週刊『三里塚』
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10・9集会 720人の結集で大高揚 京大に続き、11・6集会成功へ突破口開く 労農学の力で安倍政権を倒し三里塚勝利・朝鮮戦争阻止へ

週刊『三里塚』02頁(0953号01面01)(2016/10/10)


10・9集会 720人の結集で大高揚
 京大に続き、11・6集会成功へ突破口開く
 労農学の力で安倍政権を倒し三里塚勝利・朝鮮戦争阻止へ

(写真 市東さんの農地死守・最高裁決戦勝利、第3滑走路粉砕を意気高く宣言した10・9全国集会【成田市東峰】)

(写真 新たな仲間も加え敷地内を横断するデモに出発【10月9日 成田市東峰】)


 北朝鮮への潜水艦攻撃などを内容とする米韓合同軍事演習が10月10日、始まった。朝鮮戦争・核戦争の切迫情勢と対決して、10・9三里塚全国総決起集会が、全国の労農学人民720人の結集で戦闘的にうちぬかれた。「反戦の砦」破壊攻撃との対決である市東孝雄さんの農地死守・最高裁決戦の勝利、さらに、緊迫する第3滑走路推進攻撃と対決するために、いっそう強固な陣形を作ることが確認された。特に、国交省、NAAなど「4者協議会」による第3滑走路攻撃に対して反対同盟は会場で記者会見を行い、弾劾声明を発して、怒りを噴出させる周辺住民との連携を強調した。市東さんの5万人署名達成へ。第3滑走路計画を粉砕を。

 10月9日、反対同盟は、「最高裁による強制収用許すな! 第3滑走路粉砕! 安倍政権打倒! 三里塚全国総決起集会」を東峰・萩原富夫さんの清水の畑で開催した。
 雨が降りしきる悪天候にも関わらず全国から720人が参加し、命がけで立ちあがっている韓国・民主労総ゼネストと固く連帯し、反戦の砦=三里塚闘争50年の地平の発展をかけ、市東さんの農地死守、第三滑走路粉砕を高らかに宣言した。
 集会は、反対同盟事務局の伊藤信晴さんの司会で始まり、北原鉱治事務局長のメッセージが読み上げられた。反対同盟事務局からの基調報告を萩原富夫さんが行い、この一年の闘いの総括と闘いの方針を提起し、11月国際共同行動への決起を呼びかけた。
 連帯のあいさつを動労千葉の田中康宏委員長、関西新空港反対住民、全日建運輸連帯労組 ・関西地区生コン支部の西山直洋さんが行った。田中委員長は「反対同盟50年の闘いと国鉄闘争30年はこの時代に対する反撃の拠点だ」と述べ、労働運動の復権、国際連帯で戦争を止めること、労働者と農民への階級戦争を止めるために11月東京―ソウル国際共同行動への決起を呼びかけた。関西生コンの西山さんは、三里塚の闘いを関西でも広げる決意を語った。
 満場の拍手の中登壇した市東孝雄さんは、「どんな判決が出ようと、ここに残り闘い続けます。その時は、一緒になって闘っていただきたい。自分の生き方を貫くということで、これからもみなさんと共に闘っていきます。北原さんの言葉をお借りすれば三里塚は不滅です。とそういう気持ちでこの背中(孝雄さんと東市さんの顔写真と『闘魂ますます盛んなり?と書かれた特製Tシャツ)が語っています」と不動の決意を明らかにした。
 続いて、反対同盟顧問弁護団が連帯のあいさつに立った。事務局長の葉山岳夫弁護士が、朝鮮戦争絶対阻止を訴え、第3滑走路の違法性、裁判闘争とりわけ高裁・小林反動判決を最高裁で打ち破る決意を表明した。
 「市東さんの農地取り上げに反対する会」と各地の「守る会」が登壇した。群馬の会は、群馬合同労組の清水彰二委員長が中央タクシー分会の闘いを紹介し、空港から労働者の決起を作り出す決意を語った。茨城の会は動労水戸・木村郁夫書記長が、「援農に取り組み反対同盟の絶対反対の意思をあらためて学んだ。何かあれば反対同盟の一員のように現地に駆け付けつける」との決意を語った。
 全国農民会議の小川浩共同代表は、北総の農民は決起するという確信も固く、韓国の農民の闘いと連帯し、TPPと安倍農政との対決を訴えた。 続いて、「沖縄・福島・三里塚一体で国策と闘う」として、福島の椎名千恵子さんが9月21日の福島でのDVD上映と座談会の報告を行った。沖縄からのあいさつを受け、経産省前テントひろばのメッセージが読み上げられた。
 カンパアピールでは、婦人行動隊の木内敦子さんが「市東さんの農地を守る闘いを二重三重にしよう」と呼びかけた。
 後半は、司会を婦人行動隊の宮本麻子さんに交代。住民・市民団体からのアピールが行われた。住宅たたき出し攻撃と対決し、狭山再審闘争を闘う全国水平同盟、婦民全国協、星野再審連絡会議の星野暁子さん、今年30周年を迎える動労水戸などがともに闘う決意を表明した。
 共闘団体からの決意表明で、斎藤郁真全学連委員長は、京大4学生の処分撤回を通して、学生運動の復権をかちとる決意を表明し、10・21国際反戦デー〜11月国際共同行動への大結集を呼びかけた。集会宣言とスローガン採択、団結がんばろうを反対同盟事務局の太郎良陽一さんが行った。
 市東さんを先頭とするデモ隊は、大量に動員された警察権力の規制をものともせず、「第3滑走路粉砕」、「市東さんの農地死守」を叫び、最攻防点になっている南台の市東さんの畑まで意気高くデモを貫徹した。

記者会見で第3滑走路を弾劾

 11時30分から反対同盟は集会場で記者会見を行い、「4者協」による第3滑走路の承認を弾劾、説明会に抗議行動を行うことを明らかにした。