週刊『三里塚』
[メニュー][トップ]

ピンスポット 貨物機同士が接触事故で損傷 「事故に該当せず」!? 国交省の発表はごまかし

週刊『三里塚』02頁(1013号01面04)(2019/04/08)


ピンスポット
 貨物機同士が接触事故で損傷
 「事故に該当せず」!?
 国交省の発表はごまかし


 3月21日午後8時25分頃、空港貨物地区の「ランプエリア」と呼ばれる区域で、全日空の貨物機が後方に移動中、停止していたフェデックス社の貨物機後部に接触。全日空機の方向舵(だ)や、フェデックス機の後部エンジンの排気口などが損傷した(写真)。
 両機はいずれも成田発上海行き。けが人はなかったが、運航を取りやめた。A滑走路も一時、点検のため閉鎖した。
 成田空港会社(NAA)は22日、地上の航空機を誘導するNAA社員が、駐機場の全日空機を車両で後方に動かす「プッシュバック」の許可の際、近くにフェデックス機が止まっていたのを確認していなかったことが事故の要因だとした。
 国土交通省は29日、この貨物機同士の接触について、「同機の損傷規模が小さく、航空事故に該当しない」と発表した。運輸安全委員会の調査対象にしないと言うのだ。
 しかし、全日空機の尾翼の方向舵は大きな穴が開き、フェデックス機の排気口部の傷も深く、重大な損傷だ。
 安全確認ミスは、NAAの過密労働の結果であり、労働者に責任は一切ない。NAAの事故責任をあいまいにする国交省を許すな。