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無実の星野さん解放を

週刊『前進』02頁(3019号01面02)(2019/03/14)


無実の星野さん解放を


 沖縄闘争を闘い、無実なのに獄中44年の星野文昭さんを解放しよう! この声は辺野古への土砂投入を強行している安倍政権に対する沖縄の怒りと結合し、日本政府を大きく揺るがしています。星野さんは核も基地もない復帰を目指した沖縄の労働者民衆の闘いに本土側で連帯し、1971年11月、渋谷で闘いました。
 デモ隊との衝突で1人の機動隊員が死亡した件で、デモ隊のリーダーだった星野さんがでっち上げ弾圧の標的にされて殺人罪で起訴され、無期懲役で現在徳島刑務所にとらわれています。
 不当逮捕以来44年、無期懲役刑が確定してから31年。現在、四国地方更生保護委員会で仮釈放するか否かの審理が行われています。保護委に対して沖縄で、日本で、韓国やアメリカなど世界各国で「(仮釈放を求める)要望書」が集められ、獄中結婚した暁子さんを始めとする家族や再審弁護団・支援者が保護委への要請行動を重ねてきました。
 そして星野さんの問題を広く知ってもらうため、全国で星野さんが刑務所で描いた絵の展覧会を開いています。沖縄でも4回開催し、多くの方が感動されました。2月17日には沖縄タイムス、琉球新報に「星野文昭さんを自由に・辺野古新基地NO!」の全面意見広告が掲載され、大反響を呼んでいます。意見広告に名前を出した人には友人・知人から「あなたの名前が載っていたねー」「絵画展には行くからね」「あなたはこんなこともやっていたの?」「星野さんのことは知らなかった」と多くの電話が来るそうです。
 辺野古や普天間を始め各地の集会に参加し、要望書への署名を求めています。ある集会では主催者が署名集めのために机を用意してくれ、第二の受付のような雰囲気になりました。机の前に集まった人に見知らぬ高齢の女性が説明を始めていてびっくりし、感動しました。
 意見広告が出てからは、署名集めをするとどこでも「新聞に星野さんのことが出ていたねー」「沖縄に関係してこんなことが起こっていたと初めて知りました」「カンパはまだ間に合いますか」「なんで44年間も?」「運動のリーダーを逮捕するのは山城博治さんと一緒」などの声が返ってきて、次々と署名に応じてくれます。辺野古では2人で署名集めをしていたのに、いつの間にかもう1人が署名集めに加わってくれ、95筆も署名が集まりました。
 星野さんが不屈・非転向で44年も闘っていることが、安倍政権の戦争政策に苦しめられ闘っている人々をひきつけ、結合させ、大きな力を生み出していると実感し感動しています。
 沖縄の力で保護委に星野さん仮釈放の決定を出させましょう。徳島刑務所は酷寒、酷暑、医療や食事も劣悪、72歳の星野さんの命がかかっています。年度末まで、今が勝負! 要望書への署名をお願いします。
(沖縄万人の力で星野さんを取り戻す会・和田邦子)