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3・11反原発福島行動へ 福島からの訴えC 県民の大反乱必ず起こる ふくしま共同診療所院長 布施幸彦さん

週刊『前進』02頁(3013号01面02)(2019/02/21)


3・11反原発福島行動へ
 福島からの訴えC
 県民の大反乱必ず起こる
 ふくしま共同診療所院長 布施幸彦さん

これからが正念場

 3月11日で福島原発事故から9年目に入ります。原発事故で被曝した福島県民に寄り添う医療をするために2012年12月1日に開院したふくしま共同診療所も、全国・全世界の人々のおかげで、7年目に入ることが出来ています。
 昨年の3・11反原発福島行動は、県内外から多くの人々に参加して頂き、保養に行かれている家族の登壇、住宅追い出し裁判を闘っている人や韓国からのメッセージなど多くの闘う人々が集う場に出来ました。呼びかけ人の一人として感謝申し上げます。
 今年の3・11は、「福島は絶対負けない!」をスローガンに闘います。
 政府は「復興オリンピック」と称して、福島原発事故を「終わらせよう」としています。しかし事故は終わっていません。これからが正念場です。いつ再爆発(再臨界)するかもわからない中での廃炉作業と、被曝作業に従事している原発労働者、増え続ける小児甲状腺がんと、がんと闘いながら懸命に生きている人々、避難指示が解除されても帰らない闘いをしている人々、住宅追い出しや経済的困窮に耐え「自主避難」を続ける人々、子どもを放射能汚染から守るために保養に行っている家族、県の内外で多くの福島県民が今も闘っています。
 全国・全世界の人たちがその闘いを支えています。事故のすべての責任は国と東京電力にあります。彼らに全責任を取らせるまで闘いは終わりません。福島は負けません。島ぐるみで辺野古基地建設阻止を闘っている沖縄の人々のように、福島県民が大反乱を起こす時が必ず来ます。

命の訴えを世界に

 3・11集会と共に、ふくしま共同診療所が中心になって15年から2年に1回「被曝・医療 福島シンポジウム」を行っています。このシンポジウムは県内外で反原発を闘う多くの人々との連帯の場だけでなく、全世界で反原発を闘う人々との国際連帯の場です。過去2回の実行委員長は、昨年3月11日に逝去された、ふくしま共同診療所の松江寛人・前院長でした。
 松江先生は、全日本医学生連合で委員長を務め60年安保闘争を中心的に闘い、卒業後は国立がんセンターで放射線診断部部長となり日本の放射線診断の重鎮として活躍しました。当時76歳の先生が初代院長を引き受けてくださり、診療所は出来ました。放射線科の医師であった先生の口癖は「放射能による被曝はゼロ以外は危険」でした。このシンポジウムも放射能汚染による健康被害の実態を世間に広く訴えねばならないとの先生の信念から生まれたものです。
 第3回の今年は、松江先生の遺志を引き継ぎ、一周忌に当たる3月10日(日)に福島市の「コラッセふくしま」で午後1時半から行います。事故から9年目に入る福島の現実と向き合い、皆さんと共に考え、課題を共有できる場になればと思います。多くの方の御参加をお待ちしています。

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福島は絶対負けない! なくそう!原発 とめよう!改憲・戦争
3・11反原発福島行動19
 3月11日(月)午後1時集会(正午開場)
 開成山公園・野外音楽堂(郡山市開成1―5開成山公園内)
 ※午後3時デモ出発(郡山駅前まで)
 主催 3・11反原発福島行動実行委員会