週刊『三里塚』
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全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 歴史的決戦の年 改憲を絶対に阻む 全学連三里塚現地行動隊 二川光

週刊『三里塚』02頁(1007号02面02)(2019/01/01)


全学連三里塚現地行動隊日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 歴史的決戦の年
 改憲を絶対に阻む
 全学連三里塚現地行動隊 二川光

(写真 デモの先頭で横断幕を掲げた【12月20日】)

 2019年は改憲・戦争をめぐる大決戦の年です。安倍政権は昨年冒頭から「憲法9条を変える」と宣言し、過去最大の軍備増強にひた走ってきました。同時に、現代の「奴隷制」である外国人研修制度を改悪し、入管難民法の改悪、辺野古への土砂投入を強行しました。
 同時に、全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部や京都大学で闘う学生への不当逮捕・起訴を立て続けに行いました。
 職場においてもキャンパスにおいても街頭においても安倍政権との攻防に勝ち抜いて、「絶対反対」で闘う旗を守り発展させられるかどうかが今年の課題だと思います。
 昨年は三里塚の現地において、反対同盟・市東孝雄さんの農地を守り抜く大きな節目の年になりました。一昨年の10月の最高裁決定から約2年間、強制執行を止めるための請求異議裁判が闘われてきました。千葉地裁民事第5部・高瀬順久裁判長は、昨年12月20日の請求異議裁判判決で市東さん側の主張を一切切り捨てる反動判決を下し、強制執行停止を取り消しました。絶対に許すことはできません。
 しかし、私たちは裁判闘争だけでなく現地での集会や裁判所を包囲するデモ、全国で活動している学生や労働者の方々から署名や要望書を集めて闘いを広げてきました。 この力によって東京高裁で係属部が決まるまでの強制執行停止決定を勝ちとりました。
 闘えば敵の攻撃を押し返し、状況を変えることはできます。東京都の清掃労働者を中心とした自治体労働者は、過去最大の賃下げを阻止するために職場で事実上のストライキを行い、そのことが原動力となって実際に賃下げを止める力関係が生み出されています。
 今年は反革命のシンボルである天皇の代替わりの年でもあります。「平成」の30年の間に起きたのは、「自己責任」という言葉のもとで、貧困と格差が膨大に生みだされたことです。企業の利益を優先する一方で、電通労働者の過労自殺に見られるように、簡単に人が殺されていく資本主義社会の現実を今こそ変革しなければなりません。
 53年目をむかえた三里塚闘争は、どのように今の現実と立ち向かえばいいのかを示してきたからこそ、学生や若い労働者が心を寄せる闘いになっています。
 今年は歴史を分かつ大決戦の年となります。1月28日から通常国会が始まります。4月には新元号の発表と統一地方選、5月1日の天皇即位、そして7月には参院選が予定されています。三里塚闘争のように闘いの歴史を継承し、青年・学生と共に全国の力でこの決戦に勝ち抜きましょう。
 市東さんの農地を守るための強制執行実力阻止の陣形を拡大し、多くの人々の怒りを束ねる先頭で現地行動隊も全力で闘い抜く決意です。常時、現地調査と援農を待っています。昨年を超える闘いを今年こそやります。共に闘いましょう。