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大坂正明同志 堂々闘う 裁判員裁判をやるな 第2回公判前手続きで攻防

週刊『前進』04頁(3028号04面01)(2019/04/15)


大坂正明同志 堂々闘う
 裁判員裁判をやるな
 第2回公判前手続きで攻防


 3月27日、東京地裁第429号法廷で大坂正明同志の裁判の第2回公判前整理手続きが行われました。大坂同志は1971年の沖縄返還協定批准阻止11・14渋谷闘争を星野文昭同志と共に闘い、同じく殺人罪などをでっち上げられ、46年にわたって指名手配攻撃と闘ってきました。17年5月の不当逮捕から約2年、東京拘置所に勾留され、いまだに接見禁止が続いています。大坂同志は「星野さんのように闘おう」とアピールし、その不屈の意志を鮮明にしています。

争点整理と称し非公開実質審理

 今回の公判前整理手続きでは、大坂同志の意見書と弁護団の免訴申立書を裁判所に出し、断固とした戦闘宣言を発しました。
 大坂同志は意見書の中で自らの無実をはっきりと述べ、安保・沖縄闘争の正義性・正当性を堂々と主張しました。
 弁護団の免訴申し立ては、訴訟能力を失った渋谷闘争被告の奥深山幸男さんを亡くなるまで裁判に縛り付けた裁判所の拷問的対応を違法・不当なものとして弾劾し、大坂同志の公訴時効がとっくに成立していることを明らかにしました。そもそも47年も前の事柄に関する裁判自体が成り立ちません。直ちに大坂裁判をとりやめ、大坂同志を解放せよ!
 今回で2回目となる公判前整理手続きは、裁判官と検察官と被告人・弁護人だけで行われています。公判前整理手続きの1回目と2回目の間は三者協議という手続きで、ここに被告人はいません。これらが裁判員裁判のための争点整理と称して全て非公開で行われています。しかもこの手続きが実質は事実をめぐる攻防本番なのです。
 裁判官は、「でっち上げだというのなら、被告人がいつ、どこで、何をしていたのか明らかにせよ」「弁護側立証計画も出せ。今出さなければ裁判になってからは出せない」とでたらめな要求をしてきています。断じて許せません。

大坂同志にだけ屈辱的身体検査

 裁判の原理・原則をことごとく破壊する裁判員裁判は憲法違反です。
 この日の裁判所への押送時、東京拘置所と東京地裁は大坂同志に対する不当な取り扱いを昨年に引き続き行いました。押送車両内ではカーテンで仕切り、外の景色が一切見えないようにしただけでなく、大坂同志に対してだけ裸にして身体検査を東京拘置所と裁判所で行ったのです。なぜ服の上からやらないのか。なぜ裁判所に着いてからも行う必要があるのか。大坂同志に屈辱感を与え、屈服を迫る暴挙です。昨年の弁護団の抗議と今年の事前の申し入れにもかかわらず強行したのです。大坂同志も強く抗議しています。
 大坂同志に対し公然と人権侵害を繰り返す対応こそ、日帝・国家権力が大坂同志の存在と闘いを恐れている証しです。獄内外一体となった闘いで必ず粉砕しましょう。

朝日デマ報道に撤回と謝罪要求

 大坂裁判弁護団は、大坂同志の逮捕直後に朝日新聞が「警察官の襟元に油/大坂容疑者関与か」の大見出しで悪質なデマ報道を行ったことに対し、記事の撤回と大坂同志への謝罪を求めていました。
 これに対して朝日新聞社「報道と人権委員会」は正式に審理対象に決定し、4月4日、同委員会による弁護団への聞き取り調査が行われました。
 しかし、許しがたいことに、朝日新聞社側は弁解に終始しました。「他の報道機関も似たような報道を行っている」「(星野同志を無期懲役にした)確定判決で、死亡した機動隊員に油をかけたと認定されている」というのです。冗談ではありません。星野同志も大坂同志もこの機動隊員死亡には一切関与していません。報道は百%虚偽です。
 このようなデマ報道は裁判員に予断と偏見を植え付けるもので、この一事をもってしても裁判員裁判は成り立ちません。大坂裁判を裁判員裁判から即刻除外せよ! 
 不屈に闘う大坂同志と団結し、大坂裁判の勝利を闘いとろう。