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阿佐ヶ谷再開発計画 説明会で怒り爆発 杉並区は勝手に進めるな!

週刊『前進』04頁(3040号03面04)(2019/06/03)


阿佐ヶ谷再開発計画
 説明会で怒り爆発
 杉並区は勝手に進めるな!


 杉並区議会議員選挙と洞口朋子さんの上位当選で「阿佐ケ谷駅北東地区再開発」問題は一挙に焦点化し、白紙撤回の運動が勢いづいています。特に5月24日の説明会には、会場いっぱいの60人を超す人々が集まり(写真)、区側の「説明」が終わると会場から一斉に疑問・質問が殺到し怒りが爆発しました。
 「どこが理想のまちづくりだ! 小学校がどうして病院の跡に行かなきゃならないのか! 西友ができただけで、魚屋も八百屋も靴屋も店をたたんだ。パールセンターも反対している。住んでる人間のことも考えず、勝手に決めるな!」
 「区はこれまでも、説明会で意見を聞いたと言って、結局反対の声を押しつぶしてきた。欅(けやき)の森は区民の財産だ。病院跡地の汚染・除去費用も区が負うことになりかねない。子どもの健康問題、児童館廃止など、阿佐ケ谷だけの問題ではない。全区民の住民投票をするべきだ」
 「河北病院、杉並第一小学校の移転はいつどういう動機で決まったのか?」
 「説明会を重ねたと言うが少人数の参加でどんどん進めるやり方はおかしい」
 「まちづくりというのなら区民と共につくっていくのが本筋だ。再開発には全国で反対運動が起こっている。責任者が田中区長なら出てきて答えるべきだ」
 洞口議員も終始挙手して闘いましたが、司会は意図的に洞口さんを当てず。しかし、次々と続く区民、住民からの追及発言が大きな拍手とともに区を追いつめました。区はまともな回答もできず居直りに終始し、早々に会を終えましたが、残って職員に迫る人も何人もいました。議論をリードしたのは他ならぬ「阿佐谷懇談会(仮称)」の面々でした。選挙中から会合を重ね、研究し、行動を起こし「大手不動産資本の幻想に乗るな。アベノミクスのだましに杉並で一矢報いよう。そのためにも絶対反対の洞口さんを議会に送り込もう」と奮闘した皆さんの本領が発揮され、団結が一層確かになりました。
 今回の説明会には、区の河原副参事ほか関係課長らが勢ぞろい。杉並区は「北東地区まちづくり計画は今年3月に策定された」と強弁し、「本年中に都市計画審議会を経てスケジュールを決定する」としています。河北医療財団、欅興産、杉並区の3者協定を踏まえて、土地交換に手を付け、区画整理事業を推進しようとしています。さらに地区計画の手法で周辺地域も含めた全面的な再開発を行おうというのです。3者協定を地元を無視して取り結び、周辺地域・商店街に立ち退きや建て替えを迫ろうというのです。こういうやり方も田中区長の一貫した手口です。
 5月末からいよいよ区議会が始まります。議会の内外、特に地域の労働組合と住民がしっかり連帯し、阿佐ケ谷再開発を必ず白紙撤回させましょう。新たな闘いに杉並は今燃えています。
(杉並・茅原まり)