週刊『三里塚』
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北総の空の下で 要望書 嘘つかぬ野菜作り

週刊『三里塚』02頁(1004号02面04)(2018/11/26)


北総の空の下で
 要望書
 嘘つかぬ野菜作り


 早い時は10月末に来る初霜がまだありません。高温でスクスク育つ葉物と半年かけてじっくり育った根菜類、例年より出荷が早まったキャベツとブロッコリー、それに夏野菜のピーマンまで加わって11月半ばの産直定期セットは満載です。
 12月20日の判決を見すえて、急きょ裁判所に向けた要望書集めが始まりました。市東孝雄さん宅と野菜事務所に毎日続々と封書が届き、カンパが振り込まれています。19日提出分1026通。添えられた一言一言に皆の思いが詰まっています。
 空港闘争と直接かかわっていない野菜会員の皆さんからも「家族の健康を支えてくれる畑を奪わないで」「食は人を良くする基本です。食を支える良質な農地をお守りください」 「土に触れてびっくりしました。癒しの土壌です」「市東さんの野菜のファンです」等々切実な声がたくさん届きました。近所の方は「一生懸命良い野菜を作る姿を見ています。その畑を取らないでください」と書いてくれました。
 高瀬裁判長は、要望書に目を通す誠実さを持ち合わせているのだろうか?と自問しつつも、私自身が裁判所を包囲する人垣の存在を実感できました。市東さんの「嘘をつかない野菜作り」が地中に根を張って、枝葉が広がっています。
 19日の耕作権裁判では、空港会社が裁判所命令に従わず黒塗り書類を撤回しない一方、警備態勢は目に見えて強化されています。判決までの一カ月決戦を全力で!
北里一枝