週刊『三里塚』
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団結街道

週刊『三里塚』02頁(0998号01面06)(2018/08/27)


団結街道


 比較的長期保存ができ、寒さに強い。夏でも収穫できる。炒めてもゆでても焼いても漬けても生でも様々な料理方法で食べられるキャベツ▼現在の結球したキャベツは人間が長い時間をかけて品種改良したものだ。誕生は12〜13世紀。そもそも人間が意図的に介入しなければ自然界には結球する野菜はなかった。なぜ結球させたかと言えば、繊維が多く食べづらかった青菜に栄養を過剰に与えることで結球させ、葉を柔らかく白くする(白軟化)ためだ。その結果、レタスやキャベツは生食に耐えうる野菜となった▼日本では大根おろし、薬味のねぎなどごく一部を除いて生で野菜を食べる習慣はなかった。生野菜サラダの普及は比較的最近のことだがキャベツは例外で、1899年に誕生したとんかつ(カツレツ)の普及とともに親しまれるようになった▼キャベツは、第2次世界大戦で種子の輸入が途絶えたことで、民間育種家によって独自の品種改良、栽培、採取に関する研究が進んだ。様々な料理方法が考案され都市需要が増加、軍隊、工場、学校給食などで味噌汁、漬け物、煮物などの日本食にも取り入れられた。現在では原産地であるイタリアやフランスの3倍から6倍も生産しており、世界でも有数のキャベツ大国だ▼市東さんこだわりのキャベツは一般に流通しているものとは違い、生で食べても柔らくて美味だ。産直野菜を食べよう。