週刊『三里塚』
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4者協議会粉砕、市東さんの農地死守 3・4芝山町現地闘争―3・8請求異議裁判へ 騒音地獄の「強化案」撤回へ 相川町長の集会妨害許すな

週刊『三里塚』02頁(0985号01面01)(2018/02/12)


4者協議会粉砕、市東さんの農地死守
 3・4芝山町現地闘争―3・8請求異議裁判へ
 騒音地獄の「強化案」撤回へ
 相川町長の集会妨害許すな

(写真 反対同盟・市東さんを先頭に全国の仲間が空港敷地を縦断する新年デモ【1月8日】)

(写真 決戦本部で朝の打ち合わせ【2月5日】)


 安倍政権は米トランプの核戦争宣言を「高く評価する」と全面支持し、戦争・改憲へと突進している。軍事空港の完成=首都圏空港機能強化案との闘いは、戦争・改憲攻撃を打ち破る最先端の攻防である。戦争のために住民を叩きだし、騒音地獄、落下物被害で住民の生活と安全を破壊する機能強化案は白紙撤回以外ない。2〜3月の闘いで4者協議会粉砕を! 市東孝雄さんの農地強制収用を阻む裁判も、裁判長による早期結審策動の中で正念場を迎えている。三里塚芝山連合空港反対同盟の呼びかける3・4芝山現地闘争―3・8請求異議裁判・デモに集まろう。

 空港機能強化案との闘いは熾烈(しれつ)な攻防となっている。安倍は施政方針演説で「2020年までに発着枠を8万回増やす」と宣言した。1月31日、千葉県と空港周辺9市町の首長(空港圏自治体連絡協議会)が成田空港会社(NAA)と国交省に要望書を提出した。すでに昨年12月、森田健作千葉県知事は成田空港の機能強化案に伴う空港周辺全体の地域振興基本プランについて、「年度内を目指す」と答弁し、県はプラン策定を急ピッチで進めている。そして早ければ年度内にも、これら周辺自治体側からの提案をペテン的に一定程度受け入れるという形をとった4者協議会での「合意」が狙われているのだ。だが、こんな出来レースは断じて地元住民に受け入れられはしない。
 そもそも、空港への要望をいくら取りまとめようが、機能強化案の是非を住民に直接に問わなければ何の意味も持たない。空港への要望をもって「地元住民の同意」とみなすことは、議論のすり替えであり絶対に許されない。「地元住民の同意」がなければ機能強化案は絵に描いた餅にすぎないのだ。
 新たに騒音・落下物被害が拡大する横芝光町では全世帯アンケートが行われ、騒音・落下物・安眠妨害などへの不安が多くの住民から出されている。その抜本的解決は白紙撤回以外にない。
 また、第3滑走路予定地とされ、深夜早朝の飛行時間延長で激甚な騒音被害にさらされる芝山町でも住民の怒りは深く激しい。「地域振興策」なる金をいくら積まれようが、命と生活を奪われるわけにはいかないのだ。2月末まで同町で開催される住民説明会において怒りはさらに燃え広がろうとしている。
 相川勝重芝山町長は、こうした住民の不安や怒りの激しさを十分に分かっているからこそ、3月4日に予定している機能強化に反対する反対同盟の集会とデモを妨害するという暴挙に出ている。1月29日、3か所目の会場使用申請に対して町の職員は「相川町長の指示で機能強化に反対するものに会場は貸さない」と明言した。
 しかし、追い詰められているのは相川の方だ。反対同盟から脱落し、条件派となり住民の命と生活を踏みにじる空港推進の先兵へと転落した恥多き人生を正当化しようとも、国家権力と真っ向から闘い「絶対反対・労農連帯」を貫く反対同盟がある限り不可能だ。自ら率先して反対運動つぶしの先頭に立つことで、自己を正当化しようとするあさましさに住民が気付かぬはずはない。
 地元に住む一人の住民の生活や命を守れなくて、何が空港との共存共栄か、何が日本経済の発展だ。反対同盟52年の闘いの継続の精華である市東孝雄さんの農地をめぐる生活と命を守る闘いは、今や自らに降りかかった問題として空港周辺住民全体の課題となった。
 2月住民説明会攻防の勝利から、3・4芝山現地集会、3・8請求異議裁判・デモ、4・1全国集会を打ち抜き、4者協議会粉砕へ! 地元住民と心を一つに闘おう。
 現地調査、援農、天神峰カフェなど現地での受け入れ態勢は万全だ。労働組合・学生自治会、地域の仲間を組織し、反対同盟と交流しよう。