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知る・考える 用語解説 排外主義−他民族への敵意あおり戦争に動員

週刊『前進』02頁(3021号02面04)(2019/03/21)


知る・考える 用語解説
 排外主義−他民族への敵意あおり戦争に動員


 他民族や外国人を差別し排除すること。または、特定の国を敵国と見なして敵意と憎悪をいだくこと。
 支配階級とその政府は、排外主義をあおることで、労働者人民を分断して自らの支配を維持し、さらには戦争に動員しようとする。
 今日の日本で排外主義の最大の扇動者は安倍だ。安倍は改憲と戦争を強行するため、北朝鮮に対しては拉致問題や核・ミサイル実験に焦点を当て、韓国に対しては自衛隊機へのレーダー照射事件などをでっち上げ、領土、日本軍軍隊慰安婦、徴用工などの問題を使って、排外主義扇動を続けている。貧困や地方の崩壊に対する労働者人民の怒りを、政権や資本主義に向けさせないことが目的だ。
 歴史的に、日本帝国主義は朝鮮・中国に対する侵略と一体で、人民の中に排外主義をあおってきた。とりわけ1923年の関東大震災の後、政府・軍部が組織して朝鮮人・中国人への大虐殺を行い、日本の労働者階級と朝鮮・中国の労働者との間にあった国際連帯を破壊した。
 現在、ヨーロッパでは政府が移民への排外主義をあおっているが、労働者は移民と一緒になってストライキを闘う中でこれをうち破っている。
 排外主義をうち破ることは労働組合にとって大きなテーマだ。動労千葉、関西生コン支部、港合同の3労組が呼びかける11月労働者集会が毎年、国際連帯集会としてかちとられていることは現在の階級闘争の重要な地平である。