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獄中同志の新年メッセージ

週刊『前進』08頁(3001号04面03)(2019/01/01)


獄中同志の新年メッセージ

 共謀罪弾圧との闘いが前進している。昨年は吉中誠同志を奪還し、鈴木哲也同志の出獄をかちとった。弾圧との闘いの先頭に立つ星野文昭同志と大坂正明同志の新年メッセージです。その他の同志は第2新年号に掲載します。(編集局)

真に世界史的扉を開く年
 徳島刑務所在監 星野文昭同志

 71年11・14沖縄返還協定批准阻止・渋谷暴動闘争戦士。殺人罪をでっち上げられ87年に無期懲役刑が確定。96年第1次、09年第2次再審請求。12年3月再審棄却決定に対し異議申し立て中。獄中44年。無期確定から31年経過、四国地方更生保護委員会に仮釈放決定を求めている。72歳。

 今年はこれまで蓄積してきた力が地に満ちた怒りと結び、解き放って、労働者民衆の団結した力・闘いによって人間本来の社会を開く、真に世界史的扉を開く年です。
 星野解放をかちとる圧倒的な力をかちとり、国境をこえた団結の力で改憲・戦争を阻止し、搾取・戦争の資本主義を打倒し、人間・労働者民衆が主人公となる圧倒的力を必ずかちとっていきましょう。
 60年、70年闘争は、スターリン主義による抑圧をうち破って、労働者自身が団結し闘うことによって労働者自己解放・人間解放をかちとることができる地平を開き、マルクス主義を鮮明に復活させるものだった。11・14闘争は、沖縄基地を永久化し戦争の道を開くことに反対し、青年労働者・学生のもてる力を根底から解き放ち、体制を根幹から揺さぶるものでした。それを体制の延命をかけて圧殺しようとするのが、星野無期をはじめとする大弾圧でした。
 その圧殺攻撃に屈することなく、どこまでも労働者民衆自身の自己解放・人間解放の力を信頼し、あらゆる労働者民衆への攻撃を自らへの攻撃として闘うことを通して、団結を拡大・強化し、その力で資本とその政府を打倒し、人間労働と人間的共同性を奪い返し、人間本来の社会を実現する道を開きます。そのようなものとして星野闘争はあり、国鉄闘争をはじめとする階級的労働運動があり、民主労総との連帯をはじめ国際連帯闘争があります。
 今、資本主義・帝国主義は、どこまでも強搾取する姿をむき出しにし、その強搾取のための市場・資源・勢力圏の争闘戦----世界戦争・核戦争を拡大しようとしています。これへの怒りは大きく、日韓米、仏・欧州、全世界で労働者民衆が立ち上がっています。安倍の改憲・戦争の道は日本と世界の労働者民衆の怒りによって打倒される道です。
 戦争に反対し、人間的未来をめざし闘ったこと、無実なのに無期31年、獄中44年を強いることへの、こんなことを許して人間の未来はないという人間的怒り、叫びを広げ貫いて星野解放をかちとりましょう。
 更生保護委員会闘争に絶対勝利しよう。同じく、全証拠開示を求め、再審無罪による完全解放をかちとる再審闘争に絶対勝利しよう。
 資本主義・帝国主義が全ての労働者民衆に加える全ての許し難い攻撃、搾取・貧困・戦争によって資本家が富をむさぼり尽くそうとしていることに、全労働者民衆が、労働者民衆全体、自らに対する攻撃として絶対反対で闘いましょう。団結をどこまでも拡大強化し、資本とその政府を倒し、全てを奪い返し、力を合わせ、誰もが人間らしく生きられる人間本来の社会をどこまでも発展させていきましょう。

ロシア革命に学び闘おう
 東京拘置所在監 大坂正明同志

 71年11・14渋谷暴動闘争戦士。殺人罪をでっち上げられ指名手配46年の上、17年5月18日に不当逮捕された。69歳。

 私の逮捕から1年半以上が過ぎましたが、いまだに接見禁止が続いています。裁判もまだめどが立っていません。いささか中だるみぎみでした。そのような時に届けられたのが『ロシア革命 現代世界の起点』です。これを読んでガツンと喝を入れてもらいました。

 ロシア革命本はどれを読んでも感動しますが、この本は際立っています。ロシア革命には、どの観点からしても汲めども尽きない教訓があふれています。革命党の役割、党と労働組合の関係、権力の維持、妥協政策、スターリン主義の発生、世界革命等々、現代革命における課題・教訓が突き出されています。
 私は「革命のダイナミズム」を強調したいと思っています。実にピッタリとした表現で、これ以上の言葉は浮かびません。
 1917年2月から10月に至る短期間のうちに、数百万人という規模の労働者階級を先頭とする諸階級・諸階層が団結して立ち上がり、巨大な爆発力をもって体制をつくり変えたのです。まさにダイナミックと言うほかありません。
 このことを多くの人に知ってもらいたいものです。特に私は、「共産主義の理念には共鳴するけれど、革命などできやしない」と言う人に伝えたいと思うのです。こうした人たちは、〈国家=資本家階級による労働者人民に対する暴力的階級支配〉を変えることはできないとして、この現実を受け入れ、無力感に陥っています。この状況に楔(くさび)を打ち込み、労働者人民が団結して立ち上がりさえすれば、圧倒的多数である人民は勝てるのだということを訴えたいのです。
 この本を読んだ仲間一人ひとりが口コミの発信者となって、この本を薦めてほしいと思います。
 2019年の闘いは、改憲阻止決戦の正念場となります。さらに辺野古新基地建設阻止、戦争阻止、三里塚土地強制収用阻止と重大闘争が連なります。
 これらの闘いの切っ先として二つの選挙闘争があります。特に区議選は首都圏での革命的議員の登場として、勝利をかちとることに大きな意義があります。そして全ての闘いの土台として革命党と労働組合の一体的建設を推し進めることが重要です。
 何より労働者人民の団結をかちとりましょう。
 私自身は課された闘いを、労働者階級人民への貢献となるように全力で闘っていきたいと考えています。19年は裁判が基軸になると思いますが、言うまでもなく、沖縄闘争の一環として辺野古闘争と一体です。不屈に闘い続ける沖縄県民に対する本土の労働者階級の連帯と団結の証しとなるような闘いとしたいと考えています。
 戦争を止める手立ては
 人民の世界を結ぶ
 ゼネストにあり