週刊『三里塚』
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大地の響き 投稿コーナー

週刊『三里塚』02頁(1007号02面06)(2019/01/01)


大地の響き 投稿コーナー

無農薬野菜を広げる
 農地を守る会・江戸川 岸上雅博

 12月20日、千葉地裁で親子3代100年耕作してきた農地の強奪を認める反動判決が出された。
 判決直後の報告集会で、市東孝雄さんが「どんな攻撃に対しても立ち向かい、農地を絶対に死守する」と強い決意を語った。(写真
 もとよりこの闘いは、市東さん一人の闘いではない。全日本いや全世界人民の闘いを象徴している。もし、安倍がこれを強行するなら、安倍の首が吹き飛ぶだろう。そういう内容を秘めている。
 53年の三里塚闘争は、成田空港建設の当初プランの3本の滑走路のうち横風用滑走路を粉砕した。今運用している滑走路でさえ、誘導路部分に市東さんの農地があって、への字に曲げた形に追い込んでいる。
 二十数年前、政府・空港公団(空港会社の前身)は「二度と強制的手段はとらない」と公言した。ところが空港会社は、民事明け渡し訴訟を起こし、本来農地を保護する趣旨の農地法で強奪することを認める反動判決が最高裁で確定した。請求異議裁判は、その判決の執行を2年間止めてきたが、今回、千葉地裁は再び極反動判決を下ろした。
 動労千葉の田中康宏委員長は「今日から勝利に向かっての新しい闘いが始まることを決意しよう」と訴えた。現地決戦本部は国策と対決する全国の人々とつながり、天神峰での座り込みと監視行動を開始した。
 私は市東さんの農地を守る会・江戸川として、市東さんらが提供している無農薬野菜を東京の地で広げる。昨年は年末にかけて、注文が圧倒的に増え、会員から賛同署名も多く寄せられた。
 改憲・戦争阻止決戦の一環として、市東さん農地決戦・空港機能強化との闘いを、無実の政治犯・星野文昭さん解放、沖縄・辺野古新基地建設阻止の闘いと共に、絶対譲れない闘いとして闘い抜く。