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階級的労働運動と結びつき障害者は19年決戦の先頭に

週刊『前進』04頁(3010号04面02)(2019/02/11)


階級的労働運動と結びつき障害者は19年決戦の先頭に


 障害者と労働者の皆さん! 改憲阻止・安倍打倒のプロレタリア革命をかけた決戦を、1917年ロシア革命勝利の経験をふまえて徹底的に闘おう。その実践は、すでに、ほらぐちともこさんの当選をめざす杉並区議選決戦と階級的労働運動の地をはう実践、改憲・戦争阻止!大行進運動で始まっている。労働運動と結びつき、労働組合の拠点を無数につくり出し、仲間を組織しよう。団結を求め、労働者階級への分断攻撃を打ち破ろう。党と労働組合の一体的建設の先頭に障害者解放戦線が立とう。

施政方針演説で安倍の危機露呈

 通常国会冒頭の安倍施政方針演説は、アベノミクスの破産に追いつめられ、今一歩改憲・戦争と天皇制攻撃に突き進む日帝の反革命演説だった。安倍は「国難突破」をかけて明治天皇の日露戦争中の戦意高揚短歌をその中で引用し、けしかけた。だが誰も振り向かない。安倍は天皇の力を借りなければ何もできない。
 安倍は、「外への侵略戦争」と同時に「一億総活躍社会」「全世代型社会保障」を叫び立て、労働者民衆の生存の破壊、一億総非正規職化、大軍拡と消費増税の「内への階級戦争」に突進しようとしている。
 力説するアベノミクスの正体はどれもインチキ統計データの固まりであり、足元から崩壊している。深刻な労働力不足を障害者、女性、高齢者らをかつぎ上げて乗り切ろうとしたが、「一億総活躍」の看板は障害者雇用数の官製水増し事件等で完全にはげ落ちた。過労死家族の決起も「働き方改革」法4月施行を打ち砕く根源的力を生み出している。

天皇制と五輪は徴兵制と戦争だ

 安倍の経済も外交も「国民融和」も破綻している。1989年の昭和天皇ヒロヒトの大喪(たいそう)の礼は天皇決戦の大爆発で迎え撃たれた。そして今日、天皇の「生前退位」と「上皇・新天皇・皇嗣(こうし」による新体制で改憲日程を貫こうとしている。2月24日の天皇在位30年式典に始まり、4月1日の新元号発表、5月1日の天皇即位、10月22日の即位の礼、さらに20年東京五輪ボランティア体制のどれもが天皇儀式と有事体制づくりだ。
 とりわけ「改憲後」を狙ったオリンピック・パラリンピックでのボランティア動員は完全に徴兵制づくりであり、海外へ兵力を誇示する戦争挑発そのものだ。
 「人の上に人をつくる」天皇制こそ労働者の団結の解体を狙うものであり、人間解放=労働者階級解放の対極にある。戦前の転向も天皇制への屈服以外のなにものでもなかった。「プロレタリア革命の一環として、天皇制の一切の形態を粉砕し、根こそぎに一掃する」(革共同綱領草案)のは、まさに今だ。

階級分断打破し共に革命勝利を

 新自由主義は破産し、労働現場は監獄と化している。障害者福祉の民営化でやまゆり園事件が生み出されたのと一体で、労働現場で障害者雇用の偽装が暴かれ、障害者A型作業所での補助金目当ての資本の大量解雇事件が起こっている。
 しかし、こうした資本の障害者雇用の破綻点から、闘う仲間が続々と生み出されてきている。労働者階級は「団結すれば勝てる」。障害者の決起は労働者階級全体の闘いを強め、資本の非人間的抑圧のすべてを打ち破る労働者自己解放闘争にとって、なくてはならない歴史的闘いだ。「共に生きようとする」障害者解放闘争は、労働者階級の階級形成をかちとり、労働者階級が生産手段と政治権力を奪取し人間の共同性を奪い返していく闘いだ。
 改憲阻止決戦を通して、多くの地区党で障害者解放闘争の前進が切り開かれている。階級的労働運動のひたむきな実践は、労働者階級への分断攻撃を打破し、必ず障害者解放への決起を生み出す。マルクス主義で武装し「労働運動のできる党」への地区党の変革をかちとろう。その中に障害者解放闘争の勝利もある。
〔革共同障害者解放闘争組織委員会〕