週刊『三里塚』
[メニュー][トップ]

全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 杉井医師講演の衝撃 新歓企画に参加して 全学連三里塚現地行動隊長

週刊『三里塚』02頁(0894号02面01)(2014/04/28)


全学連三里塚現地行動隊日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 杉井医師講演の衝撃
 新歓企画に参加して
 全学連三里塚現地行動隊長

(写真 4・20首都圏学生新歓企画が神田で闘い取られた【神保町区民館】)

 全学連は、「大学改革」粉砕! 大学の主人公は学生だ! 武田君への無期停学処分撤回! を掲げた4・25法大解放総決起集会の成功に向け全力で取り組んでいます。全国大学で新歓決戦が闘われ多くの新入生との結合がかちとられています。
 4月20日には、ふくしま共同診療所の杉井吉彦医師を招いて行われた首都圏の新歓講演会が開かれました。
 福島県は小児甲状腺がんと原発事故との関連について一貫して「関連は考えにくい」と否定してきました。しかし、福島原発事故の健康影響を調べる福島県民健康調査に内部から反論が出るなど、福島の現実そのものが国家権力をぐらぐらにしています。「放射能安全神話」、福島切り捨てと闘う最先端がふくしま共同診療所です。
 冒頭、杉井さんは、自らの原点である大学時代の経験を語りました。医療ミスに関するビラを受け取ったところから、医療のあり方について疑問や怒りを持ち、3日後には自分もビラをまいていたこと。その結果、許可なくビラをまき、はり、医療の妨害を行ったとして、処分を受けたこと。しかし、「医者である前に、人間的な怒りを持ち、どこまで持続していけるのか、想像力の問題、そうしたことが大事だと思う」。そして、カンボジアやアフガニスタンの難民キャンプで働いたときの経験も踏まえ、「帰る展望がない人たちが仮設で暮らしている福島の状態は、まさに難民キャンプだ。もう3年間、住み続けている。帰りたくても帰れない。展望が見えない。避難者も十何万人。親類の誰かが避難している。未曽有の事態が起こっている」と述べました。
 さらに「いくら慣れだとか風化とか言ったって、福島現地では、線量とか、核燃料の取り出しとかが毎日行われ恐怖にさらされている現実がある」 「現状について何度も把握しなくてはならない。なぜ診療所をつくらなければならなかったのかわかる。これから何が必要かもわかってくる」
 「全体どれだけ放射性物質が出たのかわからない。どれくらい受けたかもわからない。空間線量から計算する以外にない。そして県の調査は信頼できないと多くの人びとが答えている」「チェルノブイリで甲状腺がんが発病したのは4〜5年後。事故当時0〜4歳の乳幼児ほどがんになる」と被曝実態の深刻さを次々に暴露、会場には驚きと怒りがあふれました。
 テレビ朝日の「報道ステーション」の映像も使われた講演には活発な質問が出され、「福島の思いを共有しよう」との機運に包まれました。

福島と三里塚結び

 参加した私も、福島と三里塚を結びつけることの大切さを実感しました。新歓企画の成功を引き継ぎ、4・25法大解放総決起集会の成功から、沖縄をめぐる攻防に勝ち抜き、市東さんの農地裁判=6・25第2回弁論にむけて全学連三里塚現地行動隊は先頭で攻め上ります。
 現地では同じ日に第12回目の周辺一斉行動が闘われ、貝阿彌裁判長の早期結審策動と対決する2カ月間決戦に突入しました。何よりも3万人署名の達成が力になります。共に勝利まで闘いましょう!