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ほらぐちともこは民衆の希望 安倍政権・田中区政と対決し改憲・戦争・民営化粉砕しよう 星野文昭さんを必ず取り戻そう

週刊『前進』04頁(3024号01面01)(2019/04/01)


ほらぐちともこは民衆の希望
 安倍政権・田中区政と対決し改憲・戦争・民営化粉砕しよう
 星野文昭さんを必ず取り戻そう


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ほらぐちともこさんプロフィール
 1988年生まれ、宮城県仙台市出身。2003年、中学2年生のときにイラク反戦デモに参加。08年に法政大学に入学。全学連で「立て看板、ビラの全面禁止反対」「改憲・戦争絶対反対」を貫き、大学の処分攻撃に屈せず学生自治復権のために活動。15年の安倍政権の集団的自衛権行使容認の安保・戦争法に反対し、国会前で体を張って闘う。「前進チャンネル」キャスター。(写真は3月24日、杉並)

 米トランプをはじめとする世界の帝国主義国・大国の支配者たちは、どうにもならない危機の中、新たな侵略戦争・世界戦争への道を突っ走り始めた。特に日帝・安倍政権は、あらゆる手段を使って改憲と戦争への道を押し開こうとしている。その最大の突破口として位置付けられているのが、4月統一地方選挙だ。他方で、日本の労働者人民は3月、沖縄と福島を先頭に全国の地域や職場で安倍への反撃をいくつもたたきつけた。これらの闘いに、獄中44年の星野文昭同志の解放を求める大運動と、3月ダイヤ改定との決戦を打ちぬいた国鉄決戦を基軸とする階級的労働運動が深く結びついている。その一切を4・21杉並区議選でのほらぐちともこさん勝利に結実させ、階級的力関係の転換をかちとり、安倍の改憲プランを粉々に打ち砕こう。残り3週間を「組織、組織、組織!」を合言葉に闘い、必ず勝利をもぎとろう。

沖縄と国鉄で怒りの反撃

 3月16日の沖縄県民大会は、県民投票で示された辺野古新基地建設絶対反対の43万4273人の団結を引き継ぎ、1万人を超える大結集をかちとった。沖縄の怒りは若者を先頭に、世代を超えた新たな決起と団結を生み、ますます燃え上がっている。にも関わらず安倍は3月25日、新たな区域への土砂投入、護岸工事を強行した。これに対して、沖縄の不退転の実力闘争が安倍の改憲・戦争攻撃と真正面から激突している。
 この沖縄の怒りの決起と、星野同志奪還の闘いは完全に一体だ。3月19日に行われた院内集会で沖縄選出の糸数慶子参議院議員は「沖縄への差別と人権無視。それを思って闘ったのが星野さん。皆さんと思いを一つに、最後まで闘います」と発言した。国連人権理事会への通報や外国人特派員協会での記者会見など、星野同志奪還闘争は次々と新たな層を加え、巨大な陣形をもって、国家権力中枢を揺るがしている。
 さらに、動労千葉ストライキを先頭に動労総連合は、JRの3・16ダイヤ改定攻撃に総反撃をたたきつけ、19春闘の勝利を切り開いている。
 動労千葉は、習志野運輸区で本線運転士がストライキに突入した。ストに決起した津田沼支部の相馬正利支部長は、今回のダイ改で実施が始まった乗務員勤務制度改悪で、電車の運転が「生身の人間がやる労働ではなくなっている!」と怒りを込め、「私は来年定年を迎えるが、このストは私が若い人たちに残す最後のメッセージだ」と訴えた。
 この動労千葉の闘いを先頭に動労水戸の勝田運輸区前座り込み闘争、動労西日本の2波の春闘スト、動労神奈川のストとデモ、動労福島でのストが打ちぬかれている。さらに動労連帯高崎は、職場の過半数を組織する闘いで雇い止め攻撃を粉砕した上に立って、3月23日敢然とストライキを打ちぬいた(詳報2面)。
 安倍政権とJRをはじめとする日本の資本家階級は、改憲・戦争攻撃と一体で「労働組合のない社会」をつくりだすために、春闘を完全に抹殺しようとしている。それは、連合のような闘わない組合であっても「労働組合」の存在それ自体を許さないという攻撃であり、関西生コン支部への大弾圧とも一体の攻撃だ。天皇代替わり儀式を使った5・1メーデー圧殺攻撃はその頂点だ。動労総連合の闘いは、この攻撃を根幹から打ち破る歴史的な決起として打ちぬかれている。
 3月決戦はさらに、福島原発大事故から8年が経つ中、「2020年復興オリンピック」を打ち砕く福島の「マグマのような怒り」の存在を示した。これらの地平を引き継いで4月、いよいよ安倍への全労働者民衆の怒りを総結集した大決戦にうって出るときだ。

「戦争か革命か」が問題に

 3月25日、東証株価が650円の暴落を記録した(一時は700円を超える暴落)。「アメリカ第一」を掲げた米トランプの中国に対する貿易戦争は、GDP(国内総生産)世界第1位と第2位の経済大国の激突であり、世界貿易の急激な収縮をもたらしている。アメリカは世界経済全体に打撃を与えることで、自分の首をも締めあげている。しかしこれは、トランプを一層の保護主義と貿易戦争にかりたてる。中国への侵略戦争から世界戦争に向かう「負のスパイラル」が始まっている。
 これは「トランプだから」起きていることでもなく「政策の失敗」でもない。資本主義が資本主義である限り、ほんの一部の資本家たちの延命のために、分割されつくした世界市場、資源、領土、勢力圏を再分割する世界戦争に突進せざるをえない。あれだけ騒いだ「ロシア疑惑」でトランプに「十分な証拠なし」とされたのは、没落するアメリカが帝国主義であり続けるために、アメリカの支配階級が結局トランプを選択したということだ。
 しかし何よりも重要なことは、UTLA(ロサンゼルス統一教組)を先頭とする教育労働者のゼネストがトランプを追いつめていることだ。アメリカをはじめとしてイギリスやEU(欧州連合)、韓国など全世界で「戦争か、労働者階級による革命か」が問題になっている。
 日本もまったく同じである。だからこそ安倍政権は、どんなに不正・腐敗が暴かれ危機に追い込まれても、一切を開き直って改憲・戦争へ突き進む以外にない。それは単なる憲法の法制的変更にとどまらない。日本の労働者人民が歴史的に形成してきた「戦争だけは絶対に許さない」という意識を根絶・一掃し、排外主義と愛国主義の下に組み敷き、戦争に総動員しようとする大攻撃だ。怒りの決起で粉砕しよう。

杉並区議選に勝利しよう

 この決戦はすでに火を噴いて始まっている。すべての職場、地域が激突となる中で、杉並区議選でほらぐちともこさんが当選するか否かが最大の焦点だ。
 ほらぐちともこさんは、戦後反戦闘争の先頭に一貫して立ってきた全学連の歴史を引き継ぎ、大学キャンパスで不屈に闘い、現在の高原委員長体制を生み出した闘士であり、組織者だ。そして今また杉並における元都議会議員の長谷川英憲さんや元区議・北島邦彦さんの闘いを引き継ぎ、「田中区政と一部のゼネコン・医療資本が地域を食い物にする阿佐ケ谷再開発絶対反対」を掲げ、多くの区民と結びついて闘っている。
 そして何より、ほらぐちさんは「若者の声を杉並から!」を掲げ、「前進チャンネル」キャスターとして10代・20代を中心とする若者と結びついている組織者・リーダーだ。
 沖縄の情勢が示しているように、青年の決起と勝利は、全世代の決起と世代を超えた巨大な団結をつくり出す。ほらぐちさんを中心とする青年・学生の勝利は必ず新たな情勢、新たな労働運動、学生運動、新たな労働者の組織と展望をつくり出す。
 だからこそ、職場や地域で闘う仲間、星野さん奪還へ闘うすべての読者の皆さんに訴えます。3月に切り開き、打ち立てたすべての力を杉並に集め、ほらぐちさんを絶対に当選させよう。ほらぐちさんとともに星野文昭さんを奪還し、改憲・戦争を阻止しよう。4月選挙の大勝利の上に、5・1天皇制攻撃と対決する階級的なメーデーを打ちぬこう。