週刊『三里塚』
[メニュー][トップ]

第3滑走路反対住民と団結し 市東さんの農地を守り抜こう

週刊『三里塚』02頁(0955号01面02)(2016/11/14)


第3滑走路反対住民と団結し
 市東さんの農地を守り抜こう


 日帝・最高裁は、市東孝雄さんの農地法裁判で10月25日、上告棄却決定を下した。今回の決定は、「初めから結論ありき」の国策決定であり、農民の命より国益を優先する農民殺し決定≠セ。
 それは「農民としての誇り」「天神峰の地で生き抜く」決意を語る市東さんの人生を破壊する究極の人権侵害だ。それは同時に、260万農民に対する抹殺$骭セだ。農地法による農地の強奪、数々の違法、文書の偽造を不問に付した大谷決定は、TPPと一体の農業・農民破壊攻撃であり、断じて許すことはできない。
 さらに大谷決定は、朝鮮侵略戦争の超切迫情勢の中で、反戦・反権力の砦としての三里塚闘争の破壊攻撃である。朝鮮半島では、民主労総のゼネストを最先端に、2千万労働者の決起が始まった。日帝・安倍政権は米韓と一体となってこの朝鮮侵略戦争に参戦しようとしている。この戦争攻撃に対して、軍事空港粉砕を掲げ、労働者人民の先頭で闘う三里塚闘争への破壊攻撃だ。
 そしてこれは、日帝の空港政策の危機を突破するための反対同盟破壊攻撃だ。安倍政権のインチキ経済政策=アベノミクスはその正体を完全に露呈した。「訪日客4千万人」計画なる空論にすがりつかなければ、経済浮揚を望めない所にまで、危機を深めているのが日帝経済だ。このためにこそ、第3滑走路、Bラン1000b延伸、深夜・早朝便の延長からなる「空港機能強化」策をゴリ押ししており、そのための反対同盟破壊攻撃だということだ。
 しかし日帝・最高裁の思惑は完全に打ち砕かれようとしている。反対同盟は決定が出た直後の27日、記者会見を行い、「この決定にひるむことなく強制収用阻止へ断固として決起することを宣言する」と表明した。
 同時に、第3滑走路に対する騒音下住民の決起がついに始まった。「空港間競争など住民の生活に関係ない」「なし崩しに深夜飛行時間を延長しない、という約束を守れ」などの怒りが噴出している。
 われわれは最高裁決定によって、南台の畑の約6割と市東さん宅の向かい側の農地、建物が強制執行の対象となったことを見すえ、労農連帯を軸とする農地死守の陣形を強化・拡大するとともに、北総地域の数万の住民と固く連帯して、この決戦に勝利しよう。