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労働者国際連帯とゼネストで戦争絶対に止める 労働組合再生し安倍倒せ 11・4集会主な発言

週刊『前進』04頁(2989号02面01)(2018/11/12)


労働者国際連帯とゼネストで戦争絶対に止める
 労働組合再生し安倍倒せ
 11・4集会主な発言

(写真 国鉄労働者が外注化・転籍を軸とする第3の分割・民営化と闘い、解雇撤回・JR復帰を貫く決意を表明した【11月4日 東京・日比谷野音】)

 11・4全国労働者総決起集会/改憲阻止!1万人大行進は、全国各地での改憲・戦争阻止!大行進と国鉄闘争全国運動、階級的労働運動の前進を土台として、団結と闘争の決意みなぎる4800人の結集で大成功をかちとった。全国労働者総決起集会の司会を動労千葉副委員長の関道利さんと新潟地域一般労働組合の山口元子さんが務め、改憲阻止!1万人大行進の司会を全学連・洞口朋子さんと婦人民主クラブ全国協議会広島支部の保科衣羽(きぬは)さんが務めた。集会には無実の罪で獄中44年の星野文昭さん、米ロサンゼルス統一教組(UTLA)のアーリーン・イノウエさん、ブラジルの労組ナショナルセンターのCSPコンルータス、トルコの国際労働者連帯協会(UID―DER)、中国鉄道労働者連合会から熱烈な連帯メッセージが届けられた。集会の主な発言の要旨を紹介します。(編集局)

第3の分割・民営化との闘い
乗務員勤務制度改悪を許さない
 動労千葉執行委員 関和幸さん

 JR東日本は乗務員勤務制度の改悪を来年3月に強行しようとしています。乗務員そのものの解体につながる制度であり、絶対に認められません。拘束時間延長と実乗務時間の増加がセットにされています。すでに乗務員が何人も倒れている現状からさらなる労働強化が狙われています。
 台湾の特急列車脱線事故では普段はシフト管理を担当している者が土日だけ応援業務で運転していました。JRは同じことをやろうとしています。
 会社は乗務員勤務制度改悪を強行することで乗務員の労働条件と抵抗力を打ち砕くことを狙っています。労働組合解体の攻撃であり、労働者全体にかけられた攻撃です。乗務員の命と鉄道の安全を守りぬくために3月ダイ改阻止に向けて全力で闘います。

組織を拡大して外注化粉砕する
 動労千葉幕張支部長 山田護さん

 外注化・強制出向から6年が経過した今も委託先のCTS(千葉鉄道サービス)では検修・構内運転業務を担う経験や技術力、養成体制や指導体制はまったく確立されていません。偽装請負、違法行為なしには成り立っていません。
 CTSで働いてわかったことは、あまりにも労働条件や職場環境が悪いことです。職場から団結して闘うなら外注化は粉砕できます。外注化・転籍を阻止する最大の力は組織拡大です。4月の職場代表選挙で関道利副委員長が幕張事業所で代表として出ました。CTS労組委員長との決戦投票と信任投票に勝利し、代表に選出されました。闘う労組の存在と闘いを示し、一人一人に真剣に訴えるなら必ず通じます。組合員の3倍の票が入りました。

合理化への怒り束ねストに決起 動労水戸委員長 石井真一さん

 動労水戸は10月16日と17日に常磐線の車掌の大合理化に反対しストライキ闘争に決起しました。特急の車掌を2人から1人にし、勝田運輸区という一つの職場で28人もの大合理化です。また水郡線のワンマンを拡大することは絶対に許せないんだということで勝田運輸区で運転士2人、水郡線営業所大子運輸科で運転士が2人ストに入りました。
 ワンマン化が結局はバス転換になり廃止になるんだというビラをローカル線の各駅でまき、注目されました。勝田運輸区前でも座り込みをやって一緒に闘おうと呼びかけました。
 闘いはまだ全然終わっていません。動労水戸は先頭で闘います。

解雇撤回・JR復帰へ
安倍政権打倒し解雇撤回させる
 動労千葉争議団 中村仁さん

 一緒に闘っていただいてありがとうございます。動労千葉・動労総連合は解雇撤回を絶対反対で闘ってかちとります。全国で大きな声を上げていく人たちと一緒に、安倍政権を打倒する闘いをやっていきたいと思います。解雇撤回へ先頭で闘います。

国鉄分割・民営化絶対に認めない
 動労総連合1047協議会副代表 羽廣憲さん

 動労千葉争議団とともに、私たちの解雇撤回闘争は32年目に入りました。しかし、私たちは国鉄分割・民営化をどこまでも認めません。
 あくまでも解雇撤回を貫くために、そしてこの国のあり方を根本から変えるために、改憲攻撃と安倍内閣を打倒するまで、最先頭で闘いぬきます。

千葉県労委の大反動と闘いぬく
 動労千葉顧問弁護団長 葉山岳夫さん

 5月28日、動労千葉・動労総連合が1047名闘争の一環として提起した解雇撤回要求の団交申し入れに対してJR東日本が団交拒否したことを弾劾して、千葉県労委に不当労働行為の救済を申し立てました。
 JRの不採用基準は東京地裁、東京高裁で不当労働行為と断定され、最高裁で確定しました。不採用基準はJR設立委員会の委員長が積極的に関与して策定し、87年2月に設立委員会が正式に決定したことも明らかになりました。JRは不当労働行為の直接の当事者です。解雇撤回は当然であり、団交拒否は不当労働行為です。
 しかし、千葉県労委は9月10日、突然に審査を打ち切りました。労働者の団結擁護が任務である労働委員会がJRと安倍政権に加担して自らの任務を公然と放棄したのです。忌避を申し立てましたが、千葉県労委は却下しました。動労総連合は忌避却下取り消しを求めて千葉地裁に行政訴訟を提起し、同時に判決確定までの労働委員会の審査手続き中止を要求しました。
 裁判闘争に全国の弁護士40人近くが代理人として参加を表明し、これに倍する弁護士が参加する予定です。この反動攻撃は、改憲策動と一体です。ともに闘って勝利しましょう。

(写真 ボードを一斉に掲げてアピール)

「働き方改革」との闘い
ブラック企業を許さない闘いを
 合同・一般労組全国協議会/群馬合同労働組合書記長 清水彰二さん

 ブラック企業を許してはいけない。全国に闘う労働組合の拠点をつくる。労働組合の力で世の中を変える。今日の集会をその出発点にしたいと決意します。
 東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会は3人の解雇もひっくり返して闘いをつくりだしています。群馬合同労組でも中央タクシー分会の仲間がパワハラと長時間労働と闘ってきました。そして二十数人の仲間と新しく闘う労働組合の旗を打ち立てています。全国協議会はコンビニ関連ユニオンの準備会を立ち上げ、全国的な組織化に踏み出しました。国際連帯の闘いに立ち、台湾から来日した仲間とともに富士ゼロックスに対する抗議行動を行います。
 関西生コン支部の仲間とともに、弾圧には闘いの爆発で、逮捕には完全黙秘で闘う原則を打ち立て闘いましょう。

こんな理不尽な死に方があるか
 東京過労死を考える家族の会

 私の夫は高度プロフェッショナル労働制度の先取りのような働き方をさせられ、疲れきって投身自殺しました。勤務先にはタイムカードもなく、労働実態を証明することは困難を極めました。人が死んでも労働時間を証明することができなければ、労災認定されず、過労死は減ります。
 過労死というこんな理不尽な死に方ってあるでしょうか。
 高度プロフェッショナル労働制度を導入しない、導入させない、同意しないの「3ない」を取り組む必要があります。過労死はあってはならない! 過労死撲滅のために、お力を貸して下さい。

過労死を繰り返してはならない
 東京過労死を考える家族の会

 過労死は働かせすぎで起こる人災です。労災は認定されましたが、法律違反はしていないと会社は言いました。社内の誰も責任をとることもなく、誰一人処分されていません。組合も過労死を追及することも社員に周知することもなく、一体誰のための、何のための組合なんでしょう。
 今年6月、「働き方改革」法案が強行採決されました。娘を過労死で亡くした母親として、強い憤りがあります。多様で柔軟な働き方という口当たりの良い言葉にだまされてはいけません。一生懸命に働いた挙句、過労死で未来を失うようなことが繰り返される社会にしてはいけません!

日本人と外国人は一緒に闘う!
 多国籍労働者組合専従オルグ

 私は長年、多国籍労組で専従オルグとして活動しています。
 安倍政権は、労働力不足を解消するために外国人労働者の在留資格を拡大すると言っています。日本で生活し働いている外国人は、社会保険未加入、さまざまな差別取り扱い、組合つぶし、雇用の不安定といった問題があります。それらを解決しながら移民政策を考えてほしい。
 日本人労働者と外国人労働者は一緒に闘うしかないんです。

JP労組中央をぶっ飛ばそう!
 銀座郵便局・JP労働組合 星野勝紀さん

 41万郵政労働者を代表して発言します。日本郵政は新人事給与制度と限定正社員である新一般職の導入を強行しました。無期転換制度の1年半前倒し、新一般職の住宅手当廃止は安倍の働き方改革そのものです。6割が非正規という職場をさらに低賃金、無権利化、評価制度で分断支配し、戦争に駆りたてていく攻撃が進行しています。
 郵政民営化は矛盾だらけです。日本郵政の生き残り策はコスト削減と合理化しかありません。郵便車を自動運転にするとかドローンで配達する----労働者をなめるのもいいかげんにしろと言いたい。でたらめがまかり通るのはJP労組中央が存在してるからです。今年の全国大会では4分の1の反対票が入りました。この怒りと結びつき吹っ飛ばしていきたい。

新賃金制度阻止のストに立った
 一陽会労働組合委員長 坪井静さん

 東京練馬区の陽和病院という精神科の病院でケアマネージャーをしています。
 一陽会労働組合は資本の最大の攻撃と対決しています。今年に入り、定期昇給がいきなり凍結。多数派の御用労組幹部との労資結託で新賃金表導入が狙われました。定期昇給6割カット。賃金が下げられ人が辞めていくのに人員補充はなく、このままでは必ず事故が起きます。
 圧倒的支持を獲得し9月27日、ストに立ち上がりました。体制内労組の中から妥結させない組合員が登場し、共に闘うことで今も導入を阻み続けています。新賃金白紙撤回をかちとり、多数派になることをめざします!
 全国の医療福祉の五つの労組で改憲阻止の共同アピールを発しました。戦争絶対反対で闘いましょう!



(写真 闘う労働組合をよみがえらせ、改憲・戦争阻止!大行進運動のうねりの先頭に立つ決意と闘いの報告を、全国の教育労働者【写真上】と自治体労働者【写真下】が述べ、会場の熱気が高まった)

改憲阻止の先頭に
非正規・解雇と闘う組合の旗を
 日教組奈良市書記長 増田順計さん

 私たちは奈良市の市費教員大量解雇を行おうとした市教委に対し、非正規職撤廃、評価制度絶対反対を掲げて闘い、解雇を撤回させました。市教委、行政のあり方は公務員解雇と総非正規化を狙う会計年度任用職員制度の正体そのもの、団結・組合破壊の攻撃です。追い詰められた市長と市教委は組合の存在を認めない攻撃に出ました。私たちはさらなる実力闘争に打って出る準備をしています。
 改憲・戦争を許さない奈良大行進運動の結成を決定しました。現場で非正規化、解雇攻撃と徹底的に闘う教職員組合の旗を全国に掲げ、安倍の戦争・改憲攻撃粉砕の先頭に立つことを決意します。

平和学習の弾圧は絶対許さない
 教育労働者

 県立高校の教師をしています。沖縄の修学旅行の平和学習プリントを作りましたら、校長から米兵少女暴行事件を扱った私のプリントの回収の命令を受けました。抗議して一定手直しすれば再配布はかまわないというところまでいったんですが、今度は県教委が乗り出してきてだめだと。文科省の反動的な手先、県教委がそういう形で検閲し、平和学習を形骸化させ縮小させていく、危険な動きが進んでいます。憲法改悪に反対、平和学習をしっかり教えていきたい。これが私たち教員の願いです。

子どもたちの未来と命を守る
 三浦半島地区教組 船木明貴さん

 子どもたちは追い詰められ苦しんでいます。部活動や勉強で追い立てられて、考える余裕を持たされません。道徳教育で心が管理され評価されようとしています。教育とは言えない戦争教育に踏み込んでいる。大切なことは何も教えられていない。自分たちが出て行く社会がどういう社会なのか、語ってきました。
 子どもたちや青年の未来が奪われようとしている。教育労働者が声を上げなくていけない。そうやって横須賀大行進を立ち上げ、神奈川教育労働者集会という大きな動きにつながってきたところです。子どもたちの未来と命、親の今を守るために、改憲・戦争に反対し進んでまいります。

大幅賃下げ絶対反対のストへ!
 東京・中野区職員 北島一恵さん


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