週刊『三里塚』
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ピンスポット 米ヘリ墜落した高江の農家訪ね 事故への怒り深く 米軍の土持ち去りを阻止

週刊『三里塚』02頁(1006号01面04)(2018/12/24)


ピンスポット
 米ヘリ墜落した高江の農家訪ね
 事故への怒り深く
 米軍の土持ち去りを阻止


 10月31日、全国農民会議沖縄支部代表の宮城栄信さんと2人で、昨年10月に米軍ヘリが墜落・炎上した東村高江の牧草地(写真)の所有者である西銘晃さん(65)を訪問しました。西銘さんご夫妻が歓迎してくれ、沖縄防衛局に対して提出した私たちの抗議文と機関誌「ゆい」を手渡しました。
 西銘さんは、「事故のあと土地の補償は終わったが、作物(収穫前の牧草)の補償は金額に違いがあり、終わっていない。米軍は最初、畑の土を全部持っていこうとしたが『それはやめてくれ。仕事ができない。落ちたところだけ持っていってくれ』とやめさせた」と言っていました。また米軍が他から持ってきた土を入れようとしたが、それも拒否し、別の畑の自身の土を入れたとのことでした。
 そして「90歳の父が経営している養豚場の糞尿を堆肥にして、この土をつくり、30年かかった。だからいい牧草が出来ている」と、土づくりへの強い思いを語ってくれました。
 事故のことやその後の状況を聞けたこと、何よりも西銘さん自身の事故への怒りと農民としての誇りを感じることができました。
(全国農民会議沖縄支部 山城信康)