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広島 安芸太田から 12月定例議会で改憲反対を訴え その力は労働者にある

週刊『前進』04頁(3006号04面02)(2019/01/28)


広島 安芸太田から
 12月定例議会で改憲反対を訴え
 その力は労働者にある


 私は、広島県安芸太田町の町議会議員、大江厚子です。改憲・戦争阻止!大行進広島実行委員会共同代表として闘っています。
 安倍政権は、臨時国会での改憲案提示を断念、通常国会へ持ち越されました。広範な改憲反対の労働運動、市民運動がこの状況をつくり出しました。安芸太田町でも改憲反対の声が上がり、婦民や9条改憲反対のグループが街頭行動や署名活動を行っています。
 私は、12月定例議会で「改憲について」「戦後教育の理念について」それぞれ町長、教育長に真意を問いました。
◆改憲について
 「戦後、戦争だけはさせてはならないとの、労働者民衆の切実な願いが、9条を根拠に戦争を阻止し、そしてその闘いが、また9条を生きた条文にしてきた。自衛隊の明文化は、戦力の保持拡大が国の義務となる。現在、若手自衛隊員が不足しているが、今後、貧困と格差社会の中で、アメリカのような経済的徴兵が加速し、あるいは実際、徴兵制も考えられる」
 「さらに、軍事費が増額され、社会福祉の切り捨て、地方交付税はますます切り詰められ、地方は切り捨てられる。9条は、住民の命に直結する問題であり、住民の命を守る責務を負う町長として、国と対等であるべき地方自治体の長として、町長は先頭に立って反対すべきではないか」
 緊急事態条項への反対も含めて、改憲発議をさせない、改憲反対と声を上げるべきとの重ねての質問に、町長の明確な答弁はありませんでした。
◆戦後教育の理念
 「天皇中心の政治が行われた戦前の日本は、侵略戦争により、アジア・太平洋地域で2千万人以上の命を奪い、日本兵士・民衆310万人以上の犠牲者を出した。この時に子どもたちに教え込まれたのが、天皇のために命を捨てることが国民の最高の道徳だという教育だった。その柱が『教育勅語』だ」
 「戦後教育の出発は、教育勅語の否定から始まった。教育長は、教育勅語の否定を認めるか。学校行事に参列した者に、日の丸・君が代を強制するのか」
 これらの質問で、当初教育長は、教育勅語の否定や「日の丸・君が代」を強制しないことについて明確な答弁を避けていましたが、怒りが湧く中での再再質問でしぶしぶ認めました。
 戦争絶対反対、改憲発議はさせない、教育を戦争体制づくりの手段にさせない、地方切り捨て許さない。その力を持っているのは、労働者民衆であることを、仲間と共に街宣行動や労組回り、議会報告を載せた議会だよりの各戸配布で訴えていきます。(写真は、1・20動労西日本大会であいさつする大江さん