■羅針盤 動労総連合を全国につくろう

月刊『国際労働運動』48頁(0459号01面01)(2014/12/01)


■羅針盤 動労総連合を全国につくろう

(表紙の写真  香港政府庁舎前で携帯の光を掲げるデモ隊【9月29日】)


▼日帝・安倍の絶望的な延命策動と真っ向から激突し勝利する路線こそ「動労総連合を全国に」という革命的方針だ。動労千葉や動労水戸を先頭とする動労総連合がJRで主流派=第一組合になることこそ労働者の未来を開き、プロレタリア革命に勝利する道だ。
▼動労千葉や動労水戸の国鉄1047名解雇撤回、外注化阻止・非正規職撤廃、被曝労働拒否の闘いは、国鉄闘争全国運動を発展させ、既成のナショナルセンターを超えた闘う労働運動の大再編をつくりだしつつある。東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会が解雇を撤回させ、実質無期雇用で職場復帰をかちとった地平がそれを示している。この間、腐敗した帝国主義労働運動と決別し、動労千葉派の労働運動に次々と合流が始まり、11・2労働者集会の大高揚がかちとられた。
▼安倍政権は、終身雇用・年功賃金・8時間労働制を最後的に解体する最大焦点を公務員労働運動の解体にすえている。動労総連合を全国につくる闘いと一体で、公務員労働運動が労働者の未来をかけた大攻防となった。国鉄(JR)、自治体、教労、郵政の4大産別を先頭に、全産別で帝国主義労働運動の腐敗した幹部どもから労働組合権力を奪い取り、動労千葉派・階級的労働運動派の労働組合拠点をつくりだそう。
▼11・29星野全国集会と、日米ガイドライン再改定粉砕の12・6全学連国会デモを圧倒的に闘いとろう。沖縄知事選の「オール沖縄」を打ち破り、階級的労働運動の力で辺野古新基地建設を絶対に阻止しよう。
▼戦争・改憲と特定秘密保護法の12・10施行など治安弾圧の安倍を打倒し、今臨時国会での労働者派遣法大改悪を粉砕しよう!