄されています。
 星野さんは獄中から再審を求め、現在第2次再審請求を闘っています。獄中から「労働者民衆は力を合わせ、誰もが人間らしく働き、生きられる社会をつくろう」と訴え、誇り高く生きぬいています。

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無実で獄中43年 星野文昭さん解放全国集会
 6月3日(日)正午開場、午後0時30分開会 集会後パレード
 サンポートホール高松 大ホール(香川県高松市)
 講演/平良 修氏(日本キリスト教団沖縄教区牧師)
  「沖縄と星野文昭」
 主催/星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議